後巷説百物語
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後巷説百物語の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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巷説シリーズ第3弾。今回、又市は過去の回想でのみ登場、そしてその回想の語り手は一白翁こと百介。シリーズを順に追ってきた人にとってはなんとも感慨深い巻であるとともに、どこか寂しく感じられました。各短編はいつも通りの巷説物語。最終話では一白翁が、とある目的を持って百物語の会に参加。最後まで誰かにしっかりと振り回されており、やっぱり最後まで百介は百介でした。 | ||||
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今までの二作品と比べると、少し毛色が違うものだった。 | ||||
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ファンとしては、面白すぎて一気読みしました。キャラクターがとっても好き❤️ | ||||
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【ややネタバレ】直木賞受賞作品。 概要:時は明治、まだ武士から検察に変わりたての警察官達が、不可解な事件を、生き字引の語り部のお爺さんからの見聞を大いに参考にして解決していく。お爺さんは噂話が大好きで、若い頃は話を聞きつけては諸国に出向いて回った。どれも、妖怪の仕業かと噂されるような話ばかりだが、その真相は人間の仕業であったり、思い込みであったり、仲間たちと裏で工作を仕掛けて、都合よく妖怪の仕業とする事で丸く収めたりしている。(裏工作の部分は、警察官達には明かされない。)最終話は題にもある百物語を行い、その中で前の話からの清算と、鳥肌もののエンディングへと締めくくる。 感想:最初の「赤い月」には冒険要素があり、衝撃的な展開もありでかなり楽しめた(この作品のことを全く知らないからかも知れない。)しかし、3話目あたりからは少しスケールが尻すぼみになって、おじいさんの回想話のパートも少なくなっていく。まず警察官達でああでもないこうでもないと思慮を巡らし合うパートから始まるが、本当に中身がないので退屈してさっさと読み飛ばしてしまった。翁の話を聞かないと真相は出てこないという「型」が分かっているからだ。ページが分厚いがサクサクすすむため意外にも読了は早かった。 しかし、この作品からは江戸時代以前の日本のふるさとに息づいていたと思われる、人と妖の共存というか、境界線の曖昧さというか、妖怪は居るんだよという、今ではファンタジーとされてしまうであろう概念、空気感が感じられる。その世界観は警察官達の他愛もない会話の中でも提供されている。この時代はこういう思考だったのだと。非常に形容しがたいが、読者を物語の世界に没入させる全体を包み込むような、地味ではあるが重要な書き込みというものを先生はしっかり大切にされているのかなと感じた。最終話の締めくくりは御身事。途中までは「なんだ、そうだよね、妖怪なんて居ないよね!」という軽快なタネあかしだったはずが、最後の最後で「やっぱり妖怪いるのかな…?」と匂わせて終わるのがたまらない。 | ||||
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『前巷説百物語』『西巷説百物語』を注文しようとしたら… 単行本をつい先程、読み終えたばかりの本書まで買っちゃったい! おかげで小野不由美さんの解説文が読めたから由とするか。 直木賞受賞の誉れ高い名作。 なれど、百介が又市らと袂を別った後日譚ゆえ、 落ち穂ひろいの感じは否めないなぁ。 京極センセイが大好きな”必殺シリーズ”でいえば ひかる一平が出た後の仕事人あたりかな。 三部作(当時)引っ括めての評価でもあろうか? | ||||
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家の近くになかったので助かった | ||||
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時代ものがとても好きなのでドラマで見たいです | ||||
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