てらさふ



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    5.00pt ( 5max) / 1件

    楽天平均点

    3.00pt ( 5max) / 2件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2014年02月
    分類

    長編小説

    閲覧回数674回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    てらさふ (文春文庫)

    2016年08月04日 てらさふ (文春文庫)

    北海道のある町で運命的に出会った中学生「ニコ」と「弥子」。ふたりはそれぞれ「ここではないどこか」に行くため、共同で仕事をして有名になることにした。目指すは史上最年少の芥川賞受賞!周到かつ秘密の方法で作品は見事に候補となるが―。女子の抱く夢と現実、そして自意識を鋭く描いた傑作長編小説。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    てらさふの総合評価:10.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (5pt)

    読まなければ勿体ない!

    開いて終わる傑作。
    だから、その後の展開はすべて読者の手に委ねられる。
    ……とはいえ終わっていないわけではない。
    青春小説としても、クライムノベルとしても……。
    日本の庁の中でも優秀な国税庁が果たして、どう動くか。
    そんな興味まで引き出している。
    さて、作者はデビュー作「コマドリさんのこと」以来、一貫して『痛い』話を書いている。
    今回のお話では作者が描く『痛さ』がほぼマックスだというのに読後感が爽やかだ。
    何故かは読めばわかる。
    視点人物は二人で主人公とサブキャラクターといった作り。
    プロット及びストーリィは、かなりはあざとい。
    また『芥川賞』(……と直木賞)はそのままの表記なのに他の雑誌名などがぼかされているのは文藝春秋社の刊行だからか、と愉しませてくれる。
    前半はハラハラ・ドキドキ。
    果たして『芥川賞』が獲れるのか、で引っ張り、後半は予想通り仲間割れ……というか、ずれ、ずれ、ずれ。
    そこに淡い恋も絡み、二人の感情はぐっちゃぐちゃ。
    けれども作者の今風に丁寧な描写があるので(この行動をとったのは主人公のこういった想いから云々)、人間心理に迷わず、どこまでも見通せる。
    だから小説が苦手な人でも大丈夫。
    多くの人に読んで貰いたい。
    ところで主人が描く将来のセルフイメージは所謂自己啓発書における『なりたい/既になっている 自分イメージに同じ。。
    成功して有名になれば良いが、途中段階ではとにかく痛く見えるので諦める人が多いのだろう……と主人公の真摯な足掻きを見、素直に感じる。
    てらさふAmazon書評・レビュー:てらさふより
    416390008X



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク