責任
- 警察小説 (526)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
責任の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冤罪や加害者家族の被害と被害者家族の苦しみといった警察小説としては直球なテーマに正面から挑んでいる割には読みやすい。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
12年前のある日の深夜に、不審車両の職務質問をしていたところ、質問されていた運転手の藤池光彦の車が急発進する。それを警察官の車両が追跡するが、交差点に突っ込み、藤池光彦と、たまたま通りかかった車に乗っていた家族4人が死亡する事故となってしまう。この藤池光彦は、事故の直前に強盗傷害事件を起こしていたことが判明する。 そのときに、追跡していた車両に乗っていた警察官の松野徹は、自責の念を持ち続け、藤池光彦の家族から事件を再調査してほしいという依頼を引き受けることになる。 職務を遂行しただけで何も悪くないのに苦しみ続けた松野。それでも罪滅ぼしのために、藤池光彦の事件を再調査することになるが、思わぬ事実が明らかになっていく展開は読み応えがあった。 第一章は、藤池光彦の事件を再調査する松野が主人公となり、事件の隠された部分に迫っていく展開。 第二章は、松野の娘で交通機動隊の警察官である莉帆が主人公となり、思いもよらない展開となっていく。 何も悪くない人間たちが「責任」を感じて苦しみ続ける展開は切なかったが、読後感は悪くなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
捜査中の事故で被疑者を間接的に殺してしまった罪の念に苛まれる刑事が、とあることを契機に再び過去の事件に踏み込んでいくストーリー。文章がテンポよく、中盤以降、事件の背景が思いがけないことから次々と繫がっていき、予想だにしない展開に進んでいくのが良き。タイトルが意図する【重み】も、ずっしりと備わっていて、中だるみもない。新たな書き手を予感させるものだった。次の作品にも期待します。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|