むかしのはなし

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評判

むかしのはなしの評価:

3.76/5点 レビュー 45件。 B ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全78件 61〜78 4/4ページ
No.18
(3pt)

ダーク三浦しをん

すべてを読んでいるわけではないが、他の三浦しをん作品とは一味違う作品であった。

連作短編はえもすれば、ただ単に登場人物がそれぞれの話で主役になったり、脇役になったりするだけのものが多いが、これはそうではない。こんな連作短編もあるのかとちょっと驚きをもって、読み終えた。

これが「連作」であるのに気づくのはこの本のタイトルの意味を理解するのと同じタイミングとなる。それぞれの章の冒頭に昔話が書かれているが、もちろんそれだけがこのタイトルの意味ではない。

一応レビューとして書いているのでネタばらしをしないで書くのは難しい作品である。

他の三浦作品を読んで気に入っている方々には「ダーク三浦しをん」を読む覚悟がある場合にのみ読んでほしいと思う。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.17
(5pt)

読み物としての面白さが加速してゆく

 6編の短編と中編1編で構成された書き下ろし作品。1話目の「ラブレス」と最後の「懐かしき川べりの町の物語せよ」の内容が呼応して、完結性を高めている。
 昔話のパロディーではない。昔話にインスパイアされたオリジナル・ストーリーである。「入江は緑」のおだやかなあきらめのような日常が、あとで別な意味を持って胸に迫ってくる。「生きる」ということは、誰かが書いていたように、つまり死ぬまで生きるということなのだ。…読後の、胸に沈む思いをうまく表現できない。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.16
(4pt)

昔話、浦島太郎とか桃太郎とか。

昔話、浦島太郎とか桃太郎とか。
それを基にした、現代のお話。
短編集が、お互いにリンクしてます。
「昔話、浦島太郎とか桃太郎とか。
それを基にした、現代のお話。
短編集が、お互いにリンクしてます。
「昔話、浦島太郎とか桃太郎とか。
それを基にした、現代のお話。
短編集が、お互いにリンクしてます。
「昔話、浦島太郎とか桃太郎とか。
それを基にした、現代のお話。
短編集が、お互いにリンクしてます。
「死ぬことは生まれたときに決まっていたこと」
うん、そうなんだよね。
3ヵ月後に隕石がぶつかるかもしれない。
で、選ばれた人は、スペースシャトル?のようなものに乗れる。
だけど、それも安全かどうかわからない。
隕石ももしかしたらぶつからないかもしれない。
まあ、そんな中でのいろいろな人物が、一人称で自分を語るのですが・・・
もう一度読み返してみたら、また新たな発見のありそうな本です。
死ぬことは生まれたときに決まっていたこと」
うん、そうなんだよね。
3ヵ月後に隕石がぶつかるかもしれない。
で、選ばれた人は、スペースシャトル?のようなものに乗れる。
だけど、それも安全かどうかわからない。
隕石ももしかしたらぶつからないかもしれない。
まあ、そんな中でのいろいろな人物が、一人称で自分を語るのですが・・・
もう一度読み返してみたら、また新たな発見のありそうな本です。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.15
(4pt)

「死ぬことは生まれたときに決まっていたこと」

昔話、浦島太郎とか桃太郎とか。
それを基にした、現代のお話。
短編集が、お互いにリンクしてます。
「昔話、浦島太郎とか桃太郎とか。
それを基にした、現代のお話。
短編集が、お互いにリンクしてます。
「死ぬことは生まれたときに決まっていたこと」
うん、そうなんだよね。
3ヵ月後に隕石がぶつかるかもしれない。
で、選ばれた人は、スペースシャトル?のようなものに乗れる。
だけど、それも安全かどうかわからない。
隕石ももしかしたらぶつからないかもしれない。
まあ、そんな中でのいろいろな人物が、一人称で自分を語るのですが・・・
もう一度読み返してみたら、また新たな発見のありそうな本です。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.14
(4pt)

好きなように読めば楽しい

短編集です。それぞれの作品の裏表紙には、昔話を短くまとめたものがついている。
この昔話と三浦しをんの作品を対比させてみると、すぐになるほどと思う作品もあり、深読みしてようやく繋がりがわかる物語もある。
読み進めていくうちに、昔話にこだわらなくても構わないこと、それよりももっと重要な伏線が引かれていることに気づき、この本は普通の短編集ではなく、たいへん凝った造りの連作短編集だとわかります。
なにも考えずに本を手に取って、ひとつひとつの作品を楽しんでから、もう一度表紙を眺めると、作者がなぜ「むかしのはなし」と名づけたのか余韻を楽しむことができる。
このように、一粒で三度楽しめる凝った構成にするのが、いいかどうかはわからない。
でも、作品ひとつひとつは小説として完成していて十分におもしろいから、昔話と対比しなくても、連作短編集としての仕上がりを意識しなくても大丈夫。
むかしのはなし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: むかしのはなし (幻冬舎文庫)より
4344410955
No.13
(3pt)

現代の昔話

初めて三浦さんの一人称を読みました。初期作品三人称にあるような、
長い風景描写やわかりにくい比喩が減って、すらりと頭の中にはいってきます。しかしその為に、
最終話を除くほかの短編が、以前どこかで読んだ無気力系のステレオタイプの話に思えて残念でした。
それぞれお話は微妙に関係していますが、それもついで、のように思えて、
話が螺旋に絡まり合っている印象はありませんでした。
最終話は引き込まれて読んだのですが、最後が些か軽い感じがしました。
ひかれた部分が「人間」を感じさせる部分だったのに、オチへもっていく主人公の心情が
浅いのです。深くない絶望も、おとぎ話故でしょうか?
これはおとぎ話だ!と何度も自分に言い聞かせて読みました。そうしないと、やっぱりどうも
地球滅亡にリアリティを求めて、頭の中が混乱しそうでした。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.12
(3pt)

現代版日本昔話

舞台は現代。
後三ヶ月で隕石がぶつかり、地球は滅亡するかもしれない。
その状況で、人はどうするのか。
日本昔話を元に、6篇の物語として綴られています。
助かるのはロケットのチケットを手に入れた人だけです。
そしてそのチケットは、選ばれた人にしか届きません。
ある人は淡々といつも通りの日常を送ろうとし、ある人はチケットを盗もうとする。
短篇はそれぞれに少しずつ同じ登場人物が出てきて、同じ時間を進んでいることがわかります。
全体的に、なんだかもやもやした空気感があり、それがまた『後三ヶ月で地球滅亡って言われてもなぁ…』っていう、実感があるようなないような登場人物の胸中を表しています。
私だったら、たぶん、未読本を黙々と読みふけりますw
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.11
(5pt)

分からない。

どの話も面白いと思うのですが、私は最後のお話が1番好きです。あの人が何を考えて、何を見て、何を聞いて。それを確実に知る事が出来るのは、その人自身なんだという当たり前の事に気付いた様な。分からない事があるから、その世界にリアルを感じるんだと思います。それからあとがきにあった、『言葉を媒体にだれかとつながっていたい』という言葉(かなり省略してます/汗)が好きです。このお話たちにも、所々にそんな気持ちが散りばめられてるなぁ、と感じました。とにかく、読んでみれば分かると思います。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.10
(3pt)

辛口でごめんなさい

しをんさんの文章は端正です。この物語の語り口も整っています。ということは読みやすく解かりやすいです。ストーリー展開は日本の昔話をしおんさんがイメージを膨らませて地球の果てに絡めていくという日常から宇宙へとスケールが大きく動いていく面白い着想です。設定は現代だけど、近未来のようでとファジー。そして冒頭で書いたように難しくない。ところが、読後感がなんとも悪い。気持ちがざらつくのです。不幸な人達の話だから・・・・・?というより、しをんさんには人間に対する、愛情の書きこみがうすいような気がします。人を好きな人の文章はどういう結果でも読後によい余韻が残るものです。残念です。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.9
(5pt)

上手いな

 誰でも知っている昔話をしをん風、そして現代風にアレンジした現代小説。 最後のももたろうの話が個人的には一番面白かったのだが、どの話も極めて秀逸。昔話の教訓めいたものを考えながら読むと、各々の短編がさらに輝きを見せる。 本当に力をつけてきている。直木賞取れればよかったのに。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.8
(5pt)

あとから感動がわいて来る本

桃太郎や浦島太郎など、日本人にはおなじみの昔話をベースに小話が語られるという趣向。なにげなく、さりげない話の群集がいつしか「時」や「宇宙」のような壮大なリンクを描きはじめる絶妙な文章力。私たち自身のさりげない日常や何気ない人生も今日あったことも昨日あったことも時間や宇宙のリンクの一部なんだ。そんなことを考えて、「むかしのはなし」という言葉の意味を実感、そしてじわじわと感動。また読みたくなる本です。これは硬質で精密、シンプルで壮大なエンタテイメント。「完璧」という言葉を使ってもいいと思う。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.7
(3pt)

読んでいる時間自身を楽しめる小説

~「私が語りはじめた彼は」続き、二冊目の三浦しをんさんを読みました。今回も一人称からの語り口。日本の昔話をベースに7つの話を紡いでいます。今回もそれぞれの話は独立しながらも、リンクを持たせつつという構成。エンターテイメント系の小説です。元の昔話をどういじってるか、どう壊しているか、それを探りながら、自然と読んでいきます。~~心にジーンとくる小説ではありませんが、読んでいる時間自身を楽しめる小説です。~
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.6
(4pt)

再読せずにいられない

昔話に想を得た短編集です。その話のひとつひとつが絡まりあい,読み終えたときに全てが明かされます。でもその全てを一読ではたどれなくてどうだったんだっけと何度も読み返してしまうそんな楽しい本です。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.5
(5pt)

三浦しをんが語る昔の話に耳をすます

各短篇の始めに、それぞれ「桃太郎」や「かぐや姫」などのエピソードが紹介されているのですが、それらの昔話の要素が微妙に絶妙に本編と絡みこませてあるのがミソ。現在書くとしたら昔話はこんな感じになるだろう、というような話が登場します(と、いってもあくまで先鋭的な現代小説なんだけれど)。全篇一人称で書かれているのですが、「俺」に「僕」に「私」に「あたし」・・・。三浦しをんは本当にたくさんの引き出しを持っていて、その多才ぶりを発揮しています。小説なるものの可能性、そしてその懐深さに改めて唸らされました。傑作短編小説です。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.4
(3pt)

現代の昔話!

ここに収められている7つの作品のもとになっている話は、かぐや姫、花咲か爺、浦島太郎、桃太郎など、誰もが知っている話ばかりだ。昔話は単なる子供の話ではないという。その中には教訓や、警告、暗示などさまざまなものが秘められているそうだ。作者はそれらを引っぱり出し、独自の解釈で現代の昔話を作り上げた。この作品が時を経て真の昔話になった時、それを読む人たちはいったいどう感じるのだろう。今私たちが住んでいるこの時代を・・・。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.3
(5pt)

日常に非現実が入りこんだ時

三浦しをんさんの小説は(エッセイはもちろん爆笑ものだけれど)ハズレがないなあと今回の作品を読んで改めて思いました。設定はとてもワールドワイドなものだけど、それでもその設定に流されずに人の心の交流が書かれています。愛しい想い、愛しい人間。どの話も、登場人物のその先を想像したくなります。そしてとても愛しく、そして少し切ない気分になります。でも、あれこれ説明するよりただ「読め!」と言ったほうがいいようです。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.2
(5pt)

昔話が生まれるとき

まず帯の「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」という作中の会話から抜粋された一言にやられた。エッセイがめっぽう面白い三浦しをんさんだが、小説がまた書くたびにグングン上手くなっていると思う。様々な立場から愛や生命、生きるということについて語られているが、思わず自分だったら・・・?と考えずにはいられない。一つ一つを読んでも面白いし、通して読めばしばらく余韻にひたるだろう。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417
No.1
(4pt)

上手いなと思わせる。

昔話をモチーフにした、短編集。一つ一つの話が微妙にリンクしていて、最後に初めの話と終わりの話のつながりが見えてきます。文章がとてもきれいで、上手いなと感じさせられます!ただ、じっくり読まないとこの昔話のどういうところからモチーフを得ただろう?と、分からなかったです。私は。面白かったけど、期待していたような明るい話ではなかったので星4つです。私にとって三浦しをん先生は、おもしろおかしいエッセイのイメージがとても強いんです。
むかしのはなし Amazon書評・レビュー: むかしのはなしより
4344007417