魔女の原罪

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評判

魔女の原罪の評価:

5.00/10点 レビュー 1件。 D ランク

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平均点5.00pt

感想一覧

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全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(5pt)

SFじみた構成を上手くリーガルモノに落とし込んだ力は高評価

舞台はとある高校。そこは、校則がかなりユニークであり、主人公である男子生徒は困惑します。髪型、服装は自由、生徒の自由性を重んじますと校長は言い、ただし犯罪は厳禁ですと付言されます。そのために生徒たちは法律書を持たされ、教室には犯罪をする者がいないかチェックするための防犯カメラが設置されています。主人公のいるクラスの生徒たちはそのことを当たり前のことと受け入れています。
ですが、どうやら異様なのは学校だけでなく、この町も同様らしく、、、。
SF的物語の設定、タイトルの『魔女の原罪』、そして度々台詞に出てくる"魔女"、"魔女裁判"。SFなのかと思いきや、途中で事件が起こり、上手く最後は法廷ものに落とし込んでいます。透析もこの物語で重要なキーワードとなっており、医療モノの要素もあり、いろいろなジャンルを楽しめる作品といえます。

作者が弁護士だけあって、法律的観点からこの物語の違和感を説明できた力はプラス評価です。
ただ残念なことに、登場人物が"なぜ、そうしたのか"いわゆるホワイダニット的視点で、かなり致命的にマイナス評価でした。無教養な人物がそうしたのならまだ納得するとしても、こんな非科学的で非情なことをするだろうかと。その点が受け入れられず、評価は大幅減です。

本来なら☆4にしたいところですが、以前レビューした『幻告』よりは読みやすかったので、差をつける意味で☆5とします。

bamboo
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