解決まではあと6人



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初公開日(参考)1989年03月
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長編小説

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解決まではあと6人 (講談社文庫)

1994年07月07日 解決まではあと6人 (講談社文庫)

次々と興信所を訪れては、およそ事件とは思われない奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。いったい、彼女の本当の目的は何なのか。やがて、それぞれの調査報告が、ひとつの輪のように繋がって隠された大事件の全容が明らかになっていく。斬新なスタイルで、読者に挑戦する華麗なるメドレー・ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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解決まではあと6人の総合評価:8.20/10点レビュー 25件。Bランク


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(5pt)

解決まではあと6人の感想

興信所への依頼というのは後ろめたいものらしい。
ある日、平林貴子と名乗る女性が興信所へ訪れた。
彼女はおよそ事件とは思われない奇妙な依頼をしていく。
平林貴子は恐らく偽名。
彼女自身の最低限の情報も、彼女と依頼内容との関係も一切秘匿。
彼女は次々と興信所を訪れては、同条件で異なる奇妙な依頼をしていく。
いったい何が目的なのか。
一見事件とは思われない奇妙な依頼だが、各々の調査報告は思わぬ大事件と繋がっていく。
彼女はいったい何者なのか。
大事件の真相は。
犯人は誰なのか―・・・

第1章 WHO?
第2章 WHERE?
第3章 WHY?
第4章 HOW?
第5章 WHEN?
終章 WHAT?
タイトルに「5W1H殺人事件」とあるように、全6章で構成されています。
第1章から第5章はそれぞれ異なる興信所なので、依頼内容は勿論のこと、各章の探偵(主人公)も異なります。
各章の依頼内容は、その章のタイトルとリンクしています。
例えば第1章 WHO?の依頼内容は端的に言えば持ち主探しです。
章のタイトルの疑問詞が調査経過で判明し、各章の調査報告を繋げるていくと、終章で真相へと至るメドレー・ミステリーです。

コンセプトは非常に面白いです。
依頼内容は本当に奇妙で、一見殺人事件とは無関係です。
依頼内容自体が面白いですし、各章のタイトルと依頼内容のリンクは上手いと思います。
読み進むにつれ、段々と真相が明らかになるだけではなく、事件も大事になっていくためワクワクします。
各章の主人公が異なる点も良かったです。
今回の主人公はどんな人物かなと楽しみながら読みました。
その時合わない主人公も次章では違う人物になりますし、誰かしらには感情移入できるかと思います。
各主人公の捜査方法も、なるほどそうやって調べるのかと感心しました。
コンピュータ関連の箇所はさすが岡嶋二人氏です。
しかし、肝心の真相解明は非常にあっさりしています。
犯人も意外といえば意外な人物なのですが「えぇ!この人が!?」というより「あぁそうでなの」という感じです。
そこに至るまでがとても緻密で、外堀を埋めていく感じだっただけに残念です。
少しアンフェアな気もしますが、しっかりとしたミステリーで面白くないわけではないです。
岡嶋二人氏だから期待値が高かったためこの点数になりましたが、他の作家さんならばもう少し高得点にしたかもしれません。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.24:
(5pt)

軽い読み味

ライトミステリーで読みやすい。本格的な謎解きを期待するとガッカリするかもしれないけど、息抜きに読む作品としては良い仕上がり。
解決まではあと6人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:解決まではあと6人 (講談社文庫)より
4061857134
No.23:
(5pt)

面白いです

今ごろ何を?と言われそうですが、こんな面白いミステリーが
あることを知らなかった。買って好かったと思います。
謎の出し方、謎解きのテンポ・・・申し分なしです。
渋谷、三軒茶屋、若林、岡本、久地という場面設定も距離感よし
解決まではあと6人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:解決まではあと6人 (講談社文庫)より
4061857134
No.22:
(5pt)

良い作品でした。

日常にある感情だと思います。ただ大きな事件・事故にはならず済んでいる、、、と、思っているのは自分だけかもしれない。
解決まではあと6人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:解決まではあと6人 (講談社文庫)より
4061857134
No.21:
(2pt)

好みではないです

読後感は、小説を読んだと言うよりも、数学パズルを読んだ感じです。
それも、古くて、つまらないものを。

生活感は昭和だと思いました。
コンピュータのトリックは、数世代前ですね。
そして、結末が、ありきたりだと思いました。

ダメでした。
解決まではあと6人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:解決まではあと6人 (講談社文庫)より
4061857134
No.20:
(4pt)

推理小説として軽いです。

ずいぶん前に連載されていた頃に読んでいて、探していました。中身は、当時、流行りのライトミステリーです。
箸やすめ程度には佳品です。
解決まではあと6人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:解決まではあと6人 (講談社文庫)より
4061857134



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