むかしのはなし

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評判

むかしのはなしの評価:

3.76/5点 レビュー 45件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全78件 41〜60 3/4ページ
No.38
(4pt)

7つの中短編

人間はなんらかの変化が起きたとき何かを語り伝えたいと願う、本書は
むかしのはなしをそれぞれ語る7つの中短編である。
「懐かしき川べりの町の物語せよ」は言葉を媒介にだれかとつなっがて
いたいと願う主人公の心情を巧みに描いてる作品である。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.37
(4pt)

7つの中短編

人間はなんらかの変化が起きたとき何かを語り伝えたいと願う、本書は
むかしのはなしをそれぞれ語る7つの中短編である。
「懐かしき川べりの町の物語せよ」は言葉を媒介にだれかとつなっがて
いたいと願う主人公の心情を巧みに描いてる作品である。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.36
(2pt)

地球脱出を前に

はじめての三浦しをん。なかなか共感できない主人公たちの羅列で僕には…。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.35
(2pt)

地球脱出を前に

はじめての三浦しをん。なかなか共感できない主人公たちの羅列で僕には…。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.34
(5pt)

短編→連作へ

-ややネタバレ-
この本を購入した理由は「昔話を現代の物語にアレンジした短編集」に興味を持ったから。
実際に、4つ目の話まではそれぞれの話が独立した短編作を読んでいた。
しかし、4つ目を境に、この作品は全てに相関性のある連作だと気づく。
世界の一つの時間の流れが、色々な時間軸から、色々な人によって語られる。
ページをめくる度に、つながりを理解する。
その感覚がたまらない。
全ての話に共通するのは、語り手を取り巻く状況が変化していること。
変化のなかで人は何を語り、何をするのか?
私は今まで、生きることを当たり前と感じていたが、この作品を読むなかで、「生きる」という当たり前のことを考えさせられた。
もし3ヶ月後死ぬとしたら何をするだろうか?
その時にしたいことを毎日のなかで実行しなければならないのだなと思った。
当初思っていた内容とは違っていたが、物語を楽しみ・考えさせられ、期待以上の収穫を得た。
是非とも手にとって頂きたい一作。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.33
(5pt)

短編→連作へ

-ややネタバレ-
この本を購入した理由は「昔話を現代の物語にアレンジした短編集」に興味を持ったから。
実際に、4つ目の話まではそれぞれの話が独立した短編作を読んでいた。
しかし、4つ目を境に、この作品は全てに相関性のある連作だと気づく。
世界の一つの時間の流れが、色々な時間軸から、色々な人によって語られる。
ページをめくる度に、つながりを理解する。
その感覚がたまらない。
全ての話に共通するのは、語り手を取り巻く状況が変化していること。
変化のなかで人は何を語り、何をするのか?
私は今まで、生きることを当たり前と感じていたが、この作品を読むなかで、「生きる」という当たり前のことを考えさせられた。
もし3ヶ月後死ぬとしたら何をするだろうか?
その時にしたいことを毎日のなかで実行しなければならないのだなと思った。
当初思っていた内容とは違っていたが、物語を楽しみ・考えさせられ、期待以上の収穫を得た。
是非とも手にとって頂きたい一作。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.32
(2pt)

かむさりにつられて

買いましたが
すぐ「やっちまった」ておもいました
お金かえしてほしいです
他の人の評価の高さが信じらんない マジすか…
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.31
(2pt)

かむさりにつられて

買いましたが
すぐ「やっちまった」ておもいました
お金かえしてほしいです
他の人の評価の高さが信じらんない マジすか…
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.30
(4pt)

縛りを楽しみながらの自由な表現に拍手

昔話の主要なポイントを織り込んで作られた短編集。 新釈〜といった風であろうか。
短編だが相互にリンクしているところがオシャレだ。 ほのぼのしているモノから背筋がゾッとするモノまでを、語り手が記憶をたどりながら話してくれる。 まるで、語り継がれてきた昔話のように。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.29
(4pt)

縛りを楽しみながらの自由な表現に拍手

昔話の主要なポイントを織り込んで作られた短編集。 新釈〜といった風であろうか。
短編だが相互にリンクしているところがオシャレだ。 ほのぼのしているモノから背筋がゾッとするモノまでを、語り手が記憶をたどりながら話してくれる。 まるで、語り継がれてきた昔話のように。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.28
(5pt)

太古から変わらぬ恐怖、それは死

Bookデータベースだけを読むと、安っぽいSFのように感じるのですが、これは凄く深い小説です。

 太古の昔から現代でも同じように人を動揺せしめている事、それは死の恐怖です。多くの人が死に恐怖や不安を抱いて生きています。それは自分の死でもあり、他人の死でもあるわけです。
 死に恐怖や悲しみを抱くのは、人間を含めた一部の霊長類だけです。他の動物は痛みは感じますから殺される事を避けようとはしますが、死が怖くはありません。いや、怖くないというより、死という概念が無いのです。
 例を挙げます。家畜は屠殺(とさつ)されるのですが、今でこそ電気の刺激を利用しますが昔は巨大な金槌で頭を叩いていたのです。その瞬間、家畜は悲鳴をあげますが直ぐに絶命するわけです。それで、隣でそれを見ていた家畜は屠殺の瞬間こそ驚きますがすぐに平常心で草を食べ始めるそうです。
 アフリカのサバンナでも、毎日のようにシマウマがライオンに食べられています。シマウマはライオンの餌食にならないために一生懸命逃げます。脚が遅い子どもが捕まらないように母親は必死で子どもを守ります。しかし、残念なことにその子どもがライオンに捕まってしまうと・・・しばらく見ていて、やがて安心して草を食べ始めるのです。なぜ安心するかというと一頭が犠牲になればしばらくはライオンは狩りをしないのを知っているからです。
 このように、人間以外の多くの動物には、死という概念がないのです。

 しかし、人間は太古の昔から死を恐れてきました。三国一の大王であっても死を避けることはできず、多くの人はそれに悩まされたのです。
 昔話が語り継がれた太古から、変わらぬ課題である死に対して、本当の賢者はどう感じるのかがこの物語りのメッセージです。
 三カ月後に隕石がぶつかるのでロケットで脱出出来ない人は死ぬのだと分かったとき、多くの人はその恐怖に脅えるのですが、主人公であるモモちゃんは違っていたのでした。
 モモちゃんは大変な不良少年です。しかし、学校中で人気があるのです。人気の理由はケンカが強いからでも先生を相手にしないからでもなく、恐怖心が無いからでした。
 そして 本当の怖いもの知らずは、死を前にして本当の賢者に成れたのでした。

 病気で医師から余命宣言をされる人がいます。「余命三ヶ月です」とか言われる訳です。その時に賢い方は、積極的な治療よりも残りの人生をどう生きるかを考えたりします。そして、結論が出ると、死の恐怖がなくなるそうです。更に、世の中がキラキラ輝いて素晴らしいそうです。出会う人すべてが素敵に見えるそうです。そして、安心して息を引き取るのだそうです。

 覚悟の決まった勇者、モモちゃんの物語りをどうぞ。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.27
(5pt)

太古から変わらぬ恐怖、それは死

Bookデータベースだけを読むと、安っぽいSFのように感じるのですが、これは凄く深い小説です。

 太古の昔から現代でも同じように人を動揺せしめている事、それは死の恐怖です。多くの人が死に恐怖や不安を抱いて生きています。それは自分の死でもあり、他人の死でもあるわけです。
 死に恐怖や悲しみを抱くのは、人間を含めた一部の霊長類だけです。他の動物は痛みは感じますから殺される事を避けようとはしますが、死が怖くはありません。いや、怖くないというより、死という概念が無いのです。
 例を挙げます。家畜は屠殺(とさつ)されるのですが、今でこそ電気の刺激を利用しますが昔は巨大な金槌で頭を叩いていたのです。その瞬間、家畜は悲鳴をあげますが直ぐに絶命するわけです。それで、隣でそれを見ていた家畜は屠殺の瞬間こそ驚きますがすぐに平常心で草を食べ始めるそうです。
 アフリカのサバンナでも、毎日のようにシマウマがライオンに食べられています。シマウマはライオンの餌食にならないために一生懸命逃げます。脚が遅い子どもが捕まらないように母親は必死で子どもを守ります。しかし、残念なことにその子どもがライオンに捕まってしまうと・・・しばらく見ていて、やがて安心して草を食べ始めるのです。なぜ安心するかというと一頭が犠牲になればしばらくはライオンは狩りをしないのを知っているからです。
 このように、人間以外の多くの動物には、死という概念がないのです。

 しかし、人間は太古の昔から死を恐れてきました。三国一の大王であっても死を避けることはできず、多くの人はそれに悩まされたのです。
 昔話が語り継がれた太古から、変わらぬ課題である死に対して、本当の賢者はどう感じるのかがこの物語りのメッセージです。
 三カ月後に隕石がぶつかるのでロケットで脱出出来ない人は死ぬのだと分かったとき、多くの人はその恐怖に脅えるのですが、主人公であるモモちゃんは違っていたのでした。
 モモちゃんは大変な不良少年です。しかし、学校中で人気があるのです。人気の理由はケンカが強いからでも先生を相手にしないからでもなく、恐怖心が無いからでした。
 そして 本当の怖いもの知らずは、死を前にして本当の賢者に成れたのでした。

 病気で医師から余命宣言をされる人がいます。「余命三ヶ月です」とか言われる訳です。その時に賢い方は、積極的な治療よりも残りの人生をどう生きるかを考えたりします。そして、結論が出ると、死の恐怖がなくなるそうです。更に、世の中がキラキラ輝いて素晴らしいそうです。出会う人すべてが素敵に見えるそうです。そして、安心して息を引き取るのだそうです。

 覚悟の決まった勇者、モモちゃんの物語りをどうぞ。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.26
(3pt)

全体をみると違和感がある

初めての会話で突然「里美八犬伝」を語り始める犬山、ああ〜オタクだ、、、、、、。
自分にも心当たりがある行動で胸が痛む。初対面でオタ話をしちゃダメですよね。気をつけます。

短編連作で、一個一個は面白いんだけど、無理に「誰かに自分を語る」形式にしなくても良かったと思う。それぞれに話し相手がいる事を示唆する行が入るんだけど、独白形式としてなら気にならなかったかもしれない細部が、念を押されることにより目立ってしまい気になった。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.25
(3pt)

全体をみると違和感がある

初めての会話で突然「里美八犬伝」を語り始める犬山、ああ〜オタクだ、、、、、、。
自分にも心当たりがある行動で胸が痛む。初対面でオタ話をしちゃダメですよね。気をつけます。

短編連作で、一個一個は面白いんだけど、無理に「誰かに自分を語る」形式にしなくても良かったと思う。それぞれに話し相手がいる事を示唆する行が入るんだけど、独白形式としてなら気にならなかったかもしれない細部が、念を押されることにより目立ってしまい気になった。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.24
(4pt)

余計な詮索はなしなし

著者の作品はまだ『月魚』しか読んだことがないです。
地元の図書館で『むかしのはなし』を偶然見つけて読みました。

感想、一言で言うと
「騙されたー」でした。

もちろん良い意味で、です。
推理小説を読み終わったときと似たようなため息が漏れました。

三浦さん、すっごいですね。
語る人の視点によって文体が絶妙に変わるというか、たとえ何人かが同じ場所にいたとしても見てるところが違うっていうか……何ていうんでしょう?(苦笑)

ただ読みやすい短編だなって思って気軽に読んでたら、後ろからじわりじわりと何か大きなものが近づいてきたっていうか何ていうか……(うん、やめよう)

第3話だったかな。女子高生の話。あれが一番、個人的にインパクトがデカかったんですよ。
女として、叔父が怖いったらっもう!
本当に気持ち悪かったんです。

ちょうど電車の中で読んでいて、
「何で私この部分読んでるんだろうな」と自問しました。

でも、後に気づくんですよね。
あの話、関係ないようで関係あるんです(何に)

川というか海というか、単なる背景も、案外重要な役割を果たしてます。

私は第1話が好きでした。
ロケットの話もよかったんですけど、やっぱりあのメールが物語の導入部分だったことは大きいです。
お気に入りです。

それぞれの話の最初に書かれてある日本昔話が、どのように現代版になっているのか。
それを考えながら読むのも面白いんですけど――

うん、気軽に読んでください。面白いですよ。

あ、でもやっぱり第3話は個人的ストレスが大きかったので、☆4つ(笑)
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.23
(4pt)

余計な詮索はなしなし

著者の作品はまだ『月魚』しか読んだことがないです。
地元の図書館で『むかしのはなし』を偶然見つけて読みました。

感想、一言で言うと
「騙されたー」でした。

もちろん良い意味で、です。
推理小説を読み終わったときと似たようなため息が漏れました。

三浦さん、すっごいですね。
語る人の視点によって文体が絶妙に変わるというか、たとえ何人かが同じ場所にいたとしても見てるところが違うっていうか……何ていうんでしょう?(苦笑)

ただ読みやすい短編だなって思って気軽に読んでたら、後ろからじわりじわりと何か大きなものが近づいてきたっていうか何ていうか……(うん、やめよう)

第3話だったかな。女子高生の話。あれが一番、個人的にインパクトがデカかったんですよ。
女として、叔父が怖いったらっもう!
本当に気持ち悪かったんです。

ちょうど電車の中で読んでいて、
「何で私この部分読んでるんだろうな」と自問しました。

でも、後に気づくんですよね。
あの話、関係ないようで関係あるんです(何に)

川というか海というか、単なる背景も、案外重要な役割を果たしてます。

私は第1話が好きでした。
ロケットの話もよかったんですけど、やっぱりあのメールが物語の導入部分だったことは大きいです。
お気に入りです。

それぞれの話の最初に書かれてある日本昔話が、どのように現代版になっているのか。
それを考えながら読むのも面白いんですけど――

うん、気軽に読んでください。面白いですよ。

あ、でもやっぱり第3話は個人的ストレスが大きかったので、☆4つ(笑)
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.22
(4pt)

それなりにうまい掌編集……と思いきや。

へー、三浦しをんってこんな話も書くのか。という感じ。
どちらかというと、恩田陸とかの小説の構成に近い雰囲気。
でも筆致はかなり違っていて、恩田陸ほどは湿っぽくなく、
特殊な性格の主人公の一人称で書かれていて、
あえて断定的、独善的な文体で描くことで、
著者の客観的な視点を浮かび上がらせているような気もする。
古典や、昔話と呼ばれる作品を題材にした掌編集、としては、
なかなかうまいけれど、いまいち特徴に欠ける。
だが、実は本書全体に一筋の伏流水が流れており、
それが最後に一本の道となる。
どんでん返しは、ものすごく意外、というわけでもないが、
楽しんで書いているのであろう著者の含み笑いが聞こえてくるようで、
なかなか楽しませてくれる。
三浦しをん氏は、いかにも職業作家、といった感じの、
「読者を感心させねばならぬ」といった切羽詰まった感じがなく、
いい意味で「アマチュアっぽい」作家だなぁ、と改めて感じた。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.21
(4pt)

それなりにうまい掌編集……と思いきや。

へー、三浦しをんってこんな話も書くのか。という感じ。
どちらかというと、恩田陸とかの小説の構成に近い雰囲気。
でも筆致はかなり違っていて、恩田陸ほどは湿っぽくなく、
特殊な性格の主人公の一人称で書かれていて、
あえて断定的、独善的な文体で描くことで、
著者の客観的な視点を浮かび上がらせているような気もする。
古典や、昔話と呼ばれる作品を題材にした掌編集、としては、
なかなかうまいけれど、いまいち特徴に欠ける。
だが、実は本書全体に一筋の伏流水が流れており、
それが最後に一本の道となる。
どんでん返しは、ものすごく意外、というわけでもないが、
楽しんで書いているのであろう著者の含み笑いが聞こえてくるようで、
なかなか楽しませてくれる。
三浦しをん氏は、いかにも職業作家、といった感じの、
「読者を感心させねばならぬ」といった切羽詰まった感じがなく、
いい意味で「アマチュアっぽい」作家だなぁ、と改めて感じた。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.20
(3pt)

おもしろいと薦められたが

確かに文章力はすごい!ドラマティックなストーリーや、常人ではなかなか考え付かない背景設定なんかには舌を巻いた。
でも、どうにも上滑りの物語で、結局深い部分で何を伝えたいのかわからなかった。
文章の妙を伝えるだけなら、一過性のエンターテイメントで通り過ぎてしまうと思う。
話の流れがまあまあ気になるから、読む手はなんとか止まらなかったけど、短編集だと思って半分くらいで辞めそうになった自分がいた。最後まで読むと、ああ、繋がっているな、と思う部分があるのでできれば最後まで読んだほうがいい。
設定や展開があれほどおもしろくできるのだから、もう少し、何か人間的に共感できる部分や心酔できる部分があればいいのにと思う。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.19
(3pt)

ダーク三浦しをん

すべてを読んでいるわけではないが、他の三浦しをん作品とは一味違う作品であった。

連作短編はえもすれば、ただ単に登場人物がそれぞれの話で主役になったり、脇役になったりするだけのものが多いが、これはそうではない。こんな連作短編もあるのかとちょっと驚きをもって、読み終えた。

これが「連作」であるのに気づくのはこの本のタイトルの意味を理解するのと同じタイミングとなる。それぞれの章の冒頭に昔話が書かれているが、もちろんそれだけがこのタイトルの意味ではない。

一応レビューとして書いているのでネタばらしをしないで書くのは難しい作品である。

他の三浦作品を読んで気に入っている方々には「ダーク三浦しをん」を読む覚悟がある場合にのみ読んでほしいと思う。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955