殺人!ザ・東京ドーム



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初公開日(参考)1988年08月
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長編小説

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殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)

2002年06月14日 殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)

密かに日本に持ち込まれた南米産の猛毒クラーレ。巨人対阪神戦に沸く東京ドームで、この毒を塗った矢による殺人事件が発生した。大観衆五万六〇〇〇人の面前にもかかわらず、犯行現場の目撃者は皆無。さらに、翌日の同一カードでも凶行は繰り返され、スタジアムはパニックに陥った。傑作長編サスペンス。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.33pt

殺人!ザ・東京ドームの総合評価:7.13/10点レビュー 16件。Dランク


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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

殺人!ザ・東京ドームの感想


 1988年、日本初の屋根付き野球場が竣成した。 そのアーチ状の柔らかな見た目からBIG EGGとも呼ばれ、今日までプロ野球や社会人野球、ライブに各種イベントと数多くの人を収容し楽しませてきた施設、東京ドームである。
本作はそんな完成直後の東京ドーム、巨人-阪神戦5万人の観衆の中、無差別殺人に踏み切った男のサイコスリラー。

文庫版の粗筋が下手だったのかな、随分と想像と違った作品でした。 ノベルス版の粗筋はしっくりくる、本作はある出来事をきっかけに自身を誇大させてしまった男の猟奇的暴走と狂気的思考を描いています。 あんまり毒とか野球とかドームとか考えなくていいです(私が勝手に想像しすぎただけか)。 ★は4。

りーり
9EDFH0HC
No.2:
(5pt)

殺人!ザ・東京ドームの感想

東京ドームでの巨人阪神戦。
5万6千人の観衆がひしめく中、一人の観客が殺された。
大勢の人がいながら、誰も試合終了まで殺人に気付かなかった。
その後もドーム側は試合を中止せず、観客も減らず、被害者は増えていった。
いったい犯人はどうやって警察と観衆の目をかいくぐり、殺害したのか―・・・

先のあらすじでは犯人はどうやって云々述べましたが、犯人視点が割合多いです。
そのため、殺害方法や動機は序盤でわかります。
サイコサスペンスというか、とにかくミステリー色は薄い気がします。
観衆下での殺害にあたり、どんな緻密な計画・計算がなされるのか期待しましたが、そのあたりもあまり。
犯人以外の思惑が絡みだし、これから面白くなるかもというところで割合あっさり終わってしまいます。
岡嶋二人氏にしては、正直可もなく不可もなく、サラッと読む作品かなと思います。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
No.1:
(7pt)

犯人の心理描写を描いた作品

気弱で陰湿な主人公が猛毒を手に入れた事から無差別殺人を目論む。

タイトルの東京ドームはあまり関係なく、
毒を手に入れた主人公の心理描写を読ませる作品です。

ラストは曖昧で終わってしまった印象を受けたが全体としては面白かった。

おいげん
PQLRUDUD
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No.13:
(5pt)

パニックIN東京ドーム

岡嶋二人による当時出来たばかりの東京ドームを舞台にした推理小説というよりは犯人視点から描いたパニックサスペンスである。
倒述推理的趣向もあるが、全体としては冴えない犯人が凶行を起こすことで次第に暴走していく過程がスリリングに描かれている。
2週間ほどで書かれた突貫工事的作品ということもあり、岡嶋作品としてはそれほど凝ったプロットということではないが、十分に楽しませてくれる作品に仕上がっている。
殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)より
4062734524
No.12:
(5pt)

心理描写が上手いです

精薄気味の、少しオツムの弱い男の子が主人公です。

自信なくて常にビク2してるとこから、徐々にカンチガイから自信つけて堂々とし出す描写が非常にお見事(・_・;)
ひょっとしてどちらかがいじめられっ子やったん?って位に上手いです。

ただ、よく言えばスピード感ある…になるんでしょうが、終盤の展開が早すぎて、いまいち盛り上がりに欠けてしまったかな?って気もします。

でもこれも「岡嶋二人基準」やからであって、充分すぎる程にハラ2ドキ2ワク2たっぷりの作品です。別に野球知らんくても関係なく楽しめますので、ご心配なくm(_ _)m
殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)より
4062734524
No.11:
(5pt)

これはもはや反則?

あっという間の二時間でした。息をつかせぬってのは、まさにこのこと。

 現在の岡田監督がバッターとして登場したり、安打製造機篠塚が出てきたり、
懐かしい東京ドームのシーンがいくつも出てきます。
 キャラクターから、設定まで、何から何まで少しずつ無理があるんですが、
納得してしまう。一つ一つが良く出来ていると言うか、結構オタクなんですね。
 文章も軽やかで、結びも良い。

 まさに岡島ワールドといったところでしょうか。
 誘拐の岡島って言うけど、私には、こういう試合場を使うのが上手いという
印象があるんですが...

 なんとなく軽いので、満点の作品にはしてはいけないんでしょうが、90点。
あっという間の二時間です。お勧めします。
殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)より
4062734524
No.10:
(4pt)

無邪気の恐怖

本著は東京ドームの完成に合わせて企画されたものだそうです。
チョッと頭が足りず、人に馬鹿にされながら生きてきた無邪気な変質者「久松敏彦」が主人公です。
ひょんなことで、猛毒「クレーレ」を手に入れ今までの鬱憤を晴らすように無差別殺人を重ねます。
所謂謎解きではないのですが、「久松敏彦」とそれぞれの思惑で「久松敏彦」を利用しようとする人間が絡み物語がスリリングに進行していきます。
殺人により自信を付けていく変質者「久松敏彦」の心理描写が見事です。
1988年の作品ですが、古さを感じずに楽しめます。
殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)より
4062734524
No.9:
(4pt)

無邪気の恐怖

本著は東京ドームの完成に合わせて企画されたものだそうです。

チョッと頭が足りず、人に馬鹿にされながら生きてきた無邪気な変質者「久松敏彦」が主人公です。
ひょんなことで、猛毒「クレーレ」を手に入れ今までの鬱憤を晴らすように無差別殺人を重ねます。

所謂謎解きではないのですが、「久松敏彦」とそれぞれの思惑で「久松敏彦」を利用しようとする人間が絡み物語がスリリングに進行していきます。

殺人により自信を付けていく変質者「久松敏彦」の心理描写が見事です。

1988年の作品ですが、古さを感じずに楽しめます。
殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人!ザ・東京ドーム (講談社文庫)より
4062734524



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