メルキオールの惨劇
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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たまに変態小説を読みたくなる、そんな時に手に取る平山作品。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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本の内容については文句なしの☆5 雇い主から依頼を受け、鄙びた町を訪れた主人公が奇妙な一家の謎に巻き込まれ自らも踏み込んでいくストーリー 突飛に見えて計算し尽くされた展開や不意に差し込まれるエピソードによって引き立つキャラクター性がまさに平山夢明の真骨頂 特に終盤にかけての流れは思わずページを捲る手が止まらなくなるほど見事という他ない では何故☆4なのか? その原因は解説にある 途中までは普通に目を通していたがあろうことか登場人物の性別を間違えていたのだ 作中にもしっかりとそれとわかる表記があるのに解説を頼まれた上でこの有り様では読み込み不足と言わざるを得ない。はっきり言って興ざめである それまでの能書きも一切頭に入らなくなったし、編集段階でのチェックの杜撰さもとかく残念だ 自分が何回も読み返して愛着のある物語ゆえに失望は大きかった。購入予定の方は注意されたし | ||||
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こんなに夢中になれる小説は、 なかなかないです。ほんと。 もっと下品なものを覚悟して、 ページを読み進めたのですが、 意外と上品というか、 ステキで知的な印象でした。 結構初期の本なのですね。 名作としか言えません。 新装版が発売してるので、 ぼくが買ったこれは、 旧タイプになるのかな? このレビューは、 誰の目にも届かない? それもまた儚くていいです。 日本一好きな作家は? と今きかれたら、 平山夢明さんと答えます。 | ||||
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突飛(とっぴ)でおかしな依頼といえばドナルド・E・ウェストレイクの「怪盗ニック」シリーズを思い出し。痛手(いたで)を負(お)った主人公で連想されるのは、ドン・シーゲル監督クリント・イーストウッド主演の映画『白い肌の異常な夜』。また子供との交流といえばロス・マクドナルドの「地中の男」か、体を切り裂かれながらも話す少女のキャラクターとかのホラー的趣向(しゅこう)も面白く。さらには、W・W・ジェイコブズの「猿の手」、サービス過剰(かじょう)ともいえる内容の中に流れる詩情(しじょう)と幻想が巧(うま)い具合に溶(と)け合わさった奇妙な味わいの作品。 | ||||
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ある仕事のために寂れた町を訪れた男。そこには白痴の兄と聡明な弟、美しい母の3人家族がいて…。 唯一無二の作風を持つ著者の、ハードボイルド・ブラック・ファンタジーとでも言うべき佳作長編。ぶっ飛んだイカれた世界なのに、ユーモアがあり、どこか美しく、うっすら感動的ですらあります(笑)。 個人的に平山夢明は好きな作家です。万人におすすめできる作家ではありませんが、才能のない凡百の作家が書く退屈な小説にうんざりしている人で、ハードボイルド小説が好きな人(大丈夫な人)であれば、試しに読んでみるとよいと思います。新しい世界が開けるかも。 ※ちなみに、「比喩表現の多用が合わない」「登場人物の台詞回しが合わない」という人は、そもそもハードボイルドの文体がダメな人でしょう。本書には手を出さないのが無難です。 | ||||
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最近この作家を知りはまってます ダイナーなんかよりダイナー以外の方が好み ファンになりました | ||||
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