ロング・アフタヌーン



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    初公開日(参考)2022年03月
    分類

    長編小説

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    ロング・アフタヌーン (単行本)

    2022年03月09日 ロング・アフタヌーン (単行本)

    新央出版の編集者・葛城梨帆の元に突然、原稿が届く。それは以前新人賞で落選した志村多恵からのもので、学生時代の友人が時を経て再会するところから物語は始まっていた。立場の違う二人の会話はすれ違い、次第に殺意が募っていく。「いっそのこと、最後にこの女を殺してやろうか」――。そんな物語の女たちの苦境に思いを馳せるうち、梨帆自身も忘れられない出来事と原稿内容がリンクし始める……。 私たちのシスターフッドがここにある、著者渾身のミステリー。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    ロング・アフタヌーンの総合評価:7.77/10点レビュー 13件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    セリフは面白いがストーリーは中途半端(非ミステリー)

    2021年にオンライン・メディアに連載された長編小説。素人の主婦が書いた小説と編集者の感性が奇妙に重なり合っていく、奇想的物語である。
    作中ところどころにインパクトのあるセリフが登場し、ストーリー展開のアクセントになっているのだが、物語全体の印象度が薄くミステリーとしては物足りない。

    iisan
    927253Y1
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    No.12:
    (3pt)

    相変わらず面白いが

    絶叫 そして海の泡になる 灼熱 凍てつく太陽 と来て ロングアフタヌーン

    正直 凍てつく太陽と灼熱が大作過ぎて圧倒されたので、うーんという感想。暗すぎてちょとな。絶叫も暗すぎたけれど あっと驚くものがあったからなあと。とにかく救われない。主人公に共感できない。編集者のほうに。

    一番好きなのはゴールデンカムイのような凍てつく太陽かも。
    ロング・アフタヌーン (単行本)Amazon書評・レビュー:ロング・アフタヌーン (単行本)より
    4120055116
    No.11:
    (5pt)

    読みやすくて面白い

    小説の中で、二つの物語が進行する。最後にはそれが一つになり、オチにはパンチの効いたセリフが用意されている、という構成。主人公は2人とも女性だけれど、男の私にも十分に感情移入ができ、最後まで退屈せずとても面白く読めた。

     新聞に連載していたということもあり、著者の他の作品に比べて文章が読みやすかったという印象。293頁という分量もちょうど良い。オチのセリフは何度もその意味を考えたが結局わからず。今も悶々としている。やられた!
    ロング・アフタヌーン (単行本)Amazon書評・レビュー:ロング・アフタヌーン (単行本)より
    4120055116
    No.10:
    (5pt)

    掛け値なしのシスターフッドの物語

    女性を取り巻く問題を描いた社会派ミステリー。
    作中作の「犬を飼う」と「長い午後」で描かれる世界観と男性像に男性読者は、犬を飼うで「生理的にムリ!」と感じ「長い午後」で世の中こんな男だけじゃないよと!嫌悪感を持ち、読むのをやめたいと考える方もいるかもしれません…。
    読み始めに予想していた「共犯者」と違い、共犯者の意味がわかった時、良い意味で驚きました。読後感は悪くなく、イヤミスが苦手な方も多分いけるかな…?と思いました(あくまで個人的な感想ですが。)
    ロング・アフタヌーン (単行本)Amazon書評・レビュー:ロング・アフタヌーン (単行本)より
    4120055116
    No.9:
    (4pt)

    上手い構成

    出版社の女性編集者のもとに届いた新人作家の小説原稿を作中作のような形として、物語が構成されています。
    この場合個人的には、その小説内容と女性編集者とが徐々に結びついていくようなミステリーを勝手に期待してしまいました。

    結果として、ミステリーサスペンスとしての要素もあってドキドキしたけれど、詳しく書けませんが、ラストはちょっと興ざめ感はありました。
    ロング・アフタヌーン (単行本)Amazon書評・レビュー:ロング・アフタヌーン (単行本)より
    4120055116
    No.8:
    (5pt)

    沼正三の『家畜人ヤプー』を思い出す奇作。

    DV夫、そして夫と似た息子を憎む主婦が小説を投稿し、それを読んだ編集者の女性が交流する物語。主婦の書いた異色の小説が小説中に出てくる構造だが、緊密な文体とプロットのサスペンスで、物語に引き込まれた。また、主婦の書いた小説は、沼正三の『家畜人ヤプー』を思い出す。
     ただ、『家畜人ヤプー』は倒錯した文明批評だったけど、本作は倒錯した男性社会批判。男性としては、ここまで男性を憎む主人公には共感できなかったけど、現代においてここまで倒錯した作品を書いたことはすごいな、と思う。
    ロング・アフタヌーン (単行本)Amazon書評・レビュー:ロング・アフタヌーン (単行本)より
    4120055116



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