両性具有迷宮



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初公開日(参考)2001年12月
分類

長編小説

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両性具有迷宮 (双葉文庫)

2005年03月01日 両性具有迷宮 (双葉文庫)

ある夜、コンビニで森奈津子は突然の爆風にひっくり返った。となんと、爆風を浴びたうら若き乙女全員の股間に男性器が!宇宙人のミスが原因だったのだが、やがて彼女たちを標的にした殺人事件が連続発生。さしもの奈津子も楽しんでばかりもいられない。男性器を生やされた一人として、真相究明に勃ち上がった。2002年度センス・オブ・ジェンダー賞特別賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点10.00pt

両性具有迷宮の総合評価:5.45/10点レビュー 11件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(10pt)

森奈津子のセクシャルマイノリティー論炸裂

お馬鹿ありお笑いありエロありのハチャメチャミステリーなのだが、登場人物を通してセクシャルマイノリティーの意見が読めるので興味深い。同性愛や性同一障害に興味のある人は、学術的な本を読むよりこの作品や森奈津子さんの作品を読んだ方がいいような気がする。なにせ生のセクシャルマイノリティーの声が聞けるのだから。

ヘッポコ屋敷嬢
XG82ACXM
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(3pt)

何の話なのか

2002年に出た単行本の文庫化。
 ミステリとしてはダメだと思う。両性具有者たちの連続殺人という謎の提示は非常に魅力的だが、真相はなんともパッとしない。読み終わったあと、「えっ、これで終わりなの?」と疑問を抱いてしまったほどだ。
 とはいえ、本書では謎の部分はちょっとした味付けでしかなく、メインの主題は両性具有の女性たちの愛を描き出していくことにあるのだ。そこを楽しめるかどうかが、分かれ目だと思う。
両性具有迷宮Amazon書評・レビュー:両性具有迷宮より
457523429X
No.9:
(2pt)

なにこれ。

こんな話でもちゃんと本になるんだと感心した。
(官能小説:SF:ミステリ=7:1:2)の割合。というか殆ど百合小説。そっちの楽しみ方を意識しないかぎり、裏切られること請け合い。
 幾度となく繰り返される男根挿入至上主義批判。結局同じことを書き連ねているだけ。主人公が周りにモテモテという設定はギャルゲーちっく。そもそも他の両性具有者が皆二十代前後なのに、30代の主人公がそのなかで違和感なくもてることに違和感を感じる。
 そんなことは実際どうでもよくて、最悪なのは、ここまでのページ数を使ってひたすら謎を煽っておきながら、最後の最後で犯人を外部に持ってくるという点。ここは最悪。全く納得のいかない、意味のわからない動機を追伸みたいな感じで説明して、結局犯人は死んだから真相は闇の中、わかりません。というオチは愚にもつかない。ここにきて改めて、この本を読むのに費やした時間が無駄であったということを思い知る。出会って即セックスするところとか、高校生が乱交するところとか、もうご都合主義という批判すら馬鹿馬鹿しい。起承転結で言うと、起、転、結が短すぎて、承が異様に長い。レズのセックスを書きたかっただけ。得るものもなく、心に残るものもない。そういう意味では娯楽としてはいいのかもしれないけれど、だったらもっと短く納めるべき。
 とはいったものの、ここまで読んだ訳だから、そこはさすがにプロの力量である。作家同士が集まっての飲み会の場は、一人の会話量が長い。そこは作家という人々の特徴を描く上で必要なことなのかもしれない。というか、ながながと理屈っぽく話し合う作家達はかえってリアルに想像できたかもしれない。しかし、その作家仲間の一人が実は前々から宇宙人と知り合いで、実はその作家の所為で今回の事件が起きてしまった、という部分は要らなかったと思う。
 この作品の中でも一番悪質な点は、人が何人も死んでいるのにそのことに対する悲惨さが全くといっていいほど語られていないことである。ギャグとエロに終止するのもいいが、主人公が凌辱されるシーンでさえどこかギャグを匂わす部分は裏を返すと恐ろしく悪質である。実は知り合いの作家の所為でこの事件が起きたという部分にギャグを匂わせておきながら、そのせいで人が何人も死んだということをまるでないがしろにしている。死んだ人間の描写すらされない。それがたとえ本意に沿わなかったとしても、書くべきことなのではないか。逆に言うと、極めて小説的なのかもしれない。御都合主義的な意味合いで。

両性具有迷宮Amazon書評・レビュー:両性具有迷宮より
457523429X
No.8:
(4pt)

ファンにとっては楽しめるが...

作者は、作品の中でSF的状況を設定し、その中である「縛り」を設け、その縛りの中で謎を論理的に解くというロジカル・ミステリを得意とする。

今回の設定は、宇宙人の発した怪光線を浴びたうら若き女性(奈津子を含む)に男性器が生え、しかもそれを消すためにはアレをしなければならないというもの。そして、彼女らをターゲットにした連続殺人事件が起こったため、奈津子は立ち上がるのだが...。

設定はユニークだし、確かに面白い。しかし、奈津子をヒロインにした作品を書く時、作者はどうして子供っぽくハシャグんでしょうかね。奈津子物を一種の「箸休め」的存在として考えているのでしょうか ? 私は西澤氏のファンだし、奈津子物は男性の性的願望をストレートに出している傾向大なので、結構好きなのだが、本作や「なつこ、孤島に囚われ」から入った人は氏の本領を知らないうちに逃げて行きそうで心配です。

本作を楽しめた方、どんどん氏の作品を読んでいって下さい。期待はずれだと思った方、「念力密室!」、「解体諸因」を試して見て下さい。別の西澤ワールドに浸れますよ。
両性具有迷宮Amazon書評・レビュー:両性具有迷宮より
457523429X
No.7:
(1pt)

面白くない・・・

「人格転移殺人」「7回死んだ人」とかを読んでて、それなりにおもろかったから、これにも手を出したけど、なんかほんとに前記の作品と同作者か?と思えるほどの、サイテーなのだった。ミステリーっていうか、全然たいしたことないじゃん。ただのエッチ小説だよ・・・。森奈津子とか、僕はそっちの小説は興味ないから知らないけど、ぜんぜん、このいかれたばあさんがアレコレとえろいことばっかりしてて、読むのがしんどくなった。国立大教授のミステリー作家がこんなの描いちゃ品格落しますよ?
両性具有迷宮 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:両性具有迷宮 (双葉文庫)より
4575509973
No.6:
(1pt)

面白くない・・・

「人格転移殺人」「7回死んだ人」とかを読んでて、それなりにおもろかったから、これにも手を出したけど、なんかほんとに前記の作品と同作者か?と思えるほどの、サイテーなのだった。ミステリーっていうか、全然たいしたことないじゃん。ただのエッチ小説だよ・・・。森奈津子とか、僕はそっちの小説は興味ないから知らないけど、ぜんぜん、このいかれたばあさんがアレコレとえろいことばっかりしてて、読むのがしんどくなった。国立大教授のミステリー作家がこんなの描いちゃ品格落しますよ?
両性具有迷宮 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:両性具有迷宮 (双葉文庫)より
4575509973



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