我らが少女A



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
我らが少女A
(違う表紙に投票したい場合もこちらから)

オスダメ平均点

7.00pt (10max) / 1件

5.50pt (10max) / 4件

Amazon平均点

4.10pt ( 5max) / 48件

楽天平均点

3.98pt ( 5max) / 69件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

60.00pt

52.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2019年07月
分類

長編小説

閲覧回数3,425回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数5

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

我らが少女A

2019年07月20日 我らが少女A

待望の合田雄一郎シリーズ、 7年ぶりの最新作! 池袋のアパートで交際相手に撲殺された女性。犯人の男は、彼女が12年前の未解決事件〈野川老女殺し〉に関わ っていたと供述、警察は騒然となる。当時の捜査責任者、合田の脳裏に蘇る長身でショートカットの美少女。 「あの“少女A"が本ボシなら、自分たちは一体どこで何を見落としていたのか」。合田は再び関係者らを訪ね、 閉ざされた記憶を辿る。武蔵野の空の下、日常の中で静かに狂ってゆく人々。無数の記憶の断片から浮かび上が る、ある少女の生の軌跡。眩まばゆく、儚はかないその光の中に、人びとが最後に求めた〈真実〉とは。ありの ままの生を描き切った感動巨編!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

我らが少女Aの総合評価:8.18/10点レビュー 49件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

不定形の不安が漂う、未解決事件の物語

2017年から一年間、毎日新聞に連載された長編ミステリー。7年ぶりの合田雄一郎シリーズ作品である。
現場を離れ警察大学の教授になっていた合田雄一郎は、12年前に捜査指揮をとり未解決のまま終わった元美術教師の老女殺害事件について、コールドケース担当部署から問い合わせを受ける。池袋で同棲相手に殺された28歳の女性が、老女殺害事件現場から拾ってきた絵の具を持っていたとの情報が入ったのだという。さらに、その女性は事件当時、美術教師が開いていた絵画教室に通っており、合田たち捜査陣が調べた関係者の一人だったのだ。未解決のまま心に残っていた事件が再び脚光を浴びたとき、合田はやり残していた宿題と直面することになる。
老女殺害事件の真犯人は誰か? 28歳の女性が犯人なら動機は何なのか? ストーリーの本筋は犯人探しだが、事件の背景や動機を解明していくのが捜査側だけでなく、事件関係者たちの記憶の振り返り、思い出しにも頼っているため、オーソドックスな警察小説ではない。むしろ、当時高校生だった少女とその友人関係、それぞれの親や家庭環境にまつわるエピソードが重要な役割りを果たす、社会派のヒューマンドラマの色が濃い作品である。事件の謎が解明されてすっきりするというより、漠然とした不全感が最後まで残る、時代の不安を反映したような作品と言える。
合田雄一郎ファンにはもちろん、近年の難解な高村薫に付いていけなかったオールドファンにも安心してオススメする。

iisan
927253Y1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.48:
(5pt)

発送が非常に早かった。

発送が早く商品も非常にきれいでよかったです。
我らが少女AAmazon書評・レビュー:我らが少女Aより
4620108421
No.47:
(5pt)

12年を隔てた2つの事件が繋ぐ、様々な人間模様

2019年9月刊。超久しぶりにこの人の小説を読んだ。何しろ私はSNSアカウントのプロフ欄にも「❤開高健、平野啓一郎、高村薫、ピエール・ルメートル」と記すくらいこの人の作品が好きなんだが、かなりのご無沙汰であった。これは毎日新聞に2017年8月から1年間連載されたもの。
さすがの髙村ワールド‼であった。この1週間どっぷり浸った。ここでは、あの合田刑事はなんと警察大学校の教授に出世?している。そして、ある女性(少女A)が同居人男性に殺害される事件と、その12年前の絵画教室教師の老女殺害?事件の繋がり~その二つの世界を紐解いていく中で浮かび上がってくる様々な登場人物のリアルと内に秘め続けてきた思い。彼女の硬質で重厚な文体、始終くすんだような心象風景に包まれる独特の「警察捜査の世界」~この人の小説を味わう醍醐味でもあるが、久しぶりにこういう重厚な作品を読むと、それがいかに「読む者にもエネルギーを要求するか」を実感する。まあ、それだけ私が加齢によって「読書体力」が落ちているとも言えるが。なので「読了感」もまたひとしおであった。そしてストーリー云々とは関係なく、この読後感はちょっと「レディ・ジョーカー」を読んだ時に近いものがある。あれも「ある少女」がキーになる小説だ。一方、モンストだのポケモンだのゲーム関連の描写がふんだんに出てくるのは私にはサッパリ分からない。髙村薫さん、ゲーム好きなんか?ちなみに作中の若者たちが叫ぶ?歌う?ブルーハーツの♬~リンダリンダ~♬は私も好きだ~(*^^*)
我らが少女AAmazon書評・レビュー:我らが少女Aより
4620108421
No.46:
(5pt)

宙返り女とおそ松くんの想い出

故・上田朱美(宙返り女)のことをもっと知りたい、という(友人たち、家族たちと同じ)気持ちで、彼女の身近にいた「記録者」浅田忍(おそ松くん)の脳内回路に気持ちよく振り回されながら一気に最後まで読んでしまいました。懐かしさと寂しさと。
我らが少女AAmazon書評・レビュー:我らが少女Aより
4620108421
No.45:
(1pt)

高村薫はどこへ

これが女王様の作品か?

読んている途中で疑問符か付き、無理して最後まで読んだ。

執拗に出てくるドラクエは何の伏線だったの?

レディジョーカーを再読して中和しよう。
我らが少女AAmazon書評・レビュー:我らが少女Aより
4620108421
No.44:
(4pt)

よかった

読み応えのある物語です。時間をおいてまた読むことになるでしょう。これだけの物語を書ける作家はなかなかいませんから。一人一人の人物像がリアルに浮き上がり、物語の結末が気になってしょうがないスピード感も秀逸。決してハッピーエンドではないが、心に長く残る余韻は心地よいといってもいいと思います。
我らが少女AAmazon書評・レビュー:我らが少女Aより
4620108421



その他、Amazon書評・レビューが 48件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク