なつこ、孤島に囚われ。



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初公開日(参考)2000年10月
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長編小説

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なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)

2000年10月01日 なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)

異端の百合族作家・森奈津子は、見知らぬ女に拉致され、離れ小島に軟禁された。だが、意外にも上機嫌だった。紺碧の海は美しく毛蟹は食べ放題で、まさしくパラダイス。彼女はこの島を「ユリ島」、向かい側に見える島を「アニキ島」と名付け、誘拐を満喫していた。一週間後、アニキ島で死体が発見された!妄想癖の強い奈津子は“とんでもない推理”を打ち立てるが…。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

なつこ、孤島に囚われ。の総合評価:6.33/10点レビュー 9件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

非常に性的な作品ですね

表紙やタイトルの印象や、薄くて字も大きめだったことから、最初てっきり十代向けのジュブナイル小説かな?なんて勘違いしてしまいましたが、とんでもない。
お子様お断りの非常に性的な内容でした。それも普通のエロではなく、百合や薔薇や近親などのややアブノーマルなネタで全編埋まっています…もっとも大半は主人公のイマジネーションの中でのモノですが。(というわけでそういうのが苦手な人は要注意なのですが、不思議とあまり下品な印象はうけません)
その主人公がバイセクシャルを公言している百合官能小説などを得意とする作家の、森奈津子さんがモデルのキャラで、そんな彼女がレズビアンの女性にいつの間にか迫られた上に薬で眠らされて、気がつくと南の孤島に放置され、そして殺人事件が…という中々突拍子もないシチュエーションです。
さらに、男女数人が集められてというお決まりのクローズドサークルシチュエーションではなく、その島にいるのは「主人公一人だけ」で、他の人物はいません。
そこまでのあらすじだと、それでどうやって殺人事件やらにハッテンするんだよと思われますが、それは読んでみてのお楽しみということで…
文量的には一時間程度で読める「中編」といった小説です。



マリオネットK
UIU36MHZ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

百合好きにはたまらないミステリー

BLを彷彿とさせるミステリー小説は多いのに、百合要素のあるミステリーは何故ないのか?!と思っていたらありましたありました。でも女性登場人物の年齢が高くフェミニズム要素の入った百合なので、百合好き男性にはあまり面白くないかもしれない。エロ描写もあるけれど、多分男性向けというより女性向けなのではないかと思われる。しかしセクシャルマイノリティーの人間の思考が登場人物を通してたくさん書かれている作品なので、百合をオカズや美少女萌えのツールとしてでしか楽しんだことのない男性にも是非読んでほしい。

ヘッポコ屋敷嬢
XG82ACXM
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(2pt)

作者のファンですが…

ミステリーと期待して読んだら性癖のお話でした…
私自身は百合も薔薇も大好きです。ただ地雷の近○モノだったのが…(ネダバレのため一応伏せ字)あと他の方も書かれてましたがわざわざ実在の作家さんを出されるのは内輪受け感が否めません…万人受けしない作品と思いますが、ぶっとんだ主人公好き近○好きの男性は結構気に入るかも?
なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)より
4396328109
No.6:
(2pt)

中篇の難しさ

 祥伝社の中篇シリーズの一冊。テーマ競作「無人島」に挑戦したもの。
 双葉社の「なつこシリーズ」のパイロット版ということだが、こんな内容では本編の方も読んでみようという気が起こらない。あまりにもはじけた内容にどうついていったらいいのか。
 失敗の原因のひとつは中篇であることだろう。かなり錯綜したプロットのわりにページ数が少ない。そのため無理に詰め込むような形になってしまい、面白くなくなったのではないか。
 中篇は難しい。トリックひとつでは足りないし、あんまり複雑なものも書けない。軽く読めるのは確かだが…。
なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)より
4396328109
No.5:
(2pt)

いくら箸休めと言っても

作者は「奈津子」シリーズを箸休め的に書いているようだ。作中に実名の作家を登場させたり、内容も本来のロジカル・ミステリ路線から外れ、設定の奇抜さだけをウリにしたり、お気楽な内容だ。
しかし、本作の内容はヒドイと思う。一種の誘拐ものだが、動機・ストーリー展開がお粗末で、その上これと言った趣向もない。内輪受けするだけの作品を公にするのは賛成できないなぁ。
なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)より
4396328109
No.4:
(4pt)

文句なしに面白い

セクシャルノベルの鬼才、森奈津子をモチーフにした著者の愛情溢れる(?)作品。
文体もよく似せて書いており、シチュエーションの描写だけでも大笑いで楽しめる。
さすが自他共に認める森奈津子ファン(笑)。
本当に森奈津子が書いたと言われたら信じてしまいそうだ。
なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)より
4396328109
No.3:
(4pt)

森奈津子ファンにこそ薦めたい

森奈津子をはじめ、実在の作家をモデルとする登場人物が複数。推理小説としては微妙なところと思われる。それよりも文体模写として素晴らしい。主人公のモノローグ・妄想は実に森奈津子のコメディ作品やエッセイに似て、作中作の濡れ場は実に森奈津子の書く官能小説に似ている。森奈津子がこの本を書いたと言われたら信じたかも知れない。ロジックの妙を期待して読んではいけない。主人公/作家・森奈津子の人格に魅了され、笑うのだ。
なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)より
4396328109



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