あした天気にしておくれ



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初公開日(参考)1986年08月
分類

長編小説

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あした天気にしておくれ (講談社文庫)

1986年08月08日 あした天気にしておくれ (講談社文庫)

競馬界を舞台にしたミステリーの最高傑作。北海道で3億2千万円のサラブレッド「セシア」が盗まれた。脅迫状が届き、「我々はセシアを誘拐した」で始まる文面は、身代金として2億円を要求してきていた。衆人環視のなかで、思いもかけぬ見事な方法で大金が奪われる。鮮やかなトリックが冴える長編会心作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.25pt

あした天気にしておくれの総合評価:8.88/10点レビュー 26件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(6pt)

あした天気にしておくれの感想

うまの誘拐の話で楽しく読みました。
誘拐の話は
いかにお金をとるかにかかっているだが
ちょっと不満

jethro tull
1MWR4UH4
No.3:
(8pt)

やはり馬の話

身代金の受け取り方が面白いですね。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:
(9pt)

競馬が良くわからなくても楽しめた

競馬に詳しくなくても、すなおに作品を楽しめました。身代金の受渡し方法には驚かされた。「焦茶色のパステル」よりこちらの方が 殺人は無いけど面白かった。

axel
RNCIKKBG
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

あした天気にしておくれの感想

三億二千万円のサラブレッド「セシア」。
セシアは四人の馬主が権利を共有していた。
セシアを馬主の一人てある鞍峰の牧場へ移送する最中、思わぬ事故が起きてしまう。
セシアが骨折し、競走馬としての選手生命を失ってしまった。
鞍峰はセシアの売り主、それて他の馬主への賠償から逃れるため、セシアの偽装誘拐を持ち出す。
鞍峰の下で実質的に馬の管理をしている朝倉は反対するも、結局牧場関係者のため、偽装誘拐計画をたてる。
かくしてセシア誘拐事件か起きたはずだった。
しかし、全く別の第三者からセシア誘拐、そして身代金二億円の脅迫状が。
一体脅迫主は誰か?
セシアの骨折は露見してるのか?
脅迫主が逮捕されれば鞍峰牧場の偽装誘拐も露見するのでは?
計画主だったはずの朝倉は脅迫主を探すー・・・
といった展開になります。

とても面白い作品でした。
競馬場を舞台にしていますが、それが存分に活かされてます。
誘拐対象、換金方法、受け渡し場所などなど。
普通の誘拐事件の場合、人質の安全が最優先ですが、今回は馬。
そのため警察はもとより、馬主間にも温度差があります。
特殊な舞台設定がとても活かされていて、面白いです。

偽装誘拐のはずが、それを手助けするような脅迫状が届くという、ある種誘拐事件ののっとり。
犯人がわかっていて、犯人側視点で読むかと思いきや違うのは、それはそれで緊張感があり面白いです。

ネタバレに配慮したつもりですが、ネタバレしていた場合申し訳ありません。
とても面白い作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.22:
(4pt)

みんなの騙し合いが面白い

やむを得ない事情から登場人物みんながお互いに騙し合います。
当然ながら読者もすっかり騙されてしまいます。いったい真実は
どういう事なんだろうとワクワクして読み進められました。
すべてが分かった時点で「誰が誰に賠償する責任があるのかな」
と考え込んでしまいました。
あした天気にしておくれ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:あした天気にしておくれ (講談社文庫)より
4061838091
No.21:
(5pt)

二度目を読んでも面白い

あとがきに、オリジナリティのあるトリックではないとの指摘があったことが記載があるけれども、筆者(絶ち)は、
「どんなトリック」ではなく、「どんなトリックの使われ方」に力点をおいていて、「二度目を読んでも面白いもの」を目標としていたらしい。

当時の競馬に詳しくないので、なるほど面白いトリックだなと読み進めたけれども、言われてみれば、トリックそのものよりトリックの使われ方に妙があるのかもしれない。

「二度目を読んでも面白い」というのもその通りだけど、これだけ時を経ても面白いともいえる。
あした天気にしておくれ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:あした天気にしておくれ (講談社文庫)より
4061838091
No.20:
(4pt)

面白かったです

今となっては実行不可能だそうです。
しかし、書かれた時には、可能だったようです。

その点、読んでいる時にも気になりました。
頭の片隅で。

しかし、そのような枝葉の事ではなく、
ストーリとして、楽しめる良作だと思います。

どうしてなんだ?
どうなるんだ?
と思いながら、読み進みました。
また、途中ではやめられませんでした。

楽しませて下さった事に感謝です。
あした天気にしておくれ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:あした天気にしておくれ (講談社文庫)より
4061838091
No.19:
(4pt)

あした天気にしておくれ

実現可能かどうかは置いといて、このトリックは実に面白い。当時の競馬事情がよくわかるし、喜怒哀楽のない乾燥したような文体もよい。
あした天気にしておくれ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:あした天気にしておくれ (講談社文庫)より
4061838091
No.18:
(4pt)

誘拐物の傑作

第27回江戸川乱歩賞の最終選考に残った誘拐物の作品。トリックが実現不可能と勘違いされたこと、先行作品に同一のものがあったという理由で受賞には至らなかったが、作品自体は選考委員から絶賛されていた。
 そのトリックは現在ではたしかに通用しないが、この作品が書かれた当時は実現可能だったらしい。
 犯罪者の視点から語られる物語を倒叙ものと呼ぶが、この作品もそれに類する作品です。しかし、途中から他の人間がこの狂言誘拐に絡んできて一転、フーダニットになるという凝った内容でした。誘拐といえばやっぱり肝は身代金の受け渡しでしけど、これも一筋縄ではいかない素晴らしいアイデアです。内情を知ってる人間と知らない人間による駆け引きも面白い。終わり方もしゃれていいです。
 
 これを読んだ後に、井上夢人のエッセイ「おかしな二人」を読むと、この作品が作られていく過程が見れて面白いですよ。
あした天気にしておくれ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:あした天気にしておくれ (講談社文庫)より
4061838091



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