平場の月
- 恋愛小説 (118)
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全1件 1~1 1/1ページ
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2019年の山本周五郎賞受賞作。50代になった訳アリ同士のカップルがお互いを求めながらも何かに邪魔されて気持ちを重ね合うことが出来ない、哀切な恋愛小説である。 | ||||
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読み難いのです。出だしの数ページから、どうにもややこしい場面・時間と筋の展開で戸惑いました。著者の頭の中では整理出来ても、独りよがりな文章で読者が戸惑うようでは物語と言えないのでは? しばらくして、やっと少し整理されたと思ったら、男女がそれぞれ「青砥」「須藤」と氏で呼び合い、セリフもお互いが男言葉としか思えない、少々荒っぽい会話が続きます。しかも客観的な描写もその調子ですから、どうにも読まされる方は違和感がある。そう感じたのは自分だけでしょうか? 後半になってそう呼び合う理由の様なものが、妹の口を通してぼんやりと伝えられますが、どうにも不自然です。第一に読者として男女を描いた小説の雰囲気が、その呼び合いでかなり損なわれていると思うのも自分の偏見でしょうか?会話でも客観的な描写でも、どこかで「名」で書かれていれば、より読み易い男女小説・恋愛小説の様になったのではないでしょうか? それにしても、この男女は「中学を卒業して35年」の様ですから、50歳でしょうが、どうにもそうは思えない。30代ぐらいのフリーター同士にしか思えない。50代ならそれなりの人物らしい雰囲気を作るのが作家の技量でしょうが、残念ながらぐるぐる同じ会話と場面が繰り返された様な、しかも後半は癌と闘病という平易な内容で引き回された読後感しか持てませんでした。 「たっぷりと世間の水をくぐったはずなのに炊き損じの米みたいな固さを残す~」(p36)「コップの中の氷が溶けていくように。いつしか消えた・・・妻はコップの中の氷を揺すり、小さくなった氷の音を立てていたのかもしれない」(p180)の様に、これは!と思わせる文章も書けるのに・・・山本周五郎賞と帯にあり、どうなものかと期待しましたが、誠に残念でした。 | ||||
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若い頃あのあたりのマンションに住んでいたので懐かしかった。名作です。 | ||||
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注文から受け取りまで迅速に進めてくれて満足です。品物もきれいでとてもお安い値段で購入できました。次回も利用したいと思います。 | ||||
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ぼくは朝日、が某有名中学の入試問題に出たときに、印象に残った作家さんなので読んでみました。 今の自分に心打たれる作品でした。「ぼくは朝日」のときに気になっていたあの”なにか”の直感が正しかったんだなと改めて思いました。 自分の人生の後半を見つめさせられました。衝撃です。 | ||||
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久しぶりに泣きました。 レビユーを見ると、肯定、批判いろいろですが、私は高評価をさせていただきます。 読み進めると、これは「虐待」ではないかとわかり、子供への虐待となると、私は数年前に、北海道南幌町で起きた、悲惨な「家族殺害事件」を思い出してしまいました。 しかし、それでも、主人公が、アンさんのように救ってくれる人に出会い、人生を生きていく様が読み取られ、勇気をもらいました。 また、アンさんが、なぜ自分から主人公を好きと言えなかったのか、その理由がアンさんの死によって初めてわかり、愕然としました。 「性的マイノリティ」だったというのも、今の時代を映し出していると思います。 「ありきたりな素人小説」と思う方もいるようですが、少なくとも私はこれを読み、泣き、(感動というものとは少し違うとは思いますが)「明日への勇気」をもらう。これで十分と思います。 読むことによって「人間の死」を直視する必要性を改めて感じ、大切な人を思う。そして、死はいつか来ると思いながらでも勇気をもって生きていく。それだけでも、この本を読む価値はあると思うし、この本は町田さんが出した「すばらしい良作」と思います。 | ||||
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