黄金蝶ひとり



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初公開日(参考)2004年01月
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長編小説

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黄金蝶ひとり (ミステリーランド)

2004年01月31日 黄金蝶ひとり (ミステリーランド)

五年生の夏休み、洸は物心がついてから一度も会っていない祖父・白木義明の住む茶木村で過ごすことになった。アサギマダラという蝶が群れとび、鍾乳洞があり、豊かな自然が残る村には、山を守る“テツ”がいるという。「茶木牧場&白木万能学研究所」なる看板をかかげた祖父は、あらゆることの先生として、村民から尊敬されていた。だが、なにか皆に秘密にしていることがありそうだ。村にかくされているという宝と関係があるのか…。ある日とつぜん祖父が姿を消した。茶木村を観光地化しようと前村長の不良息子が会社社長となって戻ってきたのと、関係があるのだろうか。彼の真の狙いは村の宝にあるのでは…。 (「BOOK」データベースより)




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黄金蝶ひとりの総合評価:7.20/10点レビュー 5件。Cランク


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No.5:
(3pt)

男の子にはいいかも

篠田真由美さんの『魔女の死んだ家』といっしょに続けて読んだのですが、『魔女の死んだ家』が女の子向けだとすると、『黄金蝶ひとり』は明らかに男の子向けです。 いわゆるミステリーというのではない、既にレビューで書かれているように、一種の冒険ものです。しかも定番の夏休みもの。 いろいろと仕掛けがあるのも既に書かれている通り。それらも楽しいです。 ただ、「一番大きな謎」については、評価は分かれると思います。私はあまりしっくりきませんでしたが、全体として読ませるという意味で星は三つにします。
黄金蝶ひとり (ミステリーランド)Amazon書評・レビュー:黄金蝶ひとり (ミステリーランド)より
4062705680
No.4:
(3pt)

男の子にはいいかも

篠田真由美さんの『魔女の死んだ家』といっしょに続けて読んだ
のですが、『魔女の死んだ家』が女の子向けだとすると、『黄金蝶
ひとり』は明らかに男の子向けです。

 いわゆるミステリーというのではない、既にレビューで書かれて
いるように、一種の冒険ものです。しかも定番の夏休みもの。
 いろいろと仕掛けがあるのも既に書かれている通り。それらも楽
しいです。

 ただ、「一番大きな謎」については、評価は分かれると思います。
私はあまりしっくりきませんでしたが、全体として読ませるという
意味で星は三つにします。
黄金蝶ひとり (ミステリーランド)Amazon書評・レビュー:黄金蝶ひとり (ミステリーランド)より
4062705680
No.3:
(4pt)

もうひとつのなぞ

夏休みをおじいさんのところで過ごすことになった洸。
はじめて会うおじいさん。
はじめての田舎。
そこで出会う大きな謎。

その謎が大きすぎるところに不満もあるけれど、ぎっしりつまった夏休みの魅力がそんな不満もカバーしてくれます。
「何年生の夏休みに何をしたかなんて意外と忘れてしまうものだ」ある本にそんな言葉がありましたが、洸とテツはこの夏休みのことはきっと忘れないと思います。

それから、この本には大きな謎のほかに、もうひとつ謎が隠されています。

素敵な夏休みを体験したい方、犬好きな方、もうひとつの謎が気になる方、ぜひお読みください。
黄金蝶ひとり (ミステリーランド)Amazon書評・レビュー:黄金蝶ひとり (ミステリーランド)より
4062705680
No.2:
(3pt)

夏休み、田舎冒険物語。

両親がキプロスに旅行する間、おじいちゃんのいる茶木村に行くことになった小学生の「ボク」。
 「建売秘密基地中島家」と「新宿少年探偵団」との中間のような印象の本書、楽しく明るくテンポよく、ちょっぴり哀愁もこもっています。ミステリというより、まるまる少年の冒険譚です。おじいちゃんと孫との交流など素敵ですね。悪役はキャラが弱いのだけど、奇妙な三人組がいい味出してます。
 しかしこれもまた、夏休みの出来事。ミステリーランドにおける夏休みの事件の多さたるやすごいものがあると思います。
 あとがきはミステリーランドのお約束「わたしが子どもだったころ」ではなく、物語の一部になっているので先に読まない方が良いでしょう。
黄金蝶ひとり (ミステリーランド)Amazon書評・レビュー:黄金蝶ひとり (ミステリーランド)より
4062705680
No.1:
(5pt)

お値段が・・・

この「ミステリーランド」のシリーズは、
少年少女向きを装っていますが、
大人が読んでも楽しませてくれる面白い作品を
ラインナップしています。
それは「大人には懐かしさ、子供には目新しさ」的な感覚を
狙ったというよりも、純粋に物語の面白さの追求の結果かな、
と思います。
今回「黄金蝶ひとり」は
好きな作家さんっていう事もあるでしょうけど、
読んでいて、そのドキドキワクワク感は、
謎解きと同じくらい面白く、
「買って読んでみて!」と強く言いたいところ。
言いたいところなんだけど、
このシリーズ、お値段が高め・・・
活字離れが騒がれる昨今、
もう少しお値段を考えて欲しいな、と
財布の薄い身としては感じました。
黄金蝶ひとり (ミステリーランド)Amazon書評・レビュー:黄金蝶ひとり (ミステリーランド)より
4062705680



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