乙女の家



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 2件

楽天平均点

3.40pt ( 5max) / 6件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2015年02月
分類

長編小説

閲覧回数613回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

乙女の家 (新潮文庫)

2017年08月27日 乙女の家 (新潮文庫)

愛する人との内縁関係を貫いた曾祖母、族のヘツドの子どもを16歳で産んだ祖母、理想の家庭像に邁進しすぎる母という、強烈な女系家族に育つ女子高生の若菜は、自分のキャラのなさに悩んでいた。文学少女キャラの友人・高橋さんと家出をしてみたり、彼女の初恋や家族の恋への助太刀を決め、名脇役を目指してみたり。はたして若菜は自分のキャラと、皆の幸せを掴めるか。かしまし迷走青春劇。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

乙女の家の総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(5pt)

読み流してしまうのはもったいない

ポップな装丁、軽快でわかりやすい文体、根っからの悪人が一人も出てこないほのぼのとした雰囲気、主人公は女子高生の若菜、ストーリーの核となるのは主人公の“自分のキャラ探し”。つくりはライトノベルそのものですが、だからといってあっさり読み流してしまうのはあまりにももったいないです。
とにかく、若菜の微細な心の動きや複雑な思考過程を、これでもかというくらい委細漏らさず丁寧かつ詳細に言語化しているのが素晴らしい!しかもその内容が、少しずつ自分と外の世界とのつながりや軋轢が見えてきて日々自分の存在の不確かさに揺れ動く16歳の女性そのもの。高校生の心理の機微をここまで鮮やかに再現できるなんて、本当にすごいと思います。
またこの作品は、若菜、少し前から別居を始めたものの夕食は家族全員でとるという習慣を保つ父母、ヤンキー上がりのシングルマザーだった祖母、やはり正式な結婚をしなかった曾祖母という4世代の家族の物語です。普通とは少し違う家族で育ったそれぞれの女性たちの人生に触れる中で、若菜は「普通の家族とは」「普通の(素の)自分とは」を自然な形で自らに問いかけるようになります。
友人の高橋さんとの交流も含め、特に女性同士の会話がとてもお洒落でしかも含蓄に富んでいて、その点も読みどころです。
乙女の家 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:乙女の家 (新潮文庫)より
4101201323
No.1:
(3pt)

思春期あるある

毎回ながら、思春期の「あるある」描写が楽しい
子供の「間違っちゃった」は「過失」じゃなくて「選択もししは決断の誤り」とか、
第3者の目で見た「わたしのようす」を自分が許せるかどうかの話、とか
「めんどくさそう」なわたしを他の女の子と同じ扱う、とか
言い回しが好き
己は「脇役」である。を自認する気持ちは分かりやすい。が、「名のある脇役」である事は疑っていない様子が「そのステージには立ってるのね」…
モブなのか、「通行人A」なのか、名は付かずとも2行くらいのセリフは貰えるのか、「主役の、2番目に親しい友人」(←この位が精一杯の限界)になれるのか、位のトコロでうろうろしていた自分の思春期が懐かしい
楽しみました
乙女の家 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:乙女の家 (新潮文庫)より
4101201323



その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク