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あした天気にしておくれ



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【この小説が収録されている参考書籍】
あした天気にしておくれ (講談社文庫)

あした天気にしておくれの評価: 8.25/10点 レビュー 4件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.25pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(9pt)

競馬が良くわからなくても楽しめた

競馬に詳しくなくても、すなおに作品を楽しめました。身代金の受渡し方法には驚かされた。「焦茶色のパステル」よりこちらの方が 殺人は無いけど面白かった。

axel
RNCIKKBG
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

あした天気にしておくれの感想

三億二千万円のサラブレッド「セシア」。
セシアは四人の馬主が権利を共有していた。
セシアを馬主の一人てある鞍峰の牧場へ移送する最中、思わぬ事故が起きてしまう。
セシアが骨折し、競走馬としての選手生命を失ってしまった。
鞍峰はセシアの売り主、それて他の馬主への賠償から逃れるため、セシアの偽装誘拐を持ち出す。
鞍峰の下で実質的に馬の管理をしている朝倉は反対するも、結局牧場関係者のため、偽装誘拐計画をたてる。
かくしてセシア誘拐事件か起きたはずだった。
しかし、全く別の第三者からセシア誘拐、そして身代金二億円の脅迫状が。
一体脅迫主は誰か?
セシアの骨折は露見してるのか?
脅迫主が逮捕されれば鞍峰牧場の偽装誘拐も露見するのでは?
計画主だったはずの朝倉は脅迫主を探すー・・・
といった展開になります。

とても面白い作品でした。
競馬場を舞台にしていますが、それが存分に活かされてます。
誘拐対象、換金方法、受け渡し場所などなど。
普通の誘拐事件の場合、人質の安全が最優先ですが、今回は馬。
そのため警察はもとより、馬主間にも温度差があります。
特殊な舞台設定がとても活かされていて、面白いです。

偽装誘拐のはずが、それを手助けするような脅迫状が届くという、ある種誘拐事件ののっとり。
犯人がわかっていて、犯人側視点で読むかと思いきや違うのは、それはそれで緊張感があり面白いです。

ネタバレに配慮したつもりですが、ネタバレしていた場合申し訳ありません。
とても面白い作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB

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