(短編集)
六法推理
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とても丁寧に書かれていると思います。 法知識がない人でも読める作りになってるのが相変わらず秀逸。 もし読み返すのなら、最後から節単位で逆走して読み返していくのがおすすめです。 エモさを出すための演出があちこちに散りばめられていることが分かります。 純粋な謎解きミステリーを期待する人からすると、ちょっと物足りないかも… | ||||
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著者の『法廷遊戯』『不可逆少年』『原因において自由な物語』がすきなので購入。結果としては三話ほど読んでやめました。 つまらなくはないです。得意分野の異なる気の合わないバディがどんどんいい感じのペアになっていく過程や、事件の展開などたのしめますが全体的に想定の範囲内だなくらいの感想。特別ここがいい!というところはなかったかと思います。 一話一話が短く文章もとっつきやすいので、この作家さん気になってたけど長いの読むの苦手だし……と躊躇っていた方が手に取る一冊としては向いているとおもいます。 | ||||
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ゼミ活動の無料法律相談所に持ち込まれる法律問題に、法曹一家で育った法学部の大学生と、物語の最初の相談者であった経済学部の女子大学生が解決に挑む連作ミステリー。 賃貸借契約や発信者情報開示請求等の法律の知識・手続きを詰め込み、事件は幽霊騒動やリベンジポルノ、放火などバラエティーに富み、且つ、ミステリーとしての骨組みや謎解きもしっかり兼ね備えています。 どの物語もラストは苦味があり決して気持ちよいものではないけれど、探偵コンビのやり取りや会話が軽妙で好ましかったです。 | ||||
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ミステリーで男女のバディものということは、探偵と助手か?と思いきや、両者の関係性が独特で面白い。続編が読みたくなるいいコンビ。 広範な法律知識で推理のピース集めをする古城。育ちのせいか過去の苦い経験のせいか、どこか感覚がずれており、集めたピースを枠にはめられない。 知識はないが、持ち前の洞察力で古城が集めたピースを組み立てる戸賀。組み立てるついでに、古城のずれた感覚も少しずつ矯正していく。 短編集ということで読み味はライトだが、大学を舞台にYouTuber、学園祭の火事、カンニング等のテーマを法律的な観点から扱っており、ミステリーとして面白いだけでなく知的好奇心も刺激され、法律って面白いと思わせてくれる。加えてやや割り切れない各話の結末と、最終話の爽やかさ。五十嵐律人作品の魅力を一冊で何粒も味わえる。 法廷遊戯の清義とサクちゃんの掛け合いが好きだった五十嵐律人ファンとしては、古城と戸賀の気楽な会話部分も非常に楽しく読めた。 | ||||
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