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禁忌の子
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禁忌の子の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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| 冒頭は強烈。緊急医療担当医の元に運ばれてきた(ほぼ)死体が、自分とうり二つだった! ストーリーそのものは、最後に明かされる真実と仕掛けがよくできていた。ただし、基本ジャンルとして「密室トリック」なのである。私のように密室トリックに全く興味のない者にとっては、その部分がつまらなかった。 それと、頭脳明晰で容姿端麗な探偵もどきの医者というキャラクターには、ああ、またこういうタイプか…とうんざりしてしまった。女性はこういうキャラを活躍させたいんだろうなあ。 | ||||
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| 隠された真相が気になるストーリーはドラマチックで面白く、テンポも良くて物語にぐいぐい引き込まれていく。 しかしながら、以下のように随所に見つかる粗が気になり、総合的な満足度はいまひとつでした。 (他の方のレビューと重複しない内容を列挙します。ネタバレ含みます) 1)城崎が生島クリニックの理事長・京子の密室不審死の真相を解き明かす推理のロジック(院内の人間は時間軸の観点から全員無実であることの証明)が難解で、再読しても理解できなかった。死斑についての説明は合理的だが。 2)主人公の妻・絵里香の理事長室への不審死当日の訪問が、抜かりなく捜査したとされている警察や院内関係者に見過ごされたことが解せない。 3)遺伝的に兄弟である武田航&中川信也と欧米人のような容貌の生島蒼平院長との外見の類似についての言及が全くないことは妙である。顔が似ていると中川が偽名で理事長を数回訪ねた際に院内関係者の記憶に残るから、似ていないことにしたのだとしたらアンフェアであろう。 4)絵里香の自殺を防ぐために看護師の金山が、電車が来ないタイミングで線路に妊婦を突き落としたというのは、いくらなんでも無理がある。インスタグラマーを標的にしてきたというこの金山のエピソードは、「バックルはずし」の記述のわかりにくさも含めて、作品を今風にするためのギミックかもしれないが、すべてない方が良かった。 5)幼少期より武田とは全く異なるとてつもなく悲惨な人生を歩んできた中川の容姿は、武田とはだいぶ印象が変わってくるのではないか?なのに絵里香は部屋に引き入れるし、海水中に溺死体で発見されたならば更に変貌しているのではないか? 6)扉頁に示された生島クリニック平面図の診察室前L字型パーティションは、幅が狭過ぎて椅子を置くことすらできない配置になっている。これは明らかに作図の不手際である。 7)執拗に繰り返されるルッキズム偏重とも思われる記述が好きになれなかった。 色々勝手に書きましたが物語の魅力は素晴らしいものがあります。精度を上げればとんでもない傑作になったでしょう。 | ||||
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| タイトルとあらすじから概ねそういう話だろうというのはわかってしまうが、サクサクと読めて面白かった。 優しく、人間味のある語り手で良かった。 が、キャラ萌えではないので続編は読まないかな。 この本のストーリーや設定などが面白かった。 | ||||
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| はいはい、鮎川賞ね。どんなもんでしょうかね。と、高をくくってパラパラと読 み始めたところ、気付いたときには没頭していました。トリックや謎解き、犯人 当てについては微妙なのですが、本書はとにかくストーリーテリングが良いです。 淀みなく展開する物語、余計な寄り道のないプロット。正に息もつかせない勢い です。人によってはこのスムーズさが物足りなさに繋がるかもしれませんが、私 はのめり込んでしまいました。ただ、納得感のないラストが全てをぶち壊します。 こういう方向性で結末を描く作品は他にもありますし、モノによっては全然アリ なのですが、今回は「うーん…」のパターンでした。終わり良ければ、という言 葉があるように、締めでコケると全体の印象までもが一気に変わってしまいます。 本格ミステリっぽさを演出するためだけにとってつけたような密室や、紋切り型 すぎる探偵役など気になる部分も多々あります。まあインパクトのある導入部か らしてパワープレイで書かれた作品だと思うので、好みは分かれそうな一冊です。 | ||||
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| それは、日本の不妊治療における問題提起ではないのかなと思いました。 それが前提にあるので、話の流れに無理が生じるのかなと。 賞を受賞したとありますが、評価されたのは物語のテーマがメインではないでしょうか。正直、小説というかミステリとしては、あまり完成度として高くないような気がします。 でも、医療系のミステリとして、そこまで難しさを感じさせないのはすごいです。 最後に探偵役って、イケメンでないといけないんですかね? ダークグレーの瞳、ダークグレーの瞳ばっかり出てきて、しつこいなと思いました。 | ||||
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| 殺人迄犯した犯人が本当に幸せに暮らせるのだろうか? 「禁忌の子」はそのままの様だったね。 最近「近親性交」 と言った方が良いと阿部恭子さんも提唱している、難しい! | ||||
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| 「本屋大賞」「鮎川哲也賞受賞」の帯を引っ提げて鎮座していたので ウキウキで読み始めましたが、 どこかで見たような探偵役。どこかで見たような密室トリックの真相。と 読了してみるとちょっと肩透かしな印象。 加えて選評でも書かれていましたが、かなり人を選ぶ終わり方です。 殺しも背徳行為もしてるけど私たちは元気です! みたいな終わり方はちょっと自分には合いませんでした。 とは言え流石は鮎川哲也賞受賞作。 密室内で死体が出てくるところからジワジワと面白くなっていきます。 解決パートではそうきたか!とドキドキしながら読ませてもらいました。 前評判の高さゆえ作品へのハードルが上がってしまったのと 結末の好みでこの評価ですが 2025年に城崎先生シリーズ第2弾が刊行される予定とのこと。 こちらも読ませていただいたうえで著者の作品を追いかけるか決めたいと思います。 | ||||
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| 題名通り 最初はミステリー感はあるが、途中から無理矢理なつなぎかたを感じて、中弛みで読むのをやめてしまった 少し時間をおいて最後まで読むと、禁忌の子とはそのままの意味だけど、そういう願いもこめられているのかとはたとなることもあった 作者の他の作品も読んでみたいと思った | ||||
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| オチは概ね読めるし、読了感もあまり良くない。 面白いと言う人がいるとは理解できるが、自分の好みではなかった | ||||
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| 医学的な知識がないと書けない、さすが、と思わせるし、 ミステリ小説としても、誰も思いつかないようなトリックが二重三重に展開していくので、ページはどんどん進むのだけれども、 ちょっと、読後感悪くない?どんなに好人物に書いても忌避は忌避にしか思えない | ||||
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| 現役医師による作。帚木氏と同様、医療現場で起こる一種のミステリー。前半は何となく、中盤は興味深く、結末は意見の分かれるところか。終盤の見せ場はもっともっと執拗に掘り下げてもらいたかったと思う。 | ||||
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| 鮎川哲也賞の講評でも触れられてるが、結末が受け入れられるか、読者による。 五分の三についてはすぐに真相を予見したが、あまりに表題通りのため、気分が悪くなった。 読後感は最悪としか言えない。 | ||||
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| ベタなほど王道の医学ミステリ いかにも探偵役という感じのキャラが探偵役でいかにも死にそうなキャラが死ぬ 新人賞応募作だからあえてこんな展開にしたのだろうか どうも城崎と冒頭にしか出てこない女性キャラをメインとするシリーズものになるようだが武田一家のその後も知りたいので島荘流に登場人物が変化していく形にしてほしい | ||||
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| 著者が医療者とあり、なかなか詳しくてどんどん引き込まれていく タイトルの意味がわかった最後のページに 衝撃 ただし、新人ならではの荒削りさも目につくところもあり | ||||
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| SORAJIMAの「禁忌の子」とタイトルも文字のデザインも同じにみえたので小説版が出たのかなと思ったのですが、中身は別物のようで… これってどういうことなのでしょうか…。 | ||||
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| さくさく読めるが、キャラクター設定や展開はテレビの2時間サスペンス。もっと人の心の動きを序盤からきちんと描いて欲しかった。Well Madeで新しさを感じない。 | ||||
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| 密室トリック?は必要だったのだろうか。 本格ミステリ好きには物足りないだろうし 医療系ドラマとしてはやや偶然に頼りすぎていてリアリティに欠ける。 一方登場人物のそれぞれの人生の描き方には厚みがあり感動した。 救命救急士→救急救命士 30代医師がケーシー着るか 会話で僥倖なんて使うかな? 等細かいところが気になってしまった。 | ||||
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| 本編前の登場人物リストをみて、女性名が多い気がして数えたら男女半々でした。このようなジャンルは一般的に男性キャラが多いので、おそらく意図して同数にしたのだろう、既存の型にはまらないキャラクーが見られるのではないかと楽しみに読み始めたのですが、女性キャラクターは登場人物リストに出す必要があるのか?と思うステレオタイプな端役の比率が高かったので肩透かしをくらった感じです。他にも計算高さ(すみません)が随所に見られたので、初回は仕方ないと思いますが、次回作以降でこなれることを期待します。それらを除けば秀逸なミステリーでした。 | ||||
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| 面白かったし、受賞も納得です。 以下ネタバレ注意。 でも、本格ミステリというよりは冒頭の掴みからサスペンス色が強く、本格要素は途中の密室殺人くらいなのですが、それもロジックはそこそこですが、密室のパターンとしては有名なよくある内容で誰もが最初に疑うようなやつで、特にトリックや意外性もないので、本格ミステリー的な奇想を期待すると肩透かしを食らいます。ロジックもそこそこですが、ちょっと状況がごちゃごちゃわかりにくくスマートでないのと、あまり特定プロセスが機知に富む感じがしない(Aという痕跡からBという解釈が引き出されるのに意外性、驚きが乏しい)です。犯人を消去法で絞る際の根拠が一部決め手には欠く印象もします(というか読者としては警察の捜査を全面的に信頼すべきかそうでないかわからない。一般的な話として、Aという施設の関係者や管理者ならそこに何かを隠して数日の捜査をごまかすのは不可能でもなさそう)が、大きな瑕疵はないと思います。とはいえ決め手にはかくうえ、数学的証明のような形式科学を離れた自然科学的な事象解釈の推論で背理法を用いる探偵は論理的・合理的なのかは評価に悩みます。 密室は誰でも予想する真相なのですが、そもそもその素朴な予想を否定する要素がミスリードとして極めて弱いです。またそれが分かるとタイトルなども含めて全体的に真相が見え透いてしまいますが、話の都合でわざと推理がしやすいように分かりやすくして計算して書いたのかなとも思います。けれども犯人の予想はつくものの、理詰めで犯人がわかるという類のものではなく (探偵もここからは憶測だがみたいに言っている)、やはりサスペンスとしての印象が強いです。あと全体的にあり得ないレベルの偶然の出来事が多いです。それに対する理由付けもあまり経験的根拠のない心理学的仮説で説明されたりするため腑に落ちなかったものの、でもこれは創作なのでこの程度のご都合主義は許容範囲かなと思います。 医療サスペンスとしてはリーダビリティが高く、読み物としてのクオリティは、鮎川哲也賞でもトップクラス、というよりトップだと思います。歴代受賞者の中で一番文章が洗練されていて巧いのは加納朋子さんですが、山口さんは初期の宮部みゆきさんみたいにスタイルとしては粗やムラはあっても、情報の取捨選択とかテンポよく読ませる技術力が高いです。ただ鮎川哲也賞の中で読み物としてトップと言っても、本格に特化して読み物として弱い作品が多い賞であるからで、江戸川乱歩賞の歴代受賞作で言ったら上位ですが抜きんでていいというのでもないです 内容的にヒューマンドラマ、サスペンスメインなので、鮎川哲也賞より江戸川乱歩賞っぽいテイストです。たとえるなら瀬名『パラサイト=イヴ』みたいな生物系サスペンスに本格パートが混じっている感じで、両方それぞれ楽しめます。 3か4でかなり悩んだのですが、鮎川哲也賞は本格ミステリーの賞だし、そういう意味では前評判含めて期待しすぎたし、医療サスペンスとしてもそこまで斬新なギミックを積んでいる訳でもない、というのもあって3にしました。 あと作品のテーマですが、それに人によって評価は分かれそうです。例えば武田泰淳『ひかりごけ』のカニバリズムネタみたいな感じで、カニバリズムではSATSU人して食べるなど倫理的に正当化されえないケースも多々あるでしょうが、殺すプロセスを挟まず自分の生命を守るためやむを得ない場合、正当化され得ると思います。本作品のテーマにもそれと似たものを感じ、もちろん倫理的に認容されえないケースもあるでしょうが、タブーかどうかは人による気持ちもしました。 でもウェルメイドな新人離れした佳作だと思います。例えば『元彼の遺言状』とかよりはずっといい作品です。 | ||||
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