ピエロがいる街
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 | 2021年10月15日 ピエロがいる街 (講談社文庫) 兜市の秘書課に勤務する比南子は困っていた。「会いに行ける市長」宍戸は、時間が空いていればどんな来客でも応対する。財政難で議会の大荒れが予想される中、市民は市長に会いにくる。 就職活動中の立花稜が駅前で悩んでいると、顔に白粉を塗り、口紅を塗ったピエロに話しかけられ、市民を助ける活動を手伝うことに。兜市が抱える難題に直面する市長とピエロ。 ピエロの正体が判明したとき、物語は鮮やかに反転する!(「BOOK」データベースより) |
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| 途中まではすごく面白かったのに最後が残念。 ずっと引っ張ってきた市長の正体に関するトリックが「字面」だけとは。 これでは映像化とか絶対に無理だし。 あとキャンプ場から子どもたちを救う所も必然性がない。 明日の朝まで待てば台風が過ぎ去るのは予報を見てれば分かるのに、 あれではせっかく安全な所にいる子ども達をわざわざ危険な目に遭わせてるだけです | ||||
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| 読み始めが最後のドンデン返しに気づかせない技なのでしょうか。 見事に良い意味でだまされました。一人で読んでいて思わず 「えーー！」と言ってしまうほどビックリ。 引き込まれるように読み、涙して楽しい一冊です。 | ||||
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| 最後のどんでん返しが面白かったです。テンポが良いので一気に読むことができます。 | ||||
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| ミステリー仕立てのノベルですが・・・先が読める内容です。 犯人が分かってしまうと、そういうパターン、ありますよね？という感じ。 文章が素直なので、読みやすいのですが、もう少し色を付けてばかした方が個人的には良かったと思います。 | ||||
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| 夜な夜な現れ人々の悩みを解決していくピエロ、市の財政を立て直そうとする市長、就職できない大学生、左遷された新聞記者、など、さまざまな人々の動きの中で、殺人事件が起き、その調査が進んでいきます。 ピエロの正体については、筋金入りのミステリファンなら予測がつくかもしれません。 しかし、確実に一定数の読者に驚きをもたらすことでしょう。ちなみに私にはわかりませんでした。 そして、ピエロの正体が明かされる場面の演出がすばらしいのです。 私はポロポロと泣いてしまいました。 読み終わって、心が温かくなるミステリーです。 | ||||
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