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むかしのはなし



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【この小説が収録されている参考書籍】
むかしのはなし
むかしのはなし (幻冬舎文庫)

むかしのはなしの評価: 3.74/5点 レビュー 46件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.74pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 1~20 1/3ページ
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No.46:
(1pt)

カバーが折れている。途中のページに差し込んである。

カバーが途中のページに差し込んであり、新品という感じがしない。
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No.45:
(5pt)

三浦しをんの力量

連作の7篇。それぞれ、世界が滅亡に向かいつつある時に、世界のどっかで起こった小さなドラマを語る。各作品の冒頭には、よく知られた日本昔話の梗概。最初はなんで?と思うが、これがのちのちボディブローのように効いてくる。
7篇の間には、登場人物の名前が似ていたり、状況が酷似していたりと、通底する部分がある。でも、完全につながるわけではない。そのすれ違いが、もどかしさとも懐かしさとも愛おしさともつかない不思議な余韻を醸し出している。
たとえば最後の章はいかにもSFらしいタイトル、「懐かしき川べりの町の物語せよ」。なぜ主人公は神保百助、助っ人は、僕、有馬、鳥子の3人なのか。ストーリーテラー、三浦しをんの力量を見せつけられる。
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No.44:
(3pt)

気になって

隕石が地球に衝突するとしたら…という設定が気になって(他の惑星に避難するより隕石を打ち落とすほうが簡単なのでは? とか)、物語に入り込めませんでした。
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No.43:
(4pt)

面白かった

面白くって2日間で読んでしまいました。
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No.42:
(4pt)

日本昔話を現代に甦らせ地球に隕石がぶつかる人類滅亡三カ月前の世界を描く三浦しをんさんの異色の実験小説。

やはり伊坂幸太郎さんの「終末のフール」を思い出しましたが、あちらが3年前に対して本書の場合は僅か三カ月前ですから、もうジタバタしても仕方ないなと既に諦めの境地に達している人が多そうですね。脱出ロケットの抽選があっても確率が低くてこれも駄目。ロケット搭乗者が地球残留組に罪悪感を抱くのが切ないですね。古き良き時代の日本昔話が世知辛い現代では悪意と化す傾向が強いのも辛いですが、救いはラストに漂う哀感でしょうね。

本書を読み始めて最初に驚いたのは文体の普通さでしたね。もし著者名が空白だったなら三浦しをんさんが本書の作者だと気づけたかどうか私には全く自信がないですね。それから日本昔話の持つほのぼのとした善良さが損なわれて逆に異端の者や犯罪者が主役なのは著者が意図されての事でしょうね。かぐや姫は運に見放された人気ホスト、花咲か爺は泥棒野郎、天女の羽衣は父の弟に恋した娘、浦島太郎は竜宮丸の漁師、鉢かづきは性同一性障害のタクシー運転手、猿婿入りはサル顔の夫、桃太郎はまじ怖えまじヤバイ男子高校生で鬼はヤクザ、てな具合ですね。
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No.41:
(4pt)

ラストにやられました。

短編集ではなく、連作ですね。出だしは暗いし、どうかなあと読んでいましたが、ラストやられました!感動です。遠藤周作の沈黙を思いだしました。おすすめです。
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No.40:
(5pt)

普段小説はあまり読みませんが、

読み始めたが最後、一気に読みきりました。短編集ではありますが、読み進めていくにつれ、全体に大きな背景があることに気づき、話と話に繋がりが見えてきます。これを言って良いと捉えられるか、悪いと取られるか分かりませんが、ラーメンズのコントライブを見ているような感覚に少しなりました。「アレがこういった形で伏線になってるのか」という感覚。これまでは新書ばかりを読んでいたのですが、小説の魅力を教えてくれた素晴らしい本でした。
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No.39:
(5pt)

昔話…か。素直な人は楽しめる!可愛くない大人は読むべからず!

漫画をちょっぴり読んで、原作で読もう!と手に取りました。
三浦しをんさんって若い今時の作家さん…キラリ
としたイメージで正直苦手でした。
が、いつかの伊坂幸太郎を思わせるようなストーリー運びなんですね。
面白かったです。
昔話を題材としてショートストーリーが進みますが、このやり方。
愛して病まない京極夏彦先生のようで楽しかったです。
それぞれの登場人物が少しずつ関わり繋がり…うん。そうだな。まぁありきたりと言えばそうなんだけど、登場人物に魅力があったのかも。
わりと危なっかしくてぶっきらぼう…だけど真っ直ぐ…
そんな人が多かったんじゃないかな。
そういう人って悪いことしてもどっか味方でいなきゃと思わせる人柄の世間ずれしたダークヒーローが落ちていくのは寂しいような応援したいような気持ちになりますよね。
つまり何が言いたいかって。
若い子とかこういうの好きなんだろうな。
読みやすくてドラマチック。
わりとある話。
ちょいちょい柳田國男先生風味←資料で使ってたけど
渋い小説好きな方には陳腐に感じるかもしれないけど、難しいこと考えず映画を1本見るつもりで読むと楽しく読めます☆
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No.38:
(3pt)

まあまあ

三カ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、抽選で選ばれた人だけが脱出ロケットに乗れると決まったとき、人はヤケになって暴行や殺人に走るだろうか。それともモモちゃんのように「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」と諦観できるだろうか。今「昔話」が生まれるとしたら、をテーマに直木賞作家が描く衝撃の本格小説集。
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No.37:
(5pt)

ふわーっとした感じ

誰もが小さい頃に知った昔話を三浦しをんが我流に語り変えてきた物語の短編集。
隕石が落ちて地球が滅びるから、脱出ロケットに乗らなければ生き残ることはできない。

もちろんそれは仮定の話ではあるが、これらの短編は私にはロケットに入ることができた1千万人の中で語り継がれてきたように感じた。

あとがきも素晴らしかった。「なにかを語り伝えたいと願うときとは、きっと何らかの変化が起きたときだろう。」
「ひとは変化する世界を言葉によって把握するものであること。どんな状況においても、言葉を媒介に誰かとつながっていたいと願うものであること。語られることによって生きのびてきた物語は、人々にそう伝えているように思う。」

2017.1.2 読了3冊目
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No.36:
(4pt)

タイトルから

タイトルから昔の話っていう内容を想定して読むのが普通ですが、現在の話にしか思えないと考えながら読み進めると、あっという間に後半へ。日本昔話との関係性が面白い観点ですが、関連してる?っている話もありました。それぞれの話がこう繋がるんだぁという結末。ロケットで地球脱出はなんなんだ?というのが奇想天外でしたが、最後まで読むと納得です。
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No.35:
(4pt)

余韻の残る読後感でした

タイトルの通り、昔話をモチーフにした短編集でありながら、すべてが同じ世界を描いた連作短編集でもあります。
三浦しをんさんの著作はどれもそうだと思うのですが、登場人物がみんな魅力的で、思い入れをもって読み進めてしまいます。
単純に幸せなお話ではないので、読後感は「スッキリ」という感じではありませんが、しっとり余韻が残ります。
ああ、いいお話を読んだ、素敵な人たちに出会えた、という気持ちになりました。
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No.34:
(2pt)

各短編にあまりつながりがないような、、

1つ1つの短編は、大したオチもカラクリもなく面白くありません。最後の話ですべての話がつながることを期待して読み進めましたが、最後の話も長いだけで他の話とそれほど大したつながりもなく終了しました。うーん、なんの読後感もなく、もう一度読み返したいとはまったく思いませんでした。
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No.33:
(3pt)

三浦しをんが書く、現代の話が、むかしのはなしになるころ。

三浦しをんが書く昔話のための現代の話。 昔話のかぐや姫や、桃太郎が、現代の話にアレンジ?!されて、その上、どこかで絡み合っているつくり。 伊坂幸太郎さんとかが得意そうな分野?! もう少し物語自体に伝説になりそうな逸話ほしかったか。 伝説めくといえば、やっぱりやくざさんがらみなのかなあ。
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No.32:
(1pt)

中途半端

他の方のレビューを読んで、連作短編だという事で期待して開いたのですが、全く期待外れでした。

短編一つひとつのお話は面白くない事は無いのですが、深みが無いと言いますか、どこかにありそうな断片的なエピソードを取ってきてちょっと膨らませて貼って付けたような感じがします。あまり現実感の伴わない・・・あり得ない話では無いけれども、それが現実として迫ってこない、少女マンガのようなお話です。
で、途中から、これはSFだったのか?と思わせる展開・・・このあたりから読むのが苦痛になってきました。他の方も書いてますが「これはおとぎ話だ」と自分に言い聞かせないと、読み進められません。

どうせなら全部の話を別々に進めて、最後に全てが一本につながるような構成にするとか、実はSFだったのをどんでん返しの材料にするとか、いくらでも書きようがあったと思うのですが、残念です。
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No.31:
(5pt)

私たちは生きている。どれだけ終わりが近づいてきても、哀しいほどにいきている。

日本の昔ばなしを、現代風にアレンジした7つの短編集。いずれも秀作で、諧謔と人生の哲学的な教訓とが入り交じる文章に、引き込まれた。一つ一つの話は単独でも完結しているが、相互にリンクしているところもあり、また、違う物語間で多々伏線が張られているので、そういう楽しみもできる凝った作品である。

「ひとは変化する世界を言葉によって把握するものであること。どんな状況においても、言葉を通じて誰かと繋がっていたいと願うものであること」

時空を超え現在まで語り繋がれた言葉を読んで、そんな風に感じ取れる作者の感性が、この物語を書かせたのであろう。

大昔の人にとっての、非日常の出来事とは、身近な人間や自分の「死」なのであろう。かぐや姫や天女の羽衣だって、大切な人が天に召されるわけである。作者も未来の人と繋がっていたい伝えたいメッセージを書き残している。

暴れるやつらが言いたいのは、「どうせ死ぬならなにをしてもかまわない」ってことだよな。でも、隕石がぶつかるってわかってから、わざわざそんなことを言い出すのはおかしくないか?死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか。
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No.30:
(2pt)

うーん

しおんさんの小説はあたりはずれがあって・・・私の好みからすると、これははずれかな?
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No.29:
(4pt)

作者は、想像力豊かな方ですね。

日本の昔話を現代の話にしたら、というテーマの短編小説でした。と言っても昔話をなぞるストーリーではなく、何百年と経てば同じような言い伝えとなるのではという仮定で書かれています。三浦しをんさんは、想像力豊かな方なんでしょう。題材さえあれば、若い人を主人公にちょっと普通じゃないけどありそうな人を上手に描きます。
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No.28:
(4pt)

7つの中短編

人間はなんらかの変化が起きたとき何かを語り伝えたいと願う、本書は
むかしのはなしをそれぞれ語る7つの中短編である。
「懐かしき川べりの町の物語せよ」は言葉を媒介にだれかとつなっがて
いたいと願う主人公の心情を巧みに描いてる作品である。
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No.27:
(2pt)

地球脱出を前に

はじめての三浦しをん。なかなか共感できない主人公たちの羅列で僕には…。
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