小さな場所
- 食堂 (29)
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過去に寄り添って深く潜ってゆくと、どうやら自分は街を切り離して無頓着で人生を忘却に転落させているようだ。 だがしかし小説家は街と共に生きた自分を掘り起こし人生を物語に昇華させる。過去は過去でしかないと云う言い訳が自分の生き方なら、過去がただ過去に過ぎないのかと問い詰める姿勢が物語を紡ぐと云うことなのだろう。そうして自分の立ち位置を卑下してみて気づくのは、物語の中の物語の井の中の蛙が大海の鯨に問いかけた言葉の答えにあるだろう公平性だ。どんな場所に居ようと、どんな生き方をしようと人生は人生なのだから…。 | ||||
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日本人ではないがやたらと日本に詳しい少年は、それって向こうでは普通なのか、この作者は何者?などと思いながら読んだ。 いくつかの小さな物語で構成されているが、いずれもこの少年と少年の住むタトゥーの街が背景になっている。 台湾の多民族や移民を背景にした小話が興味深く、少年の成長を見守りながら読みました。 | ||||
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台湾の小さな裏路地に生きる、酸いも甘いも知り尽くした大人の中で育った男子目線で書かれた小説。 大好きな台湾を、観光客目線ではなく知っていくためにも、こういう小説をもっともっと読みたいと思った。 台湾華語を学びながらでは追いつかないので、どんどん日本語訳して出版してほしいものだ。 | ||||
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少年の目で活写した台湾の商店街の物語。ありがちな構成ですが、タトゥー業者、タピオカミルクティー屋、神様の捜索を命じられたチンピラ、野良犬を呼び寄せる探偵、ラッパーの原住民部族教師など、日本人では書けない登場人物だらけ。長編もいいけど、こんなのも書けるんだ。最後の一編には作中作と友人宅で誰も知らない老婆が死んだミステリーまで盛り込まれている。サービス満点で読んで損なし。括弧書きの文字が小さいのだけがちょっとつらかった。 | ||||
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西門町の一角、紋身街の日常を主人公の子供の目線で綴っています。リアルな現実と対照的な幻想が交錯しながら主人公の「小さな場所」への思いが語られていきます。 | ||||
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