病葉草紙
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あらすじ
人の心は分かりませんが、 それは虫ですね――。ときは江戸の中頃、薬種問屋の隠居の子として生まれた藤介は、父が建てた長屋を差配しながら茫洋と暮らしていた。八丁堀にほど近い長屋は治安も悪くなく、店子たちの身持ちも悪くない。ただ、店子の一人、久瀬棠庵は働くどころか家から出ない。年がら年中、夏でも冬でも、ずっと引き籠もっている。「居るかい」藤介がたびたび棠庵のもとを訪れるのは、生きてるかどうか確かめるため。そして、長屋のまわりで起こった奇怪な出来事について話すためだった。祖父の死骸のそばで「私が殺した」と繰り返す孫娘(「馬癇」)、急に妻に近づかなくなり、日に日に衰えていく左官職人(「気癪」)、高級料亭で酒宴を催したあと死んだ四人の男(「脾臓虫」)、子を産めなくなる鍼を打たねば死ぬと言われた武家の娘(「鬼胎」)……「虫のせいですね」棠庵の「診断」で事態は動き出す。「前巷説百物語」に登場する本草学者・久瀬棠庵の若き日を切り取る連作奇譚集。(「BOOK」データベースより)
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評判
病葉草紙の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
病葉草紙の総合評価:
8.00/10点 レビュー 5件。
感想一覧
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Amazonレビュー
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たくさん読んでないけど今回は、初っ端に流石だ〜が有りました。
四十にして惑わず、から
不惑にシジュウとフリガナ振ってくれてて、おぉ〜と思わず。
加えて、若大家と店子の軽妙で、性格が分かるやり取りは、
随所に笑えて、京極堂さん読みながら笑いがっ!て一種の嬉しい驚き。
表紙の絵と、虫ですね、から面白そうと思ったのは、その通りだった。
ずっと手元に置いて繰り返し読み返したい。