晴子情歌
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(上・下巻通してのレビューです) 母・晴子から息子・彰之への長い手紙と、彰之の青春彷徨的な漁船員生活が交互に語られ、親子三代にわたる家族とゆかりの人々が現れては過ぎ去っていく津軽年代記。波瀾万丈の人生を乗り切ってきた晴子の芯の強さ。息子は少しマザコン気味かも。古い人々の記憶をたどるような懐かしさを感じます。 | ||||
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高村薫作品の信奉者として手に取るも、挫折。しばらくして再度試みるも諦めていたところ、今は亡き旧友から背中を押されて三度目の挑戦。一気に物語世界に没入した。置かれた境遇にあがらうことなく飄々と全てを受け入れて、生を全うする晴子の見事な生き様。究極の理想のかたち。 | ||||
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きれいな商品をお送りいただきました。ありがとうございました。 | ||||
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無事に届いております。ありがとうございました。 | ||||
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「晴子情話」高村薫をやっと読了した。 上下2巻に1ヵ月半もかかったことになる。 何しろ、最近読んでいたミステリーなどのテンポの速い物語とは全く異なって、いつになっても物語が動き出さない。 母から来た昔を回想する何十通もの息子に宛てた手紙と、東大を出て漁船の作業員となった息子の現在が、交互に延々とただ描かれいく。 過剰なまでの描写、そしてそこにこめられているらしい過剰なまでの観念。 高村薫という作家はよくドストエフスキーにも譬えられるけれども、確かに学生時代に読んだドストエフスキーの遅々として進まない物語への苛立ちとには、何かしら共通のものを感じた。 途中で辟易としながら、何度も投げ出そうと思いつつ、ある時点からはそれにも慣れて、物語の中へと入っていけるたのは、ちょっと意外でもあった。 作家がこの小説で何を描きたかったか、というような問いは無意味だが、ぼくが感じている何か陰鬱な読後感もまた、作家が伝えたかった何かには含まれているだろうとは思う。 この次には「新リヤ王」上下2巻が続くのだが、すぐにそちらに行こうかどうかは大いに悩ましい。 | ||||
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