(短編集)

デブを捨てに



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    初公開日(参考)2015年02月
    分類

    短編集

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    デブを捨てに

    2015年02月20日 デブを捨てに

    “シュール”かつ“泥沼”のような状況を乾いた“ユーモア”とともにお届けする、異才の作家・平山夢明“最悪劇場”全四話。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.28:
    (5pt)

    単館映画館感

    表題作「デブを捨てに」はとても単館映画館っぽかったです。桃尻女と鮫肌男っぽい世界観。20年ほど前のヴィレッジヴァンガードが好きだった方におすすめします。
    デブを捨てにAmazon書評・レビュー:デブを捨てにより
    416390199X
    No.27:
    (4pt)

    口を閉じて言えば『んんんんんー』。

    『美女と野獣』のアニメを観たとき、
    まったく納得できず、
    こんな都合のいい話あるかいと、
    気分が悪くなったのを、
    本作を読んでふと思い出しました。

    美女と野獣ってたしか、
    見た目だけが人でなくなった、
    それでもさほど不細工でもない、
    毛むくじゃらの〈王子様〉を、
    人として認めてやっただけの、
    田舎育ちで貧乏人の性悪な娘が、
    突如、唯一の弱点であった外見と、
    それを原因とした卑屈さも捨てた、
    美しく変身したイケメン王子様と、
    いつまでも幸せに暮らしましたとさ、
    メデタシメデタシという、
    非常に胃腸に悪い映画だった記憶が。

    アホか。脳ミソお花畑か。

    まあ美女と野獣も原作は違ってて、
    性教育のための、
    女性用教本らしいのですが。

    本作『デブを捨てに』は短編集で、
    男女逆版の『美女と野獣』が、
    うちの何作かで描かれており、
    それが心に突き刺さりました。

    男女逆といっても、
    男もべつにそんな美しくはなく、
    普通のオッサンで、普通というか、
    人品骨柄の卑しい最低な、
    チンピラ以下の屑野郎ばかりで、
    女のほうは、通りすがりの一般人が、
    指さしながら逃げ出すほどの、
    外見的には化物扱いの人たちで。

    彼女らは心もささくれて、病み、
    かなり悲惨なことになってますが、
    でも蓮のように汚泥に花弁を浮かべ、
    心の片隅に抱えた、
    よく見ないと醜さに埋もれてしまう、
    情け深さという小さな美点一つを、
    キラキラと全力で輝かせ、
    ほんのちょっぴり優しくしてくれた、
    〈世間的にはただの屑男〉のために、
    業火の燃え盛る煉獄へと、
    笑顔で飛び込んでゆくという、
    救いもへったくれもない、
    儚い美しさを見せます。
    勿論外見は変わらず、醜いままで。

    刺激的な暴力は少なく、
    平山さんの作のなかの、
    湿気た部分が強く濃く出ており、
    ずーんと重苦しい感じでした。

    その代わりというか、
    意外とハッピーエンドぽいのも多く、
    ドカンドカンとくるのを期待すると、
    溜めて溜めて少しスッキリみたいな、
    そっち? という印象で。

    タイトルから笑いを期待すると、
    それもまた、そっち? と、
    つんのめりそうになる、
    ただただ下品な感じで。

    爽快感や疾走感はないですが、
    アニメの美女と野獣よりは、
    美女と野獣らしい感動は、
    しっかりと得られました。

    好みの問題で★は4つです。

    『美女と野獣』と『デブを捨てに』
    口を閉じて言うと、
    同じように聴こえるのはこれは、
    まあ、偶然ですよね。
    デブを捨てにAmazon書評・レビュー:デブを捨てにより
    416390199X
    No.26:
    (4pt)

    今回は哀しみが

    悪ふざけがお好きだと、著者が言っておられるのをどこかで読みました。
    なるほど。

    イヤミスもオゾミスも大好物の私は、この方の書かれるものも好きです。
    かつて読んだ作品は、よくもまあこんな無茶苦茶を、という感想でそこが面白かったのですが。
    今回はなんだか、全体のトーンに哀しみが漂っていました。
    それはそれで好きです。
    デブを捨てにAmazon書評・レビュー:デブを捨てにより
    416390199X
    No.25:
    (5pt)

    最高によかったです!

    個人的には初平山作品です。タイトルと表紙でちょっと悩みむしたが、本当に購入してよかったです。
    レビューに書いてある通りいつもとテイストが違う(と友人の平山ファンから聞いた)そうですが、私は逆にドハマリしました。
    最後の二篇は泣きながら読みました。表題作も号泣でした。
    めちゃくちゃカッコいい。主人公もデブもカッコいい!!
    ハードボイルド好きなんで本当にめちゃくちゃカッコよくて好きでした。自分の人生の愛読書の一冊になりました。
    デブを捨てにAmazon書評・レビュー:デブを捨てにより
    416390199X
    No.24:
    (5pt)

    最高

    お洒落で下品な話ばかり。最後まで休みなく夢中で読みました。
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