(短編集)

もつれっぱなし



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初公開日(参考)1996年11月
分類

短編集

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もつれっぱなし (講談社文庫)

2006年04月14日 もつれっぱなし (講談社文庫)

「…あたしね」「うん」「宇宙人みつけたの」「…」。男女の会話だけで構成される6篇の連作編篇集。宇宙人、四十四年後、呪い、狼男、幽霊、嘘。厄介な話を証明しようとするものの、ことごとく男女の会話はもつれにもつれ―。エンタテインメントの新境地を拓きつづけた著者の、圧倒的小説世界の到達点。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt

もつれっぱなしの総合評価:6.92/10点レビュー 13件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

もつれっぱなしの感想

二人の会話だけで話が進むのは
面白いのですが
会話が イラつくし
途中経過もラストも頭に残らない。
短編集や月刊誌の中の1編なら
まあまあ読める。
纏めて読むのは辛い

jethro tull
1MWR4UH4
No.2:
(7pt)

コント風の一風変わったショートストーリー

登場人物は二人。その二人の会話だけで進む短編集。まるでコントのようなノリでした。このナメクジは宇宙人だと主張する女性。自分は44年後の世界から電話をしていると主張する子供。満月に狼男に変身すると主張する男性などなど。サクッと読めて、一風変わったお話しでした。

タッキー
KURC2DIQ
No.1:
(3pt)

もつれっぱなしの感想

全て会話文形式の短編集です。
タイトルは全て「○○の証明」となってます。
男女二人の会話で、片方が現実的にあり得ないことを主張し、もう片方はそれが通常あり得ないということを説明します。
双方主張を譲らず、噛み合わず、まさにもつれっぱなし。
最後どう折り合いをつけるかを楽しむ作品です。
あらすじ解説に書かれている通り、会話文の中で違和感なく人物や状況の説明がなされていて、読みやすいと思います。
ただ、好みの問題でしょうが、私は特段印象に残る作品ではありませんでした。
会話のもつれ方も少し違和感がありました。

あんみつ
QVSFG7MB
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(2pt)

話自体は単調で、読むのに飽きてくる

あんまりおもしろくない。

会話形式だけで物語を進める発想はおもしろいけど、肝心のストーリーが単調すぎる。
登場人物が基本的に二人しか出せないという縛りがあるし、場面転換がしづらいので仕方ないが、会話形式だけで物語を作った意味がよくわからない。
また、なんかタイトルの付け方もイマイチで、タイトルを見てちょっと出だしを読んだだけで話の展開がわかってしまうのも困り者。

ただ最後の『嘘の証明』は最後に意外性があったけれど、わざわざ読むほどの本ではなかった。

あとなぜかホラーチックな装丁だが、ホラー要素は特にない。
なぜこんなデザインにしたのかは意図が良くわからない。
もつれっぱなし (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:もつれっぱなし (講談社文庫)より
4062753626
No.9:
(4pt)

奇作だが面白い

この作品は登場人物の会話のみで構成されている短篇集です。
岡嶋二人時代から会話シーンのテンポの良さ、掛け合いの旨さはさすがだと思っていましたが、
本作は著者のその技術の高さを遺憾無く発揮していると言えます。
なにせ会話だけで現在の状況や人物の関係などの情報がごく自然に読者にわかるようになっています。
しかもいつもの通り軽く読みやすく、そして面白いのであっという間に読了できます。
6篇もありますが、どれも短くサクッと楽しめるので普段読書をしない人にも勧めてみたい作品ですね。
もつれっぱなし (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:もつれっぱなし (講談社文庫)より
4062753626
No.8:
(4pt)

読後の証明

もつれっぱなしと内容がよく分からないタイトルであるが、もつれ話ということで、男女二人の会話のみで進行し、発端のあり得ない告白が双方の会話のもつれっぷりによりとんでもない方向に流れていく様を描いた一種のコメディ風味の世にも奇妙な物語的趣向の実験作。
実際に収録されている44年後の証明は世にも奇妙な物語の原作として採用されており、実写化も好評だったらしいので、一番の注目作と言える。
完全なSFだったり、ミステリー風味だったり、日常の謎系などネタはバラエティに富んでいる。
とにかく台詞だけで進行していくので、あっという間に読み進める。が、会話だけしかないので小説には当然の地の文による描写が一切ない訳で、簡単なようでいてかなり作家の腕が問われる試みであるが、そこは井上氏のこと、いずれの作品も標準以上の質に仕上げている。
正直、他の井上作品と比べると内容上薄い作品にならざるを得ないので、井上作品としてはまあ普通の出来だなという印象だが、一読の価値はあるだろう。
もつれっぱなし (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:もつれっぱなし (講談社文庫)より
4062753626
No.7:
(2pt)

これはちょっと・・・

会話形式だけで物語が進んでいくというのは斬新だったけれど、すっきりしない終わり方が多くて残念でした。
もつれっぱなし (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:もつれっぱなし (講談社文庫)より
4062753626
No.6:
(4pt)

あっという間に読了の読みやすさ

全編会話で成立しているため、脚本以上に簡略化されています。
なのに登場人物の性格や背景がしっかり把握できるところに、
作者の巧みさを感じました。
展開もオチも6篇すべてに面白さがあって、すきま時間の娯楽には
うってつけでした。
もつれっぱなし (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:もつれっぱなし (講談社文庫)より
4062753626



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