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(短編集)
その謎を解いてはいけない
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その謎を解いてはいけないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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厚みはありますがどんどん読めます。面白かったです。 | ||||
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ミステリ作家の紹介文を読んでも購入すると後悔します。 プロ作家とは思えない独りよがりで稚拙な文章に耐えることが出来れば買い。 | ||||
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Amazonで購入してない方のレビューばかり高評価で、正直疑問であった。恐らく他にもサクラではと考えている方がいると思う。 私自身、立ち読み後に購入している。 ただ、Amazonでの低評価と実店舗での高評価が事実だとして、頷ける点もあるので参考になればと思う。 他のレビュワーも何人か指摘しているが、とにかく売りにしている「黒歴史を暴く」と言う部分の出来が悪い。 セリフだけで痛さを表現して、地の文で考えている事が違っていれば、それは「キャラクターが中2病を患っているだけですよ」と解釈も出来るのだが、特に1話はどうしても作者の素が漏れている様にしか思えず、喋り方もいわゆる40代のネットオタクだ。 この部分がかなり読み進めにくく、助手の若い女性に喋らせてるのが不快一歩手前と言った感じ。 個人的には後半こそ、作者の良さだと感じたが、本作では入口のキャッチーさを出すのに失敗している様に思う。 助手が自分のアイデンティティについて悩む場面があったが、この様な独白や葛藤がもっとあれば、「登場人物ではなく作者が痛い」と言う印象にはならなかったかもしれない。 他のレビューを見て気付いたが、作者本人のTwitterを拝見すればノリが大体分かる為、Amazonで購入を考えている方は調べてみてもいいかもしれない。 では本作品が全くの駄作かと言うとそんな事はなく、後半になるにつれ文学的な問いが増え面白くなってくる。そして4話の前後編の完成度もミステリとして楽しく読めた。(2話目のテーマが自己言及的で、2話目でこの本の読み方が変わるかどうかで全体の評価が定まりそうでもある。) 読了後に残る、自分の思考が回転させられる感覚は他では得難いものだった。 5話中4話は満足できたので星4とするが、星3にするかかなり悩んだ。 どうしても出版社に余計な1話を読まされたと言う感覚が残る。 | ||||
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初めて読む作家さんです。 設定もかなり独特で、文体もボケとツッコミ調で続くので、年寄りにはちょっと没入できませんでした。 何度も読み返したり戻ったりして、本筋を掴もうとしましたが、結果として途中で読むのをやめちゃいました。 作家さんはきっと相当頭の切れる方なのでしょう。展開があっち行ったりこっち行ったりして私のような凡人には無理でした。 | ||||
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【感想】 短編3つと前後編の中編1つの構成。(1つ目→○ 2つ目3つ目→△ 四つ目→◎) カラコン黒マント厨二病の28歳男性、暗黒院真実(本名、田中友治)と天然オッドアイ毒舌女子高生小鳥遊唯が事件と関連人物の黒歴史を暴いていく。 1つ目の話は、冒頭で蛇にまつわる村の伝承や、いわくありげな一家の住む館など、さながら三津田信三の刀城言耶シリーズのような出だしだが、暗黒院が事件と関係ない一家の秘密を次々に解き明かしていく。これが面白い。本作の方向性を示す一作でミステリとしては弱いが、掴みとしては充分だ。 2つ目と3つ目の話は私としてはイマイチだ。ゲスト登場人物のモノローグがやや専門的で、ここが中弛みを生んでしまっていて、1つ目ほどのテンポの良さが感じられない。キャラ立ちも他の話に比べて弱く感じた。短編であれば1つ目のような話が望ましい。 4つ目の話は本作のメインであり、力作。前3つは本格ミステリとしては弱いと感じたが、これは文句なく本格モノとして仕上がっている。終盤の読者への挑戦状も様式美としてポイントが高い。 【評価】 オススメ度4(2つ目と3つ目の分星−1) 読みやすさ4 意外性 4(4つ目に関して) 主役二人のキャラ5 わかる人にだけわかるサブカルネタや暗黒院の厨二病キャラなどは好き嫌いが分かれそう。年配の方、硬質なものを求める方、ライト文芸が苦手な方には向かないかもしれない。だが私は声を大にして言う。「このコンビが好きだ」と。 続巻が出たら必ず買います。 | ||||
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率直な感想としては、作者が目指した小説がわからなかった。ミステリーを書きたかったのか、コメディorギャグ小説か、それともその二つの良いとこどりか。 ミステリーならトリックが簡単すぎるし、コメディ路線だとしても、白けるだけの寒々しい会話が続くばかり。世の中には「笑えた」と言う人もいるでしょうが、少なくとも私はノリについていけず、ずっと真顔で読んでいました。 またキャラクターがエキセントリックなのは構いませんが、その雰囲気を地の文にまで適応させたのは失敗です。とても崩した文体で書いているため、ものすごく読みにくい。 文章力としてはそれなりに日本語が書ける人が、SNSに書き散らかしている雑文のレベルです。もっとまともな文章も書けるでしょうに、あそこまで崩した理由がわかりません。読みやすければあれでも良いのですが、残念ながら上手くいっていません。 総論として一冊の文芸作品として、おすすめできるレベルには達していません。 | ||||
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冒頭から何の話をしてるのかわからなかった。 作者の所属する文芸サークルの仲間たち、ツイッターのフォロワーたちの間ではゲラゲラ笑える感じのユーモアなのだろうか。 本作の作者は文学についての造詣が深いらしく、普段から創作論を積極的にツイッターで展開されているらしい。その分期待も大きかったが、小説を読む習慣がない私にとって内輪ネタやツイッターの悪ノリ的な会話のやりとりに読む気が削がれた。もちろん私に読解力がないだけと言われれば何の反論もない。 黒歴史→厨二病→黒マント+オッドアイ+源氏名に暗黒院という連想ゲームから作られたような主人公(28歳)とラノベから引き連れてきたような女子高生がメインのキャラクター。 主人公(本名田中)の痛い言動(アラサーなのにも関わらず厨二病的な言動がいまだに残留している振る舞い)を、女子高生がうんざりさせられながらツッコミを入れるという基本形。 何かしらの名作のオマージュやパロディを全面に出すならまだしも、ツイッターや2ch(まとめサイト)などのネット発の悪ノリのオマージュやパロディが色濃くでてしまっているのはどうかと思う。 笑いの取り方に「他人をイジる(嘲笑を誘うラベルを他人に貼りつける)」が目立つため何回も続くと笑えなくなってくる。 冒頭シーンから、 「毒舌系キラキラ女子ウェブライター」 「クソオタク陰キャ限界独身男性2.0」 と既視感の漂うイジり言葉がある。 ユーモアセンスなきにしもあらずのような方が、強いイジり言葉をパラフレーズ的に量産して、強引に笑いを取ろうとしている印象を受ける。 この小説を読んで思い出したのは、ツレの男たちから「コイツは面白い奴」と認められたいがために無理に笑いを取りに行き、毒舌家を気取り、周囲の人たちを何人も傷つけてきた本当の【黒歴史保有者】らのこと。 まずは、内輪ネタ、パロディ、他人いじりからの脱脚。この作者の場合は、そもそも無理して笑いを取りに行かずに小説を書くことが大切なのではないかと思う。 「創作論がやかましい人ほど実作が痩せていく」──これは、あらゆる創作界隈で言われている。 私の知人(かなりの売れっ子作家)から聞いた話だが、「なぜ実作の乏しい作家ほど創作論をツイッターでひけらかしたくなるかというと、実作で使いこなせなかった創作論をそのまま捨てるのが惜しく、人目につく場所で開陳すれば、作者や作品に何かしらの凄みが生まれる、その演出をしたいから」と。 この方がズバリ該当する、とは言わないがあまりにも当てはまってしまう。 本作がきっかけとなって、 作者の経歴に【中年の黒歴史】があらたに 築かれてしまわないことを祈り、 星を五つ並べた。 | ||||
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本格小説ではありません。本格を銘打ってあり、本格の著名な作品を彷彿とさせるカバーなので、だまされた感でいっぱいです。 一番の問題は、推理パートがお粗末すぎます。本格ではなくミステリーとして読んでも、そんな簡単に都合良くという感じで楽しめません。 本格を期待して読んだ読者のほとんどは、ついていけないノリ、薄っぺらい推理、理解できないキャラクターたちに戸惑うかもしれません(本格のぶっとんだキャラクターともまた違います)。少なくとも自分はそうでした。ついていけない。ノリがあうかどうか、文章が読みやすいか、試し読みしてから購入したほうがよいと思われます。 ブラックユーモア小説として好きな人もいるかもしれませんが、ミステリー好きにはおすすめしません。 あまりにレビューが悪かったせいか、作者がTwitterで「レビューがそりゃないぜ〜的な状態になっているので、もしお読みいただいた方で「あれ?これおもしろいじゃん」ってなったひとは、応援のレビューを書いてくださると大変助かります(作者Twitterより引用)」とフォロワーに頼んでいるんですが、それってどうなのと思わずにはいられなかったです。 | ||||
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登場人物全員の思考がいわゆる普遍的な人間からはかなり乖離しているので、読解力をターボにして読まないと何を読んでいるのかちょくちょく見失います。 自分の力量不足かなとも思ったけれど、翡翠とか片目の探偵とかは大変面白く読めたのでやはりそういうことかなと。 じっくり噛み締めて読了はしましたが、特に心に残るものもなかったし再読する気にはまったくなれませんでした。 | ||||
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終盤に行くにつれ批評的で面白いという感想を見かけたのだが、意味が取れない程「てにをは」が怪しく日本語になっていない文章が多々あり、読むのが苦痛で、面白くなる前に挫折してしまった。編集者や校正者は何をしているのだろうか。誰も指摘していないのならば、指摘してくれる者が誰もいないのならば、作者が気の毒である。 | ||||
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本格ミステリ読み慣れていない人間からすると、むしろ読みやすかった。いろんな人を煽ったり茶化したり、特定の層にしか届かない小ネタが詰め込まれていて、そういうのを毛嫌いする人は読みにくいと思う。もしくは「ミステリこうあるべし」みたいなのが強い人は読みにくい。フラットに読んで面白かった側の人間です | ||||
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面白かったです! | ||||
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紹介文がかなりおもしろそうだったので、期待しながら読みましたが 期待が大きすぎました。正直最後まで読むのが厳しかったです。 内容以前の問題で、とにかく読みにくい。 編集の段階でもう少し読みやすく出来なかったのでしょうか。 あえて(?)終始砕けた話し言葉で書かれているので、余計な情報が多く話が入ってこない。 キャラクターなんでしょうが、ずっとこのテンションで話が進むので、 だんだん辟易してきます。 一応ミステリーとしての体裁はあるのかもしれませんが、小説・文芸っぽくはない。 ライトノベルでカテゴリーされた方がいいのではないでしょうか。 期待が大きかっただけに残念。 | ||||
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めちゃくちゃ面白かった。 総体にも細部にも、全てに作者の意図が及んでいることが分かる。ジャンル特有の様式美を踏まえながら、陳腐さを感じさせない。読者を迎えるための間口を広げつつも、最後まで面白く読めるように幾重にも仕掛けを凝らしてあり、上質なエンタテインメントに仕上がっていると感じた。 それから、表紙の絵。なぜそのように描かれているのか、読了後に見つめていて、なんだか込み上げてくるものがあった。 | ||||
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今までになかったパターンだったので驚きました。私は面白いと思います。 | ||||
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最高の読書体験です! | ||||
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「本格推理」と銘打たれているものの、およそかけ離れた内容 イタい会話とイタいノリが延々と続き、それが作者の狙いと分かっていても読むのが辛くなってくる 表紙から相沢沙呼のmediumとか綾辻行人のAnotherみたいなのを期待すると大変な目に遭う 2200円を支払ってこれを読まされるのは正直キツい ただ、図書館で借りたとしたら絶対に最後まで読み通すことはなかっただろう お金を払ったからなんとか読了したけど、元を取ったと受け取ることはできなかった | ||||
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作者のことは知らなかった。奔放な宣伝活動が流れてきて単独の出版作はなかったがネットで知られてきた人物と知りその内容も相俟ってカルト的な作品を期待したが肩透かしを食らった気分。ミステリーとしてなんとか読めるのはいいがネット上でユーモアのない者が「あえて」「一周回って」と言い訳しながらユーモアを装っているような既視感のある態度や言葉の応酬で読み進めるのがつらかった。それが本書の探偵の特殊性への自己言及や批評とも思えないのはめりはりのない一辺倒だからで数十ページ読めば地とわかる。金を出して数百ページ付き合う読者にとってはそういうキャラクターだからで済ませられることではなくただ単につまらなさそうという理由でこのキャラクターたちとは出会いたくないと思った。 | ||||
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