七日間の身代金
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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プロデビューを目指す若き音楽家の千秋と要之助。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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岡嶋氏の誘拐ものは99%の誘拐を代表作として傑作揃いだが、本作も誘拐ものの一編だが、途中から密室の謎解きも加わる変則的な誘拐もの。読んだ感じではユーモアミステリー系のライトな会話主体だが、後半事件の真相が明らかになるにつれて異常性が強調されてくる。死体消失のトリックや密室構成のトリックは明かされてしまえば何てことないトリックではあるが、やはり岡嶋氏ならではの話の運びのうまさで一気に読ませてしまう。岡嶋誘拐ものの作品としてはやや出来は他の傑作と比較すると落ちると言わざるを得ないが、これは岡嶋誘拐ものに対するハードルが上がり過ぎているからだろう。普通に読めば本作もかなり面白い。 | ||||
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王道。いかにも岡嶋小説っぽい、登場人物が立ってる名作と思います。 本格ファンにはトリックの稚拙さが気に入らんのかも知れんのですが、僕の様なライトな読者からしたら別に気にならんし。 ただ、キャラクターは立ってるとは思いますが、(当時も感じましたが)いかにも要乃助&千秋が「オッサンの思い描く今時の若者」っぽい感じがして…。 その分-★1ですね。でも、このコンビであと一〜二作読んでみたかった気がします(山本山コンビに負けたか!?)。 それと、後の「クリスマス・イブ」にも通じる気味の悪さが(・_・;) 井上氏の趣向が強く出たんでしょうか!? | ||||
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どうなるんだろう? と思いながら読みました。 だけど、終わってみると後味が悪かったです。 弱者が間違った方法で復讐して…って感じですか? 他に手はないの? | ||||
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もう笑うしかありません。 五年ぶりとはいえ、二回目なんです。この本。 そして、今回も騙されました。登場人物が少ないので、いくらでも 考えられるのですが、この人が犯人?って感じで、最後まで読んで しまいました。 赤電話って知ってますか?公衆電話で、緑のカードが使える電話の前の バージョンです。スマホとか、携帯とか、ポケベルすらもない時代。 主人公の千秋と、要之助の会話が、結構昭和なんです。ほかの人たちは、 古く感じるかもしれませんが、私があまり違和感を感じないで、夢中に なったのは、年のせいなんでしょうかね。 前回も、同じように騙されたんです。私。 いわゆる密室もの。島と、監禁場所。その使い方が、ありえないんですが、 やられました。って感じです。 ポイントは国彦がお金持ちで、変人だってことですかね。何でもアリだと。 その錯覚が、えーーーーってことも可能に見えて。 あっという間の二時間でした。ホントにどうもありがとうございました。 というところです。 そもそも、この主人公の二人が、どうしてこの舞台にいるのかは、実は 最後まで明らかではないと思うのですが。 タイトルに七日間とあるから、それがキーワードかと思えば、なんだ、 それって思わされ。 ちょっと贔屓目で済みませんが、やっぱり90点かな。本当にあっという間の 二時間でした。 | ||||
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ミステリーとしてのトリックはまあまあ。 殺された人物や、その取り巻きの異常な雰囲気はよく描かれている。 話のテンポもいい。 だが、青春ミステリーだか何だか知らないが、どうも探偵役の二人がぱっとしない。 何がどう青春なのかわからないし、そもそも彼ら二人の物語が、本筋とかけ離れ過ぎている気がする。 時代の差といえば、それまでかもしれないが、そもそも、事件の中身と、こうした二人の登場とが、マッチしていなかったのではないだろうか。 ともかく、ミステリーとして楽しめることは間違いない。 | ||||
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