神の火
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まどろっこしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読中、この人は一体何者?という思いが頭を覆っていた。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高村薫さんの渾身の作品、原発技術者が日本海・ふるさとの浜に建設された原発を襲う〜すごく勉強になりました。神の火は、魂を昇華する象徴だった、読む前は、原発の事かと。最後辺は、時間をかけてゆっくり日にちをかけて、咀嚼しながら〜。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
凡人の私には原発襲撃の意図するところが理解できない。 主人公の行動描写が、特に終盤において相当細かく続き、投げ出そうと思ったがなんとかこらえた。 結果、無駄に時間を費やしてしまった。 なお、送られてきた「本」はボロボロだった。このレベルでも商品になるのかと感心した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ウォッカを呑み始めたのはこの小説のラーメンにウォッカの件だった。 今でもラーメン屋でウォッカ頼めるかなー とか、思ってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品の世界がとても好きで、音海の断崖へ何度も行っている。 音海に行くと、なぜ舞台が此処でなければならなかったのかが何となく分かる。 ついでに大阪、京都へも足を伸ばすのだがビルや小路、商店街の幾つかは小説の頃とは少しずつ変わっていってしまっている。あれからだいぶ経つからな。高村薫の愛するごった煮の雑然さがだんだんと失われていくのかな。 一方断崖や遊歩道や小さい港はそう変わらない風景のままだ。取り残されたように佇んでいる(いた)。 コロナ明けにはまた舞鶴を訪れたい。のんびり日本海フェリーで海から行こうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
確か「黄金を抱いて翔べ」にも電力会社が出て来た。「わが手に拳銃を」の方だったか。そしてこの「神の火」も。それは大阪梅田である。大阪八百八橋と言われた大阪市、とりわけ北区辺り。作者はこの辺りに凄く詳しい。しかし大阪駅は出て来ないし、丸ビルや紀伊国屋書店も出て来ない。阪急京都線とおぼしき線は出るのだが。いわゆる阪急ファイブや若者の繁華街は出て来ないのだ。しかし肥後橋や西梅田方面、そして酔客やポン引きが歩く界隈は出て来る。うどんよりアルコールか。 その様に私にも馴染みが深い場所が相当濃く描かれる自分にとっての良さがある一方で、この電力会社に数作品に渡って執着する髙村さんのこだわりは何だろうとも思う。別に朝日や毎日新聞でも良かろう。気になるのは私の伯父がその電力会社に勤めたからだ。しかも原発でかつて会社が謝る事態になった際、世が世ならその伯父が会社の代表として世間の前で頭を下げたかもしれない立場でもあったので気になるのだ。本作品はまさにそのど真ん中の事例です。 伯父も物理学の人として高度な学びをノーベル賞を取る人がずらりと並ぶ学舎で受けたので、僅かながらこの作品に関わるのです。本人は本当は日立に入りたかった人だったが。精緻な研究をする髙村さんなのでそんな業界もよく分かるのでしょうね。原子力とは何か。どんな危険を孕むのか。そのリスクを承知で会社と日本政府は「何となく日本人にアナウンスして」合意の元に日常生活の中に組み込んでいる。 髙村さんのこの電力会社に掛ける気持ちの本筋は何だろうか。身内がかの会社にいるから警戒しているのではない。その行間から感じるものを読み取りたいが何となくぼんやりしている。やくざはさておき、ロシアも出て来るが電力開発に於いてはそのロシアも相当未来のその世界の覇権競争の主でもある。髙村さんの行間が読み切れないが…いつか何かでそれが知りたくなる。尤も髙村作品はサスペンスの陰にある、この行間に最も楽しめるものがある性質を持つと思う。それこそが髙村節になっているとも思う。梅田の匂いと共に。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 53件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|