(短編集)
いま、殺りにゆきます
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
いま、殺りにゆきますの総合評価:
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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全1件 1~1 1/1ページ
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独白する…を読んだ後にページ数が少ない短編集をさっと読んでみようと手に取りました。 | ||||
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本作品も相変わらず厭で過激な話しが盛りだくさんです。個人的には『 峠で壊れて、墓石、だんだん少なくなっていく 』がかなり怖かったですね。狂人&異常者たちの共通点が、僕なりに分かりました。平山夢明の作品はある意味、普通人の人生を“ 助けてくれる ”警告音を発している内容だと思います。平山夢明の作品は人生勉強になります。本作品を読み終わった時点で、平山作品を全て読破しました。何回でも読み返したくなる“ 魔の魅力 ”が平山作品にはあると思います。平山作品を未読の人は、是非とも挑戦してみて下さい・・勇気があれば。以上です‥お粗末でした。 | ||||
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実録系短編集で、平山夢明によって、救いやモラルや正気のない奴らの本当にあったかもしれないストーリーが書かれてます。最低な展開と最高に迫力のある文章力で、あの平山節に惹かれる人ならきっと楽しめるのではないでしょうか。 | ||||
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本書の元本は2006年7月に英知出版より出版されたが2007年4月、同社の倒産により絶版。 2007年9月に情報センター出版局から「2」の刊行と共に文庫復刊されたものを読んだ。 (情報センター出版局版は、なぜかamazonに商品ページがないみたいだが・・・) 復刊にあたっての短いあとがきがついている。 今は言わずもがなのことだが、10年後のために記しておくと タイトルは2003年から2004年にかけて大流行した純愛作品「いま、会いにゆきます」のパロディである。 短いときには1ページ、最も長い「みっくちゅじゅうちゅ」でも15ページという超短編が38作もこれでもかと連打される。 これほど短いと飽きる前に読み切ってしまうような勢いであるが、おおむねどれも同じような話である。 ほとんどすべての話がインタビュー風の回想であり、いきなり理由もなく襲われ、たいていの場合「犯人は、まだ捕まっていない。」で終わる。 文体的には簡潔明瞭であるが、淡々としたおぞましさがよく表現されている。 しかしながらどうしても本書を推すことにためらいが生まれるのは、どの話を見ても「精神障害者怖い」という感情がありありだからである。 即物的な死の恐怖、そしてそれを理由もなくもたらす人間がすぐ隣にいるというメッセージ。 本書を読む前と後では、たとえば電車で意味不明な言葉を呟く人(時々いる)と乗り合わせた時に抱く感情は 異なるものになりうる可能性が高いと思う。 もちろん、本書の作者が差別主義者であると言いたいのではない。 作者は純粋に現代社会の恐怖を描写したのだと思う。実際にそれは成功している。 しかし一方で、本書の発するメッセージは社会的排除に加担する、ということもまたかなり明らかであると思う。 ホラーというジャンルそのものに根本的な倫理的問題がある、ということが言いうるかどうか私にはよくわからない。 本書の一編を300倍くらい長くしたら第4回角川ホラー大賞を受賞した貴志祐介「黒い家」(1997)になるであろうし、 映画や漫画にも多くの前例がある。 ラブクラフトの恐怖の背景に人種差別があったことも有名だ。 しかし、ここまで直截な形で精神障害者への恐怖を表現した小説には、私ははじめてお目にかかった。 短いぶん、余計際立って見えるということもあるのだろう。 本ページの感想にも、「自分の身は自分で守らなければと思った」というような コメントが散見される。そのこと自体には、原則的には全く異論は挟まない。しかし・・・ 私は今漫画「デビルマン」の終盤、人間社会を破滅させたTV放送を思い起こしている。 悪魔は人間に化けるのがうまいのです・・・ あなたやあなたの家族を守るために・・・ あなた自身の手で殺すのだ・・・ | ||||
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平山氏の著作を含め実話怪談を好んで読みます。実話恐怖譚は初めてでしたが、ああ、本当に怖いのは幽霊より人間といわれる通り、こういうのもいいなあと思いました。ギリギリ本当にありそうなレベルで。ただ、狂人にアパートの部屋に侵入されて怖い目にあい、その後引っ越しするタイプの話がやけに多かったですね。 | ||||
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これだけの濃密な恐怖実話を収集した著者の腕前はお見事だが、はっきり言って「駄文」。文章の所々に矛盾や話のわかりづらいところかあって、読書に集中できない。著者にはインタビューにだけ専念してもらい、文章は他の人に書いてもらいたい。 | ||||
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