奇想、天を動かす

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評判

奇想、天を動かすの評価:

3.71/5点 レビュー 38件。 S ランク

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平均点3.71pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 1〜20 1/2ページ
No.40
(1pt)

ミステリを期待したのに

作者の思想ばかりが主張されている印象が拭えず萎えてしまった。
ミステリを期待して読んだのに他人の思想を長々と演説された気分。金を貰ったら読んであげてもいいレベル。
改訂完全版 奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 改訂完全版 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
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No.39
(5pt)

ハウダニット&ホワイダニット

吉敷竹史シリーズの改訂完全版が相次いでリリースされると知り、未読だったので、これを機に読んでみようと思った。本作は1作目ではなく、けっこう後の作品らしいが、傑作の呼び名が高いため最初にリリースされたのだろう。裏表紙には「社会派と本格派、二大推理潮流が奇跡的に結晶した大傑作」とある。

比較的長い作品なのだが、とても読みやすいので、どんどん読める。犯人は最初から分かっているので、本作はフーダニットのミステリではない。ハウダニットの部分が本格ミステリであり、ホワイダニットの部分が社会派ミステリ、という趣向である。その真相が徐々に見えてくる過程に面白さがあった。

実のところ…ハウダニットの部分に関しては、ディクスン・カーのトリックにも似た「そんな!!!!(笑)」という印象がなきにしもあらずだが(もちろんよく練られていることは瞠目に値するが)、ホワイダニットの部分がそれを補って余りあると思う。島田荘司の思想や考えにも触れられる、興味深い内容だった。

島田荘司はアジアのことが大好きなのだろう。僕も台湾やタイが大好きなので、シンパシーを覚える。アジアでは華文ミステリの新人賞として知られる島田荘司推理小説賞も開催されているし(今もかな?)、島田荘司といえば台湾などでは「推理之神」なのだ。このあと月に1作ペースでリリースされる3作品も楽しみにしておこう。
改訂完全版 奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 改訂完全版 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
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No.38
(4pt)

いぶし銀のミステリー

中山七里さんのミステリー小説指南本で紹介されていて購入。
ちょっと古い作品ですが、消費税、冤罪、在日朝鮮人とこの作品で取り扱われた諸問題が解決どころか悪化の一途を辿ったことには暗澹たる気持ちになる。
社会問題に取り組む意欲作でありながら、ミステリーの外連味がありタイトル回収も見事。
シリーズ物の一作らしいですが、本作品単体で十分満足できますよ。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.37
(2pt)

過度の期待は禁物です。

世間の評判がすごくいいので読みましたが、期待が大きすぎてダメでした。そもそも最初の消費税をめぐる殺人の説明が全然納得が行かない。トリックがルパン三世みたいだし。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.36
(5pt)

推理小説の古典

中山七里さんの本に載っていたので拝読。なるほど、推理小説は色あせないと感じました。正直、いまの推理小説は奥行きがない感じがしている。この本は、最後のほうまでなにがなんだかわからなかった。まさに、奇想天外な事件であり、それを解く刑事に感服。
 しかし、小麦粉で爆発するのか?
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.35
(5pt)

私の島田作品の原点

もちろん占星術もすごいけど、
最初は地味な消費税殺人事件と見えたものが、
容疑者の過去を追求していくととんでもない事実が現われてくる。
奇想、天を動かすとはそのままで、
そのスケール感たるやこれまでにない。
吉敷が結果的に暴いてしまった動機がまた歴史を巻き込んで深い。
深くて哀しいけど、日本にはこんな時代があったのだと忘れないでいたい。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.34
(4pt)

大変壮大な物語

奇想天外で壮大な物語。とても面白かった‼️
ただ一点、トリックに無理があるのが残念。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
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No.33
(2pt)

謎解きは無いに等しく、社会派も蛇足

とある人がすごく褒めてたので読んでみたんだけど、
最初に壮大な謎が提示されるが、
あるひとつの小さなトリックを除いては、あれも偶然、これも偶然で、
物語前半の「これはどういうトリックがあるのだろう?」という
ワクワクドキドキには反してあっけない尻すぼみな終わり方だと感じた。
社会派の部分も鼻につく感じで蛇足。

途中まではまあまあ面白かったから星2つ。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.32
(4pt)

ドグラマグラ的奇想天外なミステリー

あまりに奇抜な流れと設定に最初は戸惑うが、そこをいつの間にか強引に話に引き込んでいく筆力と構成力は抜群。まー多少の無理筋なところも小説の遊びの範疇として楽しめる所が島田作品の魅力か。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.31
(4pt)

みんなに勧めたい本

昔、読んだのですが友達にも読んで貰いたくて購入しました。
きれいに梱包してくれて、カレンダーのポストカードまでいれてくれており、また利用したいショップです。
奇想、天を動かす―札沼(さっしょう)線五つの怪 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす―札沼(さっしょう)線五つの怪 (カッパ・ノベルス)より
4334028349
No.30
(2pt)

なんでこうなるかなあ・・・

いわゆるミステリーの三大要素ですが
・フーダニット(犯人は誰?)
 乾物屋の女主人を殺害した犯人は、最初からわかっていますよね。
・ホワイダニット(犯行動機?)
 最初はこれが大きな謎で、ぐいぐいと話しに引き込まれましたね。
 本当に久しぶりに素晴らしい読書体験をしてる感じがしましたね。
・ハウダニット(犯行方法?)
 これは女主人に対することではなく(こちらは刃物でブスッですからね)
 30年前の真冬に北海道で発生した不可思議な事件についてのことですね・・
で、社会派ミステリーとしての側面もあり、冒頭のとびっきりの謎に対しての結末
での論理的な解決による「段差の美」という作者の思い入れも、一応は成功しています。
(若干トリックに力技的な部分はありますが、それは本格物としての許容範囲です)
ただどうしても一点だけ許容できないところがあり、星二つとさせていただきます。
本格物にありがちなフィクションとしての致命的な欠点ですが
まず間違いなく大切な肉親が殺された時、自己保身のため、アリバイ作りのためとはいえ
人間ってこんな手のこんだ意味不明な行動は、ほぼ100%しないですよね・・
こんな行動をとる必然性が全くないですよね!
突然起こった悲しみと自分のとった行動に茫然自失となり、こんな手の込んだ偽装工作なんて
絶対考えつかないですよね。せめて憎き裏切り者の後を追いかけるとかならまだわかりますが・・
前半の話しでこの犯人の悲惨な半生を知った時、犯人の物悲しい姿や行動に感情移入しました。
それが三十年のあの日に、こんな大げさなまるで怪人二十面相みたいなことをしますか?
それまでの犯人の人物造形が台無しです。
社会派ミステリーがいきなり少年探偵団に様変わりしました。
何度も言いますが、愛する肉親の死体に対してこんなひどい事をしますか?
このまま死体を埋葬して消え失せても、あの状況なら誰も怪しむものなんかいませんよ・・
かえってあんな目立つような行動をする必然性が全くあいません!
前半がとても素晴らしかっただけに、この致命的な不自然さには納得できません。
作者が提言する「段差の美」に無理にこだわるから、こんな違和感のある話になってしまうのです。
社会派ミステリーと言えば、数年前に読んだ宮部みゆきさんの「火車」にとても感激した記憶が
あります。犯人の人物造形が素晴らしくその行動には必然性があり、不自然なところが全くなく
フィクションとして完成されていました。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.29
(5pt)

感動しました

以前読んだことがありましたがまた読みたいと思っていました。切なく悲しく感動しました。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.28
(5pt)

これぞ、島田荘司・社会派ミステリーの金字塔。ずんと胸にこたえる、読みごたえ満点の作品でした。

二十ん年ぶりの再読。

社会派ミステリーとしての、骨太かつ重いテーマ。幻想的、怪奇的な事件の謎と、途方もないトリックの離れ業。
改めて、「凄ぇ作品だなあ」と思いました。めちゃくちゃ面白かったです。

「おどるピエロの怪」「吊るし首の死者」「白い巨人」「ピエロと女」。江戸川乱歩風の雰囲気をたたえた四つの短篇が良いっすね。しかも、これらの話が後で効いてくる妙味といったら‥‥。

事件の謎を調べていく捜査一課の吉敷竹史(よしき たけし)と、札幌署の牛越(うしこし)警部、吉敷の先輩・中村との共演も良かったな。
なかでも、江戸時代の吉原(よしわら)についてあれこれとレクチャーを受けながら、吉敷が中村と浅草界隈を歩くシーンが好き。

印象に残るシーンでは、もうひとつ。〈ハーモニカを吹く老人〉が、浅草・仲見世(なかみせ)通りの人波の中を歩いていくところも忘れがたいです。

それにしても、素晴らしく読みごたえのある、途方もないミステリー小説でした。
〝昭和〟時代、さらには〝江戸〟時代へもタイムスリップしたような心地になりました。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.27
(5pt)

とても面白かった

とても面白かったです。
奇想、天を動かす―札沼(さっしょう)線五つの怪 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす―札沼(さっしょう)線五つの怪 (カッパ・ノベルス)より
4334028349
No.26
(5pt)

★★★★★

★★★★★
奇想、天を動かす―札沼(さっしょう)線五つの怪 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす―札沼(さっしょう)線五つの怪 (カッパ・ノベルス)より
4334028349
No.25
(5pt)

社会派ミステリーの大傑作!

書名から、奇想天外なトリックを想像して購入したが、内容は社会派ミステリーの大傑作だった!!!
今までにまだ100冊未満のミステリー読書歴の私には、唯一無二の最高の感動でした。
(トリックの評価は私は気にしないほうです。)こんな、社会派ミステリーが増えて欲しいです。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.24
(1pt)

つまり本格ミステリーというものは

何でもありってことになるよねこれ
私はこれで風呂敷たたみましたけど何か?って感じでまあ本人がこれでいいっていうならもうどうしようもないですよね
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.23
(3pt)

大作だが微妙

最初は読みづらく途中から一気に読めたが
トリック、動機はいまいち。社会問題も直接は関係なく
また非現実的な事件はあまり自分には合わなかった
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
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No.22
(3pt)

謎がてんこ盛り。ただ社会派としては論外。

謎がてんこ盛りで本格ミステリファンは大満足の内容だと思う。ただ、社会派としては論外だろう。
犯人が女性を殺す動機が理不尽過ぎるし、そもそも不合理で長年女性を恨んでいたこと自体がおかしい。
作者が言いたいことは理解できるんだけど、話とかみ合っていない。
だって、被害女性がやったことって犯人の弟に気を持たせてサーカスから連れ出してもらったことだけだからね。
結果として弟は殺されたけど、女性に何の責任もないし普通は恨みにも思わないだろう。
これが社会派として成立する余地はないんじゃなかろうか。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628
No.21
(5pt)

奇妙奇天烈な事件には裏があった!!

事件の発端は12円の消費税が払えずに
ある女性を殺害したまるで言葉をしゃべらない一人の男でした。

だけれども、その男には
ある悲しい歴史と、彼がかかわった奇怪な事件が
あったのです。

とてつもなく突き刺さる作品でした。
彼は不条理な扱いを受けたばかりでなく
ある人間に駒として利用されてしまいました。
その事件が北海道で起きた2つの事件だったわけです。

事件の真相は様々な偶然と
男が持っていたあるスキルが合わさることにより
そのパズルのピースが合わさっていくのです。
そして見えてきたのはとんでもない人の醜悪さでした。

決してこの作品は報われることがありません。
そして、今もこの不条理は残っており
いわれのない扱いを受ける人も数多いです。

この作品が提示することを
解決できているか?
ノーでしょうね。
奇想、天を動かす (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇想、天を動かす (光文社文庫)より
4334716628