魔女の原罪



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初公開日(参考)2023年04月
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長編小説

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魔女の原罪

2023年04月24日 魔女の原罪

法律が絶対視される学校生活、魔女の影に怯える大人、血を抜き取られた少女の変死体。 一連の事件の真相と共に、街に隠された秘密が浮かび上がる。 僕(宏哉)と杏梨は、週に3回クリニックで人工透析治療を受けなければならない。そうしないと生命を維持できないからだ。ベッドを並べて透析を受ける時間は暇で、ぼくらは学校の噂話をして時間を潰す。 僕らの通う鏡沢高校には校則がない。ただし、入学式のときに生徒手帳とともに分厚い六法を受け取る。校内のいたるところには監視カメラが設置されてもいる。 髪色も服装も自由だし、タピオカミルクティーを持ち込んだって誰にも何も言われない。すべてが個人の自由だけれども、〝法律〟だけは犯してはいけないのだ。 一見奇妙に見えるかもしれないが、僕らにとってはいたって普通のことだ。しかし、ある変死事件をきっかけに、鏡沢高校、そして僕らが住む街の秘密が暴かれていく――。 『法廷遊戯』が映画化され注目を集める現役弁護士作家の特殊設定リーガルミステリー。(「BOOK」データベースより)




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魔女の原罪の総合評価:7.60/10点レビュー 5件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(3pt)

ジュブナイル作品

1970〜80年代くらいに少年少女向けのSF作品が良く刊行されていた。
いわく、自分の住んでいる街が少しおかしい··みたいな未成年が主人公の作品。眉村卓とかね。

本作はそれを多少ミステリー寄りにしたような作品でした。どちらかというと内容的に子供向けかも。
魔女の原罪Amazon書評・レビュー:魔女の原罪より
4163916881
No.4:
(2pt)

最大の問題点に言及されていません

ネタバレありのコメントを書きます。

私は内科医です。
はっきり言って、この物語にある事件において最も罪が重いのは主人公少年の父親ですよ。腎臓内科医である父親は、義理とはいえ腎不全でもなんでもない息子をだましつつ週3回透析をし続けていました。これ、普通に傷害罪でしょう。
いくら妄信的な妻(少年にとっての実母)に頼まれたとはいえ、医療行為の最終責任は主治医にあります。
父親が何の責任も問われないこの結末、我慢できません。最後の方で、なにが「父とも向き合う」だ、と思いました。
魔女の原罪Amazon書評・レビュー:魔女の原罪より
4163916881
No.3:
(4pt)

流石

一日で一気読みでした。
無機質とか不気味に見える展開の中に熱い物を織り込むのがやはり上手い。
向き合う勇気を感じて欲しい。
幻告が好みど真ん中過ぎたので、星4で!
魔女の原罪Amazon書評・レビュー:魔女の原罪より
4163916881
No.2:
(5pt)

あまりにも強烈などんでん返しに絶句!

●驚くほど衝撃的なミステリーなのに、帯の惹句がおとなしい。他の出版社ならこの100倍ものキャッ
チーなフレーズを用いているはず。
 佳境に入るのは第一部から第二部へと移行する直前。それまで高校生の目線で描かれた物語がダイ
ナミックなものへと急展開する。伏線が回収されるたび強烈な驚きとなり、またどんでん返しが起きる
たび痛烈なムチとなって読む者に襲いかかってきます。

 被告人や証人の法廷内描写や弁護人の倫理など、法曹界に身をおいている著者だからこそ表現できる臨場
感は何とも言えません。また、時々主人公が交代する構成も効果的です。
 物語の要は“魔女の原罪”に集約されているので、レビューすればネタバレになってしまう。ラストの数十
ページは息もつけない迫力と逃げ場のない閉塞感。紙面から登場人物たちの喪失感や諦観の嘆息が漏れてく
るようでした。

 本書は今年度のミステリー関連の賞の受賞間違いない作品です。
魔女の原罪Amazon書評・レビュー:魔女の原罪より
4163916881
No.1:
(5pt)

独創的な設定と、それすら前座にしてしまう面白さ

校則のない、法律”だけ”を犯してはいけない学校。これだけで一冊書けそうな設定だし、実際それに沿った前半のストーリーだけで十分すぎるほど面白い。

しかしそれだけでは終わらなかった。
更なる狂気に身が竦んだ。
共感はできない。理解もできない。
なのに動機に単なるフィクションとして片付けられない不気味なリアルさを感じる。

散りばめられた法律要素が良いアクセント。
法律だけに従うロジカルさが、他の不合理な行動の違和感を際立たせる。

社会問題を法律家の視点から切り抜きミステリー化した傑作。真実が明らかになるにつれ、ウソだろ…と何度も思わされるミステリーの醍醐味を味わえました。
魔女の原罪Amazon書評・レビュー:魔女の原罪より
4163916881



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