さよなら的レボリューション
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いつか僕はもっと複雑になってしまうかもしれない。その通りだ。人はそれぞれの置かれた場所で、各々のやり方で複雑になっていき、そのために自分のありきたりの苦悩に対処できるようになっていく。阿良の物語はその過程にある、とても愛おしい若者の物語だ。彼にとってとても決定的だった一夜、「その気持ちは、別の何かが化けているんだ、じゃなきゃ、こんなに俺たちをうろたえさせるはずがない。」と彼は気づく。 私はどうしようもなく彼の作品に惹かれる。だからというのではないが、この作品が例えば流への助走だったという見方には疑問がある。主題へのフォーカスの強さという点で、さよなら的レボリューションは作者の家族サーガである流とは異質な小説だし、主題の強さの分コンパクトで密度の濃い作品だ。 ここのところ東山彰良の評価の上昇とともに彼の作品のKindle化が進んでいて、さよなら的レボリューションもそのお陰で読めた。次はありきたりの痛みをお願いしたい。 | ||||
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ひきこもり生活から抜け出し弁当作りのバイトをしながら三流大学に通う主人公は、大学で中国人の女の子に恋する。 そこから日本と中国を舞台に未熟な人生観に支えられながら恋などに苦悩しながらも強く生きていこうとする青春小説。 主人公とそれをとりまく人々との会話はユーモアに溢れており、面白かったものの、盛り上がりの面では今一つの感が否めず。 | ||||
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日本で引きこもっていた主人公、高良。手酷い失恋から単身中国に渡るのだが、そこは想像を絶する世界だった。しかし、そこで色々な目に遭いながら少しづつ成長して行く。 鬱屈した青春を抱いた主人公の過酷な冒険物語。同作者のノワール的な要素はなく、勿論ガンファイト等もないが、中国の悠久さと言うかカオスさにすっかり度肝を抜かれた。 軽妙洒脱な言い回しは当然健在で、時に可笑しく、時に切ない気分で読めるだろう。今までの作品とは、かなり毛色は違うが、間違いなく東山氏の作品であった。 | ||||
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