さよなら的レボリューション



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    3.67pt ( 5max) / 3件

    楽天平均点

    0.00pt ( 5max) / 0件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2010年07月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,613回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数1

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    さよなら的レボリューション 再見阿良 (ツァイチェンアリャン)

    2010年07月16日 さよなら的レボリューション 再見阿良 (ツァイチェンアリャン)

    弁当工場でバイトしながら、三流大学に通う高良伸晃、19歳。教室で、陸安娜という中国人女子学生に惹かれる。中学の時、好きな女の子に送ったメールが裏サイトで公開されて以来、自宅に引きこもってきた彼の初めての恋。しかし、安娜に恋心をずたずたに引き裂かれ、中国に短期の語学研修へ。その後、上海でバイト先の先輩に偶然出会う。頼まれて、盗難車の移送のため、一緒に上海から西安、そして黄土高原へと向かった。果てしなく続く沙漠の町で、様々な人生を見る高良クン。明日が見えにくい時代に、気鋭の作家が描く切ない恋と、どこまでも続く沙漠をひた走る旅の行方。長篇書下し。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    さよなら的レボリューションの総合評価:7.33/10点レビュー 3件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.3:
    (5pt)

    いつか僕はもっと複雑になってしまうかもしれない。この世界と見合うほどに。

    いつか僕はもっと複雑になってしまうかもしれない。その通りだ。人はそれぞれの置かれた場所で、各々のやり方で複雑になっていき、そのために自分のありきたりの苦悩に対処できるようになっていく。阿良の物語はその過程にある、とても愛おしい若者の物語だ。彼にとってとても決定的だった一夜、「その気持ちは、別の何かが化けているんだ、じゃなきゃ、こんなに俺たちをうろたえさせるはずがない。」と彼は気づく。

    私はどうしようもなく彼の作品に惹かれる。だからというのではないが、この作品が例えば流への助走だったという見方には疑問がある。主題へのフォーカスの強さという点で、さよなら的レボリューションは作者の家族サーガである流とは異質な小説だし、主題の強さの分コンパクトで密度の濃い作品だ。

    ここのところ東山彰良の評価の上昇とともに彼の作品のKindle化が進んでいて、さよなら的レボリューションもそのお陰で読めた。次はありきたりの痛みをお願いしたい。
    さよなら的レボリューション 再見阿良 (ツァイチェンアリャン)Amazon書評・レビュー:さよなら的レボリューション 再見阿良 (ツァイチェンアリャン)より
    4198629838
    No.2:
    (3pt)

    日中を舞台とした青春小説

    ひきこもり生活から抜け出し弁当作りのバイトをしながら三流大学に通う主人公は、大学で中国人の女の子に恋する。
    そこから日本と中国を舞台に未熟な人生観に支えられながら恋などに苦悩しながらも強く生きていこうとする青春小説。
    主人公とそれをとりまく人々との会話はユーモアに溢れており、面白かったものの、盛り上がりの面では今一つの感が否めず。
    さよなら的レボリューション 再見阿良 (ツァイチェンアリャン)Amazon書評・レビュー:さよなら的レボリューション 再見阿良 (ツァイチェンアリャン)より
    4198629838
    No.1:
    (3pt)

    なんとも言えない

    日本で引きこもっていた主人公、高良。手酷い失恋から単身中国に渡るのだが、そこは想像を絶する世界だった。しかし、そこで色々な目に遭いながら少しづつ成長して行く。
    鬱屈した青春を抱いた主人公の過酷な冒険物語。同作者のノワール的な要素はなく、勿論ガンファイト等もないが、中国の悠久さと言うかカオスさにすっかり度肝を抜かれた。
    軽妙洒脱な言い回しは当然健在で、時に可笑しく、時に切ない気分で読めるだろう。今までの作品とは、かなり毛色は違うが、間違いなく東山氏の作品であった。
    さよなら的レボリューション 再見阿良 (ツァイチェンアリャン)Amazon書評・レビュー:さよなら的レボリューション 再見阿良 (ツァイチェンアリャン)より
    4198629838



    その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク