西巷説百物語
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西巷説百物語の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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シリーズ完結!今回の舞台は大坂。言葉とか地名とか、なんかやっぱり良かったです。また、悪い奴を『仕掛け』を使って懲らしめる手際は相変わらず鮮やか。最後の話はシリーズのオールスター版。ちょっと切なく、その余韻もええ感じでした。 | ||||
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面白い。林蔵の話 | ||||
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一気読み。登場人物と一体化するほど面白かった。 | ||||
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第4作『前巷説百物語』で大分存在感が増した、靄船の林蔵を主役に据えたスピンオフ的な第5作。第6作『遠巷説百物語』を含め他は6編構成なのに対し、本作は例外的に7編構成となっています。本作第1編「桂男」からして第1作第1編「小豆洗い」のオマージュのような雰囲気が有、本シリーズ特有の妖しい世界観にのみ込まれて行きます。林蔵が「これで終いの金比羅さんや」と決めれば、喪黒福造(笑ゥせぇるすまん)のドーンよろしく、ターゲット or 依頼主の「運命」が定まります。第7編「野狐」は「帷子辻」に並ぶくらいにもの哀しく…。 | ||||
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今までの巷説百物語でちらほらと登場していた林蔵が主人公の物語群です。これまでの”前”巷説や”後”巷説のように時代を以前に遡ったり、または先に進んで江戸から明治になり、山岡百介の思い出物語になったりするのではなく、時代は同じで、事の起きる場所が江戸から大阪に変わっています。これまでのような大掛かりな仕掛けはなく、数人で芝居を組んで物事を解決するといった話ばかりで、その分確かにスケールが小さくなっているので、物足りなく感じる人もいるかもしれません。 この物語でなんといっても特徴的なのは、会話のすべてが関西弁になっていることです。京極氏の文章は、会話と他の部分の繋ぎ方に独特のリズムがあるのですが、その流れが読んでいてなんとも心地よいです。自分は関西の人間なので特にそう感じるのでしょうが、他の地方の方はどうなのか気になりました。京極氏は北海道生まれなのでほぼ標準語のイントネーション育ちだと思いますが、この作品の関西弁はほぼ完璧なので、すごいなと思いました。 この「西巷説物語」が今のところシリーズの最終作になっていますが、「後巷説物語」で時代は明治になり、すでに主要メンバーのほとんどが亡くなっているであろうことが暗示されているので、もし続編が書かれるとしたら、スピンオフ的なものでないと無理、ということになると思います。とても気に入っているシリーズなので、ぜひ続けていっていただきたいのですが・・・。最後の「これで終いの金比羅さんやで。ほなさいなら」の文章に、なんだかしみじみとしてしまいました。 | ||||
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怖がりの私ですが、 怖いのにゾクゾク・ビクビクしながら読んでます。 夜中なトイレは電気点けまくりで、ヒンシュク物ですが!! | ||||
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