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死んだ石井の大群



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【この小説が収録されている参考書籍】
死んだ石井の大群

死んだ石井の大群の評価: 3.83/5点 レビュー 12件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(1pt)

話が浅い

前作と同様、どうにも話が浅く思える。話題になっているようだが、それは設定の物珍しさであって、中身が伴っていない。それが悪いことではないが、わざわざ払ってまで読む内容なのだろうかと思う。他にも内容が濃いもの、厚みのある小説はあるのだから、そちらに目を通した方がよいと再確認した。脚本を読まされているような文章も拙いが、何より話が浅い。設定は確かに印象に残るが、内容は三日もすれば忘れる。印象深い設定が思い浮かぶのであれば、今度は質に目を向けたらどうだろうか。そう思う。焦って、勢いのままに、自分の好き勝手に書いている印象が拭えない。勢いが悪いわけではないが、どうにも薄っぺらい。もっと熟考して普段から人間を観察した方がよい。それともこのような軽い話が今の世の中に受けるのだろうか。深く考えたくないのであれば、読まれることをお勧めする。しかしたくさんの良書が市場に出回っているので、限られた時間の中で読書の醍醐味を味わいたいのなら、一切お勧めしない。
死んだ石井の大群Amazon書評・レビュー:死んだ石井の大群より
4065367085
No.11:
(2pt)

えぇ……

なんか「真面目に考えて損したな……」ってラストでした
デスゲームものとしてはかなりがっかりな部類かも
交互に挟まれる石井の過去を追うパートが面白かっただけに残念なオチ
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4065367085
No.10:
(3pt)
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ちょっとちぐはぐ

以下ネタバレ含むので注意

この小説でやりたい事、見せたい事は最後のオチの部分なので7割ぐらいのデスゲームはそんなに大事ではない。
いやいや大事でしょう!生きたいって心情に繋がるんだから!と読んだ人は思うかもしれないけど、それもうまく書ききれてないのでは・・・?

つまるところ別人格と生き残りをして現実でも生きようって思えるようになった!という小説なのだが、死生観や自○をテーマにしてるにしてはかなりアッサリした心の動き、終盤になってしまっている。
死んだ山田と教室でもコミカルに振っていたので、重くしたくないという作者の拘りなのかもしれないが、それにしてももう少しやりかたがあったのではと思ってしまった。

一番引っ掛かったのが終盤の展開。
これまでデスゲームでそれぞれが命がけで生き残ろうとしていたのに、これは別人格だ!という突拍子もない言葉に主人格以外の全員が納得して自○していくところ。読んでいてなんでそんなに簡単に信じたのか分からず、置いてかれたままで残り○人に。
それにやっぱり思ってしまうのは、別人格とはいえみんな生きてるのに死に対してあまりにアッサリしすぎではないか・・・?死生観とは・・・
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4065367085
No.9:
(3pt)
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斜め読み推奨

死んだ山田が わりとおもしろかったので こちらを手に取ったが、なんかね…
すごいラスト!と感動している人も少なくないようだが、ようするに夢オチみたいなもの。どっちらけ。

ラストの種明かしにいたるまで、ストーリーの大半がイカゲームの劣化コピーでしかないが、その部分は読み飛ばしてもなんの問題もない(なんせ夢オチだから)。冒頭の唯の独白と探偵が活動するパートだけ読み、イカゲームで どんどん死んでるが、有一と唯が残った、ということを頭に入れて終章を読めば十分。

あと、山田のときもそうだけど、最後の説明部分がクドクドと長すぎる。実は、これはすべて〇〇でした、というネタばらししたら、すっと終わりにしたほうがいい。
全部解説して答え合わせしなくても、読者が自分なりに消化するのが読書ってものだから、エンディングが冗長なのはしらけるよ。
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No.8:
(5pt)

イマドキで面白いです

山田から来ましたが、こちらも面白かった。
あーデスゲーム系ねーみたいに読んでいたけど、ラストの畳み方がイマドキというかセンスが良くて、はじめの印象より読み応えがあった。著者はプロットもいいのだけど、会話のユーモアのセンスが独特で、コミカルとシリアスのバランスが秀逸。
次回作も楽しみにしています。
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No.7:
(4pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

ネタバレ書評

前作と変わらず文章は上手くないけど、本当に書かなきゃいけないことはちゃんと書く作家さんだし(序盤の「私が覚えてる」はいい意味でゾクっとした)、かなりのセンスの持ち主なので最後まで面白く読めたしラストは感動した。
ただ、実はこの世界は1人の人間の脳内世界でしたという真相と、その脳内でその人間の別人格が次々と殺されていくというシチュエーションは‘03年の洋画「アイデンティティー Ce」という映画に酷似しているのでその点は新鮮味がなく⭐︎−1。
でも良作だったので、次回作も読みます。
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No.6:
(3pt)

真相が・・・

結局、真相が、私は存在しないと思っている○○○○(○○○○○○○○)のお話だったので、そこが個人的には合いませんでした。お話の構成としては良くできています。楽しめました。ただ、それだけだったので、少し物足りなく感じました。再読したいタイプの本ではなかったです。
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No.5:
(5pt)

石井で稼ぐ6ページ

今度は石井が死ぬようです。しかもたくさん。

物語開始時点では「生きてる石井の大群」だったのでどう死ぬのかと思っていたらなんとまあ。
すいすい読めて3時間くらいで読了。

デスゲームってもうジャンルとして確立されているので、細かいこと言わないでも人がたくさんいてどこかから声が聞こえたら殺し合いが始まるんです。
デスゲームとは?なんて長い説明は読み手にも作中登場人物にも不要。
「くだらない!俺は部屋に戻るぜ!」みたいなフラグを立てる人もいない。
それ故にゲームの内容や主催者側の真の目的を探るほうに頭を使える。

よくある名字の人がいっぱい死ぬ小説といえば?
題名だけでもある作品を彷彿させるような、読み手の常識もどんどん変わっていくのはとてもおもしろいですね。

前作の『死んだ山田と教室』もですが、作者さんは生と死の対比の描き方が素敵です。
境目が曖昧なものをとても綺麗に表現しているように感じました。

次は『死んだ木村を上演』。今年中には刊行されるようで楽しみです(2024/8/22の著者Xより)。
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No.4:
(5pt)

鳥肌が立つようなラスト

設定が奇抜過ぎて最初は一体何の話⁇と戸惑いの方が大きかったです。デスゲームものはバトルロワイヤルしか知らなかったので、最後までそんな感じで進むのかな…と思いましたが、終盤の種明かしの所で鳥肌が立ちました。全く想定していなかったけれど、言われてみれば…!伏線回収の爽快さをこれ以上ないくらい味わい、完全に作者の思惑にはまってしまったと脱帽です。
これから読む方はネタバレは読まず、無の状態で読んで欲しいです。

前作の死んだ山田〜でも思いましたが、この作者さんはラストの盛り上がりが素晴らしいですね。情景が頭の中に怒涛の迫力とスピードで浮かびます。ぜひ映像で見たい!と思いますが、この作品の雰囲気や結末の疾走感を表現できる監督が日本にいるかなあ〜…と思うと…どうなんでしょう。

とにかく読後感は最高です。次回作も楽しみです!
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No.3:
(5pt)

ハマる!

「死んだ山田」からの「石井」
あとがきの代わりに次回作の宣伝という私は今まで見たことがないタイプの作家。
ハマる。
「石井」は1日で読んだ。
止まらない。
結末が知りたくて、でも読み終わるのがもったいないような気もしながら、、、
そして圧巻のラスト!
早くも次回作「死んだ木村」が楽しみ!
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No.2:
(5pt)

おもしろくて、止まらない!

「死んだ山田と教室」でファンになりました。今度は「死んだ石井」?どんなお話かゆっくり読んでみるつもりでいたら、おもしろくて止まらず、一気に読んでしまいました。
金子さんは天才ですね。
表現に一切無駄がなくて、登場人物の個性を引き立てていき、どっぷり入り込みます。
最後にどんどん回収されていくのが気持ちいいです。
そして、読み終わると放心状態。
おすすめです。
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No.1:
(5pt)

違和感を広げて広げて最後に回収する、これぞ小説の楽しみ

「タイトル、狙い過ぎて外してるんじゃ」という一抹の不安もありつつ読み始めましたが、おもしろすぎて一晩で読み切ってしまいました。
前作も読後に山田への想いがあふれて止まりませんでしたが、今作も後味よき!!!です。デスゲームなのでボンボン人は死にますれけれども。
ラストに次回作の予告があったので、とても楽しみです。
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