死んだ石井の大群



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初公開日(参考)2024年08月
分類

長編小説

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死んだ石井の大群

2024年08月07日 死んだ石井の大群

白い部屋に閉じ込められた333人の石井。失敗すれば即、爆発の3つのゲームで試されるのは、運か執着心かーー。 14歳の唯は死にたかった。理由なんてなかった。何度も死のうとした。死ねなかった。今、はじめて生きようと思った。この理不尽な遊びから抜け出すために。 探偵の伏見と蜂須賀の元に、石井有一という人物を探してほしいという依頼がきた。劇団の主宰が舞台での怪演を目の当たりにし、その才能にほれ込んだ矢先の失踪だった。 唯と有一の身に何が起きたのか、そして二人の生死の行方はーー。(「BOOK」データベースより)




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死んだ石井の大群の総合評価:7.38/10点レビュー 13件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

死んだ石井の大群の感想

うーん。
前作の『死んだ山田と教室』は好みで感動しましたが、本書は合いませんでした。
333人の石井が強制参加のデスゲームから始まる物語。
正直な所、"333人"の意味がなく、数字設定はただの販売PRの演出の為だけに感じられました。ササっと人数も減っていきますし、ゲーム内容にも面白味が感じられませんでした。なので凄く薄い内容に感じてしまうのが難点です。
作品内にデスゲーム状況の例えで『バトル・ロワイアル』がでてきますが、あちらは登場人物の背景が丁寧に描かれているため、多くのキャラクターが印象深く残ります。それに対し、本作はわざと対比して軽くしているのでしょうか、、、非常に薄いです。その影響で、後半で『山田』の時の様に想いをぶちまけるシーンがありますが、突発的な薄い考えに感じられてしまい、心に響くものがありませんでした。
仕掛けについても、映画の有名作品が存在するため、それとは異なる魅力や新しい要素が欲しかったというのが正直な気持ちでした。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.12:
(1pt)

話が浅い

前作と同様、どうにも話が浅く思える。話題になっているようだが、それは設定の物珍しさであって、中身が伴っていない。それが悪いことではないが、わざわざ払ってまで読む内容なのだろうかと思う。他にも内容が濃いもの、厚みのある小説はあるのだから、そちらに目を通した方がよいと再確認した。脚本を読まされているような文章も拙いが、何より話が浅い。設定は確かに印象に残るが、内容は三日もすれば忘れる。印象深い設定が思い浮かぶのであれば、今度は質に目を向けたらどうだろうか。そう思う。焦って、勢いのままに、自分の好き勝手に書いている印象が拭えない。勢いが悪いわけではないが、どうにも薄っぺらい。もっと熟考して普段から人間を観察した方がよい。それともこのような軽い話が今の世の中に受けるのだろうか。深く考えたくないのであれば、読まれることをお勧めする。しかしたくさんの良書が市場に出回っているので、限られた時間の中で読書の醍醐味を味わいたいのなら、一切お勧めしない。
死んだ石井の大群Amazon書評・レビュー:死んだ石井の大群より
4065367085
No.11:
(2pt)

えぇ……

なんか「真面目に考えて損したな……」ってラストでした
デスゲームものとしてはかなりがっかりな部類かも
交互に挟まれる石井の過去を追うパートが面白かっただけに残念なオチ
死んだ石井の大群Amazon書評・レビュー:死んだ石井の大群より
4065367085
No.10:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

ちょっとちぐはぐ

以下ネタバレ含むので注意

この小説でやりたい事、見せたい事は最後のオチの部分なので7割ぐらいのデスゲームはそんなに大事ではない。
いやいや大事でしょう!生きたいって心情に繋がるんだから!と読んだ人は思うかもしれないけど、それもうまく書ききれてないのでは・・・?

つまるところ別人格と生き残りをして現実でも生きようって思えるようになった!という小説なのだが、死生観や自○をテーマにしてるにしてはかなりアッサリした心の動き、終盤になってしまっている。
死んだ山田と教室でもコミカルに振っていたので、重くしたくないという作者の拘りなのかもしれないが、それにしてももう少しやりかたがあったのではと思ってしまった。

一番引っ掛かったのが終盤の展開。
これまでデスゲームでそれぞれが命がけで生き残ろうとしていたのに、これは別人格だ!という突拍子もない言葉に主人格以外の全員が納得して自○していくところ。読んでいてなんでそんなに簡単に信じたのか分からず、置いてかれたままで残り○人に。
それにやっぱり思ってしまうのは、別人格とはいえみんな生きてるのに死に対してあまりにアッサリしすぎではないか・・・?死生観とは・・・
死んだ石井の大群Amazon書評・レビュー:死んだ石井の大群より
4065367085
No.9:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

斜め読み推奨

死んだ山田が わりとおもしろかったので こちらを手に取ったが、なんかね…
すごいラスト!と感動している人も少なくないようだが、ようするに夢オチみたいなもの。どっちらけ。

ラストの種明かしにいたるまで、ストーリーの大半がイカゲームの劣化コピーでしかないが、その部分は読み飛ばしてもなんの問題もない(なんせ夢オチだから)。冒頭の唯の独白と探偵が活動するパートだけ読み、イカゲームで どんどん死んでるが、有一と唯が残った、ということを頭に入れて終章を読めば十分。

あと、山田のときもそうだけど、最後の説明部分がクドクドと長すぎる。実は、これはすべて〇〇でした、というネタばらししたら、すっと終わりにしたほうがいい。
全部解説して答え合わせしなくても、読者が自分なりに消化するのが読書ってものだから、エンディングが冗長なのはしらけるよ。
死んだ石井の大群Amazon書評・レビュー:死んだ石井の大群より
4065367085
No.8:
(5pt)

イマドキで面白いです

山田から来ましたが、こちらも面白かった。
あーデスゲーム系ねーみたいに読んでいたけど、ラストの畳み方がイマドキというかセンスが良くて、はじめの印象より読み応えがあった。著者はプロットもいいのだけど、会話のユーモアのセンスが独特で、コミカルとシリアスのバランスが秀逸。
次回作も楽しみにしています。
死んだ石井の大群Amazon書評・レビュー:死んだ石井の大群より
4065367085



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