魔女の原罪
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1970〜80年代くらいに少年少女向けのSF作品が良く刊行されていた。 いわく、自分の住んでいる街が少しおかしい··みたいな未成年が主人公の作品。眉村卓とかね。 本作はそれを多少ミステリー寄りにしたような作品でした。どちらかというと内容的に子供向けかも。 | ||||
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ネタバレありのコメントを書きます。 私は内科医です。 はっきり言って、この物語にある事件において最も罪が重いのは主人公少年の父親ですよ。腎臓内科医である父親は、義理とはいえ腎不全でもなんでもない息子をだましつつ週3回透析をし続けていました。これ、普通に傷害罪でしょう。 いくら妄信的な妻(少年にとっての実母)に頼まれたとはいえ、医療行為の最終責任は主治医にあります。 父親が何の責任も問われないこの結末、我慢できません。最後の方で、なにが「父とも向き合う」だ、と思いました。 | ||||
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一日で一気読みでした。 無機質とか不気味に見える展開の中に熱い物を織り込むのがやはり上手い。 向き合う勇気を感じて欲しい。 幻告が好みど真ん中過ぎたので、星4で! | ||||
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●驚くほど衝撃的なミステリーなのに、帯の惹句がおとなしい。他の出版社ならこの100倍ものキャッ チーなフレーズを用いているはず。 佳境に入るのは第一部から第二部へと移行する直前。それまで高校生の目線で描かれた物語がダイ ナミックなものへと急展開する。伏線が回収されるたび強烈な驚きとなり、またどんでん返しが起きる たび痛烈なムチとなって読む者に襲いかかってきます。 被告人や証人の法廷内描写や弁護人の倫理など、法曹界に身をおいている著者だからこそ表現できる臨場 感は何とも言えません。また、時々主人公が交代する構成も効果的です。 物語の要は“魔女の原罪”に集約されているので、レビューすればネタバレになってしまう。ラストの数十 ページは息もつけない迫力と逃げ場のない閉塞感。紙面から登場人物たちの喪失感や諦観の嘆息が漏れてく るようでした。 本書は今年度のミステリー関連の賞の受賞間違いない作品です。 | ||||
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校則のない、法律”だけ”を犯してはいけない学校。これだけで一冊書けそうな設定だし、実際それに沿った前半のストーリーだけで十分すぎるほど面白い。 しかしそれだけでは終わらなかった。 更なる狂気に身が竦んだ。 共感はできない。理解もできない。 なのに動機に単なるフィクションとして片付けられない不気味なリアルさを感じる。 散りばめられた法律要素が良いアクセント。 法律だけに従うロジカルさが、他の不合理な行動の違和感を際立たせる。 社会問題を法律家の視点から切り抜きミステリー化した傑作。真実が明らかになるにつれ、ウソだろ…と何度も思わされるミステリーの醍醐味を味わえました。 | ||||
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