デッド・オア・アライヴ
- ホテル (42)
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7人の江戸川乱歩賞受賞作家が描く、帝国ホテルで起こる生死を描いた短編集。 様々な作家の話が一気に読めるのはよいが、正直好き嫌いが分かれた。個人的には薬丸岳の「不惑」と横関大の「クイズ&ドリーム」が好きだった。 「不惑」は少年Aにより人生を狂わされた男が婚約者の復讐を行う話。薬丸岳の著者に登場する夏目刑事のやさしい眼差しが好きだった。「本当に大切にするべき想いが見つかるまで、いくらでももがき苦しんで迷い続けたっていいだろう。悩んで考え続けることを迷わない」。夏目刑事の言葉は不惑というタイトルにふさわしいと思った。 「クイズ&ドリーム」は突然、知らない男に捕まりクイズ合戦を行う話。奇抜な展開はおもしろくて読後感もよかった。 | ||||
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なかなか面白い企画のアンソロジーである。薬丸岳、竹吉優輔、高野史緒、横関大、遠藤武文、翔田寛、鏑木蓮の7人の江戸川乱歩賞作家が、『2013年9月7日正午。主要人物が帝国ホテルにいる短編ミステリー。テーマはデッド・オア・アライブ、生死の危機』という制約の中で競作したアンソロジー。 薬丸岳の『不惑』は、人気シリーズの『刑事のまなざし』の夏目刑事を主人公にしたもの。制約ある中で、見事に自身の作風を貫いた短編。 竹吉優輔は昨年、『襲名犯』で江戸川乱歩賞を受賞した新鋭の作家。『イーストウッドは助けにこない』という一風変わったタイトルで、ピカレスク風のミステリー短編を描いてみせる。文章とストーリーには勢いを感じる。 高野史緒は江戸川乱歩賞受賞作の『カラマーゾフの妹』を彷彿とさせるような歴史短編ミステリー『悪魔的暗示』を描いている。ふと、『ゴルゴ13』の出生の秘密に迫る作品を思い出した。 横関大は初読みの作家。『クイズ&ドリーム』はこのアンソロジーの中では異風の短編だろう。掟破りではあるが、なかなか面白いと思った。 遠藤武文は『平和への祈り』。これも、少し変わった短編であるが、スッキリしない作品だった。 翔田寛の『墓石の呼ぶ声』は渋くまとまった、もっともミステリーを感じた作品。 鏑木蓮の『水の泡 〜死を受けいれるまで〜』はサスペンスフルな短編。鏑木蓮の作品はハード系とソフト系があるのだが、この短編はハード系で、非常に面白い。 | ||||
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新進気鋭の作家の方々の競作。デザートの盛り合わせのように楽しく味あわせていただきました。 | ||||
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薬丸岳さんの小説が好きなので図書館で借りて読んでみました。短編ですが夏目刑事が出ているので夏目シリーズが好きな方は必見です!! | ||||
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