(短編集)
八月のくず 平山夢明短編集
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面白くない 昔はすごかった | ||||
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各章での「理不尽さ」、「暴力性」は健在ながらも一冊を通してポップさも感じる作品になっています。 とはいえ語り口の軽妙さだけに注目せずに登場人物の行動を考えると、どの登場人物にも環境や偶然といった暴力で翻弄されるシーンがあります。 それこそが平山夢明というような隠し味は変わっていません。 次の作品で両面が炸裂するのを期待しています。 | ||||
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平山夢明は麻薬。ハマらない人にはとことん嫌悪を。ハマる人には快楽を。臓器引きずりめった刺しする怪物が「恐怖」じゃない。その怪物をも愛し食する人間が「恐怖」。平山夢明はその人間を見せてくれるからハマる。 『8月のくず』はソフトな方。読みやすい。 自分の嫌悪感を試したいのら是非初級編から! | ||||
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十篇入り短編集。底辺と言うのも生ぬるい地獄の住民たちがのたうち、踊り狂う。 表題作は平山流ホラー。怖いのだが、情景を想像すると可笑しくもある。 「いつか聴こえなくなる唄」は珍しい宇宙SFだが、嫌な味わいは健在だ。 「餌江。は怪談」「あるグレートマザーの告白」は最底辺の家族がテーマだ。グレートマザーは一種の年代記になっている。絶えてほしい家系って、あるんだな。 「幻画の女」は極道、「箸魔」はサイコ殺人鬼を追う警察の話だ。どちらも他の作家なら問題作だが、本書のラインナップに混じると平凡に思える。 「祈り」娘を失った妻の行動が、徐々に狂気を帯びてくる。さりげに後味がいい。 「ふじみのちょんぼ」地下格闘で無敵の男には、ある秘密があった。一種のメルヘンなんだろうか。 「≒0.04%」何が?と突っ込みたくなる。アンティーク絡みのホラーだ。 「裏キオクストック発、最終便」この世は仮想空間だ。平山流マトリックスか。 暴走ぶりが、いかにも作者らしくて好きだ。 濃密な平山成分が詰まった作品集だった。外れがほとんどない。SF・ホラー・警察・童話など他のジャンル小説の体裁を借りた作品が多い。でも、何を書いても平山は平山なので、ご安心ください(笑)。 | ||||
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前作の『あむんぜん』は、何だかなぁという感じだったから、今回も不安だったけど、平山夢明節が帰って来たと思えるような小説だった。 | ||||
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