依存
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.75pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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まずこのシリーズは必ず順番に読むべし!です。 | ||||
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匠千暁シリーズですがウサコ(羽迫由起子)視点での物語で内容事態議論が多いいので最初は何だ?と思ったケド、主な登場人物4人のやりとりがシリーズごとに展開していく様は本当に面白い。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ほぼダラダラとした会話だけで全編終わる感じ。 冒頭に語られた肝心の本筋はラストにごく僅か書かれただけ。 | ||||
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読んだのは出版された頃で、内容が全く思い出せず。読んだ時の扉が開いたような気持ちだけ、はっきり覚えています。 人生に影響を与えた本をあげるなら、これが入るのは間違いないです。 | ||||
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順番に読んできたタックシリーズもこれで5作目。今回はウサコがメインです。メインというか、語り部がウサコなだけで実質話の核を担うのはタックなんですが。「スコッチゲーム」でタカチの過去が明かされ本作ではタックの過去が白日の下に晒されます。このシリーズが好きな方なら本作と「スコッチゲーム」は重要な巻になるでしょう。 シリーズにおいて一つのターニングポイントとなる本作ですが、正直クオリティはお世辞にもいいとは言えないです。この作家の悪い癖が全部出たなという感じで、話はあっちこっちに飛び散るしお得意の記憶の改竄設定は出てくるしなによりこんな話し方をする子供がいるかと言いたくなるような文学的且つ哲学的なセリフを登場人物が乱発するのでもう目が滑る滑る。文体は読みやすいのに文章と構成が不自然で話にのめり込めない残念なパターンでした。いつもそうなんですが、いつもよりひどいっすね。 「依存」というタイトル通りあらゆるキャラが誰かに依存・執着しているお話です。比較的まともだと思っていたタックとウサコの病みが本作で露呈し、あーこれで共感できるキャラが一人もいなくなったな…というのが素直な感想。読めば読むほど次回作を読むモチベーションがゴリゴリ削られました。とりあえず女同士の同性愛と近親相姦が苦手な方はやめた方がいいですね。シリーズ中もっとも生々しいストーリーだと思います。 あと登場人物が「絶対こう!」と言い切るのが鼻につきました。「酔っ払いは絶対本音を言わない」「言う人だっているでしょ?」「絶対いない!」みたいな。0か100かしかないんですね。これが頻繁にあるので小説とはいえ読んでて疲れました。リアルでもいるんだよなぁ、こういう中庸がない人。要所要所で作者の気持ちを代弁させられているのかな?と思うような不自然なセリフがあり、その度に妙な疲労感があったのでその分も評価からマイナスしています。 ミステリー小説としてもっとも重要な謎の部分がぼやけていたのが一番残念だったかな。小さな推理はたくさんするけど明確に解決する謎が少なく、読んでてモヤモヤしました。隣のおばさんが死んだと思ったら生きててびっくりしたわ~レベルの正直どうでもいい謎を登場人物が真剣に30ページくらい使って推理するので、それに夢中になれる人なら気にならないと思います。細かな謎も一応伏線にはなってるんですが、やり方が雑すぎて話がまとまっていない印象がとにかく強かった。基本的に登場人物は謎の解決に向けて動くということをしないので、確かな裏付けがなく妄想で始まり妄想で終わるミステリーになっているのが残念でした。 シリーズで重要な位置付けになるだろう本作ですが個人的にはシリーズ中ワースト2。麦酒の次につまらなかった…。文体の読みやすさだけ評価して☆2にします。全体的にタカチ贔屓が濃く、舞台の演技をしているの?と思うくらい大袈裟且つポエミーな登場人物についていけませんでした。 | ||||
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匠千焼シリーズにおいてサブキャラであるウサコによる三回生の夏の回想話。 と、これだけ聞くとつまらないと感じそうですが、結構中身が濃くて読み応えありました~。作中語られるお話に一切の無駄がなく、全てが根っこで繋がっている感じがたまりません。タイトルの「依存」がしっくりくる今作品。シリーズを読んできた人ならば間違いなく満足できます◎ | ||||
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デビュー作の解体諸因から続く西澤氏のSF設定なしの本格推理路線シリーズの作品で、シリーズ最高傑作と評されることも多い作品。 初期のシリーズ作の解体諸因や彼女が死んだ夜などと比べると本作前後辺りでほぼ作品の雰囲気は転換されており、本作も日常の謎的なミステリーの推理合戦(これはシリーズに共通の要素)とメインとして主人公と母親の過去に起因するサスペンス的な話が進行する。 殺人も密室も叙述もいわゆる本格ミステリー的なトリック要素は殆どなく、主人公たちの愛憎劇がメインになった青春小説的な側面の強い作品となっている。 あまり読者が西澤作品に期待するような趣向の作品ではないが、意欲的な異色作としてなかなか読みごたえはある作品である。 | ||||
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