そんなはずない
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そこそこどろどろ打算的なところとどうにもならないことが相まっていい感じの終わり方をする小説でした。 思いどおりになんてならないんですよねー 「大丈夫かどうかなんてわからない、っていいね」「わからなくって、いいんだよね」「だって、わからないじゃない」 26才無職独身の私としては、うんうん(。-_-。)って感じでした。 アラサー恋愛に理想と打算と葛藤が混ざらないはずもなく(笑) 主人公、妹、友だちと、タイプは違いながらもそれぞれ悩める女子たちの気持ちはどこか自分にも思い当たるところがあるもので… 頭と心とからだ。三つ、合わせろ。 という午来くんの言葉に、主人公ともどもハッとさせられる思いでした。 | ||||
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目線の巧みさと言うのか、本来ならば嫌われそうなそこそこのツキに恵まれた主人公が当然右往左往すべき状況に嵌ってしまうのに思ったよりも冷静で、しかもその理由が最後にはちゃんとわかる仕掛けになっている。主人公の姉と正反対の性格で純情な塔子の圧しの強い痛さがいじましくて、つい手を差し伸べたくなる辺りの絶妙な匙加減。それに加えて朝倉かすみは料理も上手いのだろうなと思わせる。必ずといっていいほど登場する食事のシーンはみな美味しそうで、家族のシーンは押し並べて楽しい。会話が普通の会話であるにもかかわらず。普通が普通に描けるので、こんなありえない設定及び展開の寓話が構築できるのだろうね。さすが…… | ||||
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札幌在住の朝倉ファンには とても親近感ドキドキ感でした。 ドラマ化さたら 鳩子は●●で、塔子は〇●かなぁって読み直しました。 主題歌は 福山雅治の「squall」が いいかな。 | ||||
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朝倉かすみさんの本でいちばん好きな話です。 物事を裏から見るみたいな、メジャーではなくマイナーな方の感情みたいな、 世の中の影になる方で生きている人みたいな、 毒気(?)のようなものが朝倉さんの話にはよく書かれていますが、 この本ではその毒気がほどよくて、恋愛小説ならではの感情も味わえて、好きです。 | ||||
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「闊達で明るく自分を持っているけど、不器用な」妹 「地味ながら抜け目なく、それなりに恋愛もしている」姉 二つを並べたら主役は前者になる方が多いかもしれない。 しかし、姉.鳩子の目線から描く事によって「そんなはずない」 出来事に翻弄されていく様をユーモラスに時にシリアスに描いてます。 「ほかに誰がいる」は物語として完結している。 しかし見事な寓話ゆえに登場人物には「そんな人は、まずいない」 対して「そんなはずない」は中途半端で割り切れない印象があります。 そこがまた登場人物の誰にもなってしまう可能性がある。 あなたも登場人物の誰かのような無自覚さで身内.友人.恋人を傷つけていませんか? | ||||
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