99%の誘拐



※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.54pt (10max) / 26件

7.20pt (10max) / 218件

Amazon平均点

3.88pt ( 5max) / 81件

楽天平均点

3.76pt ( 5max) / 414件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
27pt
サイト内ランク []A総合:30位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

2.50pt

70.75pt

65.25pt

5.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1988年09月
分類

長編小説

閲覧回数17,333回
お気に入りにされた回数39
読書済みに登録された回数390

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

99%の誘拐 (講談社文庫)

2004年06月15日 99%の誘拐 (講談社文庫)

末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第十回吉川英治文学新人賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.54pt

99%の誘拐の総合評価:7.70/10点レビュー 107件。Aランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全26件 1~20 1/2ページ
No.26:
(7pt)

まあまあでした

現実味には欠けますが。

わたろう
0BCEGGR4
No.25:
(9pt)

スピード感もあり楽しめました

ランキングの評価が高いので手にしました。
スピード感もあり、かなり面白かったです。
誘拐を成立させるトリックの現実性を論ずるより、ストーリーを楽しみたい一冊でした。
主人公の父親の無念さが、この小説の根幹にあり、そういう面で単なる謎解き小説で無かったのが良かったです。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.24:
(7pt)

99%の誘拐の感想

結局、タイトルの意味は?

mick
M6JVTZ3L
No.23:
(6pt)

99%の誘拐の感想

 
 昭和時代も暮れのこと、発生した誘拐事件はコンピューターを駆使した前代未聞の犯罪だった!!

 コンピュータという言葉さえ一般的じゃない時代のお話。 カタカナ用語に狼狽える警察のなんとも情けないこと、本作は先進的な機械を使った誘拐事件を犯人視点も含め描いています。 誘拐事件という迫力には欠ける展開を次世代テクノロジーを扱った特殊性と事件を起こす側と追う側の交互視点で盛り立てております。  
 倒叙で誘拐モノということで小々地味な感じが否めないですね。 SF的要素も2018年から見てしまうと物足りなさを感ずる。 ★は6つ。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

りーり
9EDFH0HC
No.22:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

99%の誘拐の感想

どんどん読んでしまう面白さはあったと思います。
また、80年代後半にこれだけの仕掛けを思いつくのも凄いと思います。
ただ、80年代後半にこれを読んだ人は、どんな印象を持ったのでしょう。いまいちピンとこなかった人も多いのではないかと想像してしまいます。
個人的には、全体的に盛り上がりに欠けていた感じがしました。一番の理由は、展開がかなり一方的で、攻防と言えるほどの緊迫した場面があまり無かったような気がすること。誘拐事件は起こりますが、人質の命の危機みたいな切迫感も、読者にはゼロ。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マー君
S2HJR096
No.21:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

10年は時代を先取りしていたIT犯罪小説の名作

作中で時代を分けて発生する2つの誘拐事件が、物語の主軸となるミステリです。
そして2つ目の誘拐事件の犯人は、他ならぬ最初の誘拐事件でさらわれた子供であり、今度はかつて自分が誘拐された事件の犯人たちへの復讐の意味を込め、完璧な計画の元、犯罪を実行するという内容です。
最初の誘拐事件では被害者の視点、二つ目の誘拐事件では犯人の視点で物語が進行する形になりますが、個人的に誘拐ミステリは犯人視点の倒叙形式の方がずっと好みですね。

そしてこの作品のもう一つの大きな特徴として、犯人は優れたIT技術者であり、その知識と技術を最大限活かして、当時の最先端と言うべきIT犯罪を行います。
この作品が発表されたのは30年前になり、作中で「パソコンっていうとデパートで売っているような奴ですか?」なんて台詞が出てくるほど、一般にITの知識は浸透していない時代背景です。今では当たり前に使われている用語にもいちいち説明を入れなければいけないような有様で、流石に「古臭さを感じさせない」とは言えないです。今読むとバリバリに時代を感じてしまいます。
しかしそれは実際30年前の作品で、この30年でIT分野は目覚しい発展を遂げたのだからそれは責めることはできないでしょう。
むしろ当時としては間違いなく10年は時代を先取りしていた小説であり、リアルタイムで読んでいた人はさぞ驚き、感心した内容だと思います。
(もし私がリアルタイムでこの作品を読むような世代だったら、もっと高得点をつけていたのではないかと思います)

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マリオネットK
UIU36MHZ
No.20:
(7pt)

99%の誘拐の感想

倒叙物として最初に犯人が明かされ、どうやって誘拐劇を成功させるのか、もしくは警察が逮捕するのか、先が気になりながらあっという間に読みました。
この作品が現実的なのかそれともSF色が強いのか、私にはわかりませんが、疑問を感じることなく非常に納得させられてしまいました。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.19:
(5pt)

99%の誘拐の感想

マイコンがパソコンと呼ばれるようになり
草の根通信が、はやりだしたころ
コンピュータは知識がないとさわれないと
思われてた時代の話
最後は、だれますが
面白い本でした


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

jethro tull
1MWR4UH4
No.18:
(10pt)

99%の誘拐の感想

驚きました!一気読みしました。

anotokinoinoki
4B79947F
No.17:
(8pt)

古さを感じない面白さ

25年以上も前に書かれた作品にしては古さを感じさせず、当時としては最新といえるハイテク機器を駆使しての誘拐劇に最後まで飽きずに一気に読めました。

axel
RNCIKKBG
No.16:
(8pt)

99%の誘拐の感想

面白い!
個人的には『クラインの壺』よりハマりました!
父の無念をはらす息子の姿をぜひご覧ください!!
まだ読まれてない方はぜひ2作とも読んでほしいと思います。

りこっくま
OJP3HKGY
No.15:
(9pt)

99%の誘拐の感想

完成度の高い内容でした。切り口が面白く、全く飽きずに読めました!

ひろゆき
44KMPFT3
No.14:
(9pt)

99%の誘拐の感想

岡嶋作品の中でも1位2位を争う大好きな作品の一つです。
なんと言ってもあまり古さを感じさせないので、今読んでも楽しめます。
次はどうなるの?次は…?とページをめくる手が止まりません。

ぺこりん12
M5MH63SF
No.13:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

99%の誘拐の感想

とても面白い小説でした。
岡嶋二人三大ミステリの一作であり、オスダメミステリのランクでは三作品中、唯一のAランク作品ですが、私は本作が最も面白かったです。
余命短い生駒洋一郎の息子である生駒慎吾誘拐事件の回想手記から物語は始まります。
その後、当時の身代金が発見されたことに端を発し、過去の誘拐事件をなぞったような誘拐事件が起きるという展開です。
犯人視点での展開もあるため、読者は事前に犯人をわかったうえで読み進めます。
しかし、犯人が警察につかまるのか~といったハラハラ感はあまりなく、どちらかというとワクワクしながら読めると思います。
トリックについては実現不可能という批判はあるかと思いますが、あくまでミステリ小説であるということと、1980年代にここまでハイテク機器を用いたトリックを考え、尚且つそれを説明ぽくなく飽きさせずに読ませる作者の手腕は素晴らしいと思います。
身代金の換金方法、誘拐方法、身代金の運ばせ方、そしてトリック等々は、過去の誘拐事件と比較して時代の進歩が見てとれます。
一方、捜査方法はさして進歩がない様子も見て取れます。
あまり詳しく書くとネタバレになってしまいますが、ただの誘拐小説ではなく、そこに犯人のある想いがあることで、さらに面白い作品だと感じました。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

あんみつ
QVSFG7MB
No.12:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

99%の誘拐の感想

岡嶋二人の代表作です。
序盤はよくある誘拐事件のお話ですが、1/4も進む前に迷宮入りのまま終了。。。と思いきや、これからが本題で大逆襲が繰り広げられます。謎解きというよりは、スリリングな完全犯罪の実況中継というように、とても読みやすい文章でストーリーが展開していきます。
若干、後半部分でだれてきてしまったので、もうひとひねりして欲しかったです。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.11:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

99%の誘拐の感想

80年代に書かれたとは到底思えない物凄い作品だと思います。
登場するハイテク技術は当時ある程度実現可能だったのか、想像部分が多くを占めていたのかはわかりませんが、
現在でもほとんど違和感がない技術で描かれているからこそ、この作品の凄味を感じます。
ジェットコースターのようなスピード感溢れる展開を素直に楽しめば良い作品だと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.10:
(3pt)

99%の誘拐の感想

ミステリーというよりヒューマンドラマのように思えてしまった。
謎解きのドキドキやハラハラは感じられないです。映像化向きかも。

ほそやん
IYPDLT89
No.9:
(8pt)

99%の誘拐の感想

とても88年に書かれたものとは思えない内容でです。スピード感があり、最初から最後までまでハラハラしながら読んでました。驚くような展開があったわけではないのにかなり楽しめました。

ほっと
2XKXV6EI
No.8:
(9pt)

99%の誘拐の感想

面白いです。スピード感があってサクサク読めます。とても、昔の作品とは思えません。
おすすめです。

コロッケ
06AW34E3
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

99%の誘拐の感想

謎解きというよりストーリー展開を楽しむ作品ですね。
この作品が書かれたのは20年以上も前ですが、現在のようにパソコンが当たり前に普及していない時代に、これだけの話を考えられる作者の力量は特筆すべきものだと思います。
癖が無い文章だったのでサクサク読めて面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

ちんちろりん
NLFRSLFL
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!



その他、Amazon書評・レビューが 81件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク