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アトポス



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【この小説が収録されている参考書籍】
アトポス (講談社ノベルス)
アトポス (講談社文庫)

アトポスの評価: 7.67/10点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

御手洗がかっこよくレオナも魅力的

長かった。なんと980ページ!吸血女を描いた作中作が、すごく良かったです。また、死海の景色がすごくリアルで行ってみたくなる内容で、更に、中東の歴史、ユダヤ人迫害の歴史、エルサレムを巡る歴史がコンパクトですごく興味深く、長かっただけあっていろいろ楽しめました!御手洗の登場以降は一気読み。いつも以上に御手洗がかっこよく感じました。悪人役に仕立てられたレオナも魅力的で大満足のストーリーでした!

タッキー
KURC2DIQ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

『暗闇坂』や『水晶のピラミッド』が面白かった人なら間違いなく面白い

もう御手洗潔シリーズに『占星術』や『斜め屋敷』のような作品を期待してはいけないと最初から思いながら読んだ作品。
そしてもう明らかに『暗闇坂』『水晶のピラミッド』の系譜を継ぐ作品だということが読み始めてすぐにわかったので、期待するべきところは期待し、期待できない所は期待せずに読んだ結果。見事に良くも悪くも期待を裏切らなかった作品でした。

まさに『暗闇坂』『水晶のピラミッド』同様、あるいはそれ以上に、実際のページ数でも、世界規模の舞台設定も、作品に設けられたさまざまな仕掛けという意味でも非常にスケールの大きな作品であり、エンターテイメントとしては一級品、本格ミステリとしては「ちょっと待て」と言いたくなる、壮大なるバカミス作品でした。

まず序章となる、吸血鬼と呼ばれた実在する女性エリザベート・バートリーの物語だけで約200ページとこれだけでも長編小説と言えるだけの分量があり、正直「別にここ読み飛ばしてもあんま本筋に問題ないんだろうな~」と思いつつも、滅茶苦茶面白かったので(正直ここが本編より面白かったかも)不満なく読むことが出来ました。

全体としてはツッコミ所満載なのですが、1000ページ近い長さが苦にならず一気に読めてしまう面白さはやはり認めざるを得ないです。





▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.1:
(8pt)

いつもにも増してエピソード満載

全971ページ中753ページで漸く御手洗が登場するという、今までにも増して焦らしに焦らされ、本統に整然と解決するのだろうかと、シリーズ中最もハラハラさせられた。
膨大なるエピソードの山が全て結末に活かされているのは流石!!

相変わらず、冒頭から惹き込むエピソードの面白さは無類で、思わず童心に帰って物語に浸ってしまった。


▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S

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