遠巷説百物語
- 花嫁 (112)
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理不尽を、納得させるに値する内容。 京極夏彦さん流石です。 | ||||
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今回は遠野ですが、又一達悪党もそろそろ最終局面になっております。お化け自体はいつものですが、真相がキナ臭くて。人間って怖いなと。まさか次で終わりかと思うと、少し寂しいです。なんだかんだで好きなシリーズですので。次回作を待ちながら読み返してます。 | ||||
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四コマ漫画の起承転結とは異なるが、譚・咄・噺・話と4つの段落に区切りをつけて、元を同じくするはなしが語られる視点に依ってその実相を明らかにしていく…譚は嘘も実もなく昔ばなしか言い伝えであるがゆえに誰にも実害は生じないのだが咄から噺と視点が変わる度に害を被った者の有り様が見えてくる。実は語られる事実は譚と成ることで人を守っているのだ。自分は信仰心のない人間なので聖書などは史実に神の存在を上書きし天災を天罰に生き残りを信仰心の厚い者に書き換えたものだと思っているが、ある意味昔ばなしも実際に在った出来事が言い伝えられたものかも知れない。 | ||||
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★★ご存知、巷説百物語★★ ある意味、幕末史(水野忠邦の政争期)。 ある意味、必殺仕掛人(基本不殺で)。 何でも怪異化物の仕業で迷宮入解決。 ★★本作は最終回の前段回の枠★★ 時系列はファンサイト参照として、 シリーズ的には、 「前→巷説、続他→西→(決戦編?)→ ▲遠→(了他)→後」 ↑☝こういう繋がりです。 (元ネタの絵本百物語、あと1冊分残ネタ有り) ★★今回の舞台は奥州遠野(南部候の領地)★★ 山に囲まれた盆地の街、物流交通要衝。 それが遠野です。 「山を超えねばどこにも行けない」 それが、化物怪異の文化を生む温床。 山で繋がる東と西(京阪ー北林ー江戸ー奥州)、 こういう巷説シリーズの背骨とリンクします。 ・・書評として、・・ 面白さは折り紙付きです。映像化向きの作りです。 (但し映像化にはどうも恵まれていない作品です) 今回の遠は、事後の話と結びの話の ちょうど前段、いわば最終回一つ前。 まだ描かれていない八咫烏Vs妖甲斐の暗闘、 (それによる水野勢失脚と西の仕掛勢の滅び) 愛すべき小悪党どもの勇姿の再臨です。 次回(現在連載中)の了が、 ある意味、最終回千秋楽と 予想出来ます。 ただただ愉しみです。 (今作読んでワクワクが止まりません) 京極先生にはなるべく御自愛頂き、 お元気で何卒、シリーズ完結を お願い申し上げしたいものです。 (幕末大作にかかった作家の多くは 未完でご逝去されてますもので) 以上、面白さ掛け値なし!!! 御行仕奉候、 これで終いの金比羅山。 どんどはれ | ||||
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見事な仕上がりだが、構成が決まっていることで、話の展開が制約されている感じ。 登場人物も自分の枠内で行動するだけ。予定調和を破壊してこそ京極。女っけも少ない。 | ||||
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