(短編集)

独白するユニバーサル横メルカトル



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初公開日(参考)2006年08月
分類

短編集

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独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)

2009年01月08日 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)

タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日本推理作家協会賞を受賞した表題作。学校でいじめられ、家庭では義父の暴力に晒される少女が、絶望の果てに連続殺人鬼に救いを求める「無垢の祈り」。限りなく残酷でいて、静謐な美しさを湛える、ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集。 (「BOOK」データベースより)




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独白するユニバーサル横メルカトルの総合評価:7.06/10点レビュー 126件。Cランク


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全11件 1~11 1/1ページ
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

独白するユニバーサル横メルカトルの感想

あらゆる表現を駆使し嫌悪感を呼び覚まそうとしています。読者を選ぶ作品ですのでお気をつけ下さい。
グロテスクもカニバリズムも、ここまで来ると嫌悪通り越して滑稽さすら感じてしまいました。
作品の根底にある哲学的思想は響くものがありましたが、如何にせん生理的嫌悪感>心理的嫌悪であるため、せっかくのラストを迎え深い思索を入りぞわり感を悦しむことができず、残念な想いをいたしました。
それが作者の狙いかもしれませんが…。

はつえ
L7BVQMDY
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

独白するユニバーサル横メルカトルの感想


 推理作家協会賞短編部を受賞した表題作他、残酷で痛々しく、鬼畜で耽美な短編集。
どの作品も生々しいグロテスクな表現と不快で不安定な世界観、そして想像の斜め上を行くようなオチが光る。 さながら猟奇的な世にも奇妙な物語といった感じで、タモリさんに結末を皮肉ってもらいたいものである。

りーり
9EDFH0HC
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(8pt)

独白するユニバーサル横メルカトルの感想

長年の積読本であったが、このミス30周年 キング・オブ・キングス第10位にランクされたんで、重い腰を上げて読んで見る事に。予想通りのグロさと、ミステリーとは分類しないで欲しい内容に当初は苦しんだ。しかし読了後感じたのは、各篇とも皮肉なオチが多いのに、単純にハッピーエンドともバッドエンドとも言えない所は凄いな、と言う事。不快なだけでは終わらないが、救いがある訳でも無い。恐らくグロや鬼畜系の皮を剥ぐと、割とストレートで単純なプロットなので、それが読み易くて受け入れ易い理由かな、と思う。その装飾と文章が天才的。

なおひろ
R1UV05YV
No.8:
(5pt)

独白するユニバーサル横メルカトルの感想

普段ホラー小説を読まないので比較対象がないのだが、背筋にゾワゾワと寒気を覚えるようなホラーではないように思う。

どの話もあまり頭に残らなかったのが残念。

テルテル
9638XNHX
No.7:
(6pt)

ゲテモノでしたが真剣に読んでしまいました

江戸川乱歩の短編を源流にもつような作風に感じました。「ニコチンと少年」が最も不気味でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.6:
(7pt)

独白するユニバーサル横メルカトルの感想

どれも味のある平山ワールド満載のSFやホラーを収録した短編集!お気に入りは「Ωの聖餐」、「オペラントの肖像」、「卵男」。

ジャム
RXFFIEA1
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

独白するユニバーサル横メルカトルの感想

この本のすべての話がどれも異形であり圧倒された。中でもオペラントの肖像は格別によかった。
表題作もネタは良かったけどミステリではなかったので、なぜ日本推理作家協会賞をとれたのか疑問である。
ほどよくグロく満足できた。

chess
I0EWM141
No.4:
(3pt)

独白するユニバーサル横メルカトルの感想

他に類を見ない程にグロテスクな作品群でした。
こういったジャンルが好きな人には堪らないでしょうが、そうでない人にとっては陰惨な気分になるだけです。
「すさまじき熱帯」の原住民の言葉はツボですけど。

判子
9NSL6FZ2
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

めちゃくちゃだけど、それが何か?

そう言われた気がします。
決して万人受けする作品ではありませんが(というかこんなテイストが万人受けしたら困る)それを書ききった作者は高く評価されるべきです。
個人的には、表題作「独白する~」が最高に素晴らしい作品だったと思います。ただ、やはり自分には合わない作品もありましたので、このような評価になりました。

アルバトロス
CRRRDTJB
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(8pt)

平山さんを知る切っ掛けになった本

これまた題名がたまらない。短篇集なので読みやすい。他の作品を読んだわけではないが平山入門といったところか。ジャンルも確立されており、その他多くの作品が出ているだけあって粗さがない分非常に読みやすい。フアンであれば物足らなさを感じるような気がするが、十分印象にこびり着いて爪でガリガリ引っ掻いたところで平山印が一向に消えないものとなった。

sashia
WX5QMNDA
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(7pt)

この世界観は凄い・・・

表題の「独白する…」はタイトルが一品。
また、語り部が地図と言うとんでもない設定。

このミス1位かつ推理作家賞を受賞をしておりますが、
ミステリとは違う作品だと思いました。
では何であるか?と言うと答え辛い。
乱歩を読んだ時の感覚を思い出した気もしますが、
もう、こう言うジャンル。と言った独特な雰囲気を楽しみました。

短編集に収録されているその他の作品は、
暴力的でグロく、気持ち悪さと痛さを錯覚してしまう文体が健在。
これは著者の持ち味で強烈な印象です。
その土台の上で摩訶不思議な世界を覗き楽しみました。

どれも強烈な印象ですが、とくに
「Ωの聖餐」「怪物のような顔の女と時計のような頭の男」
この2作は設定から結末まで巧く構成されていて、
個人的にインパクト高で唸りました。

egut
T4OQ1KM0
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