罪の因果性
- 地下アイドル (14)
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仕事で昼休みに何気に受けた電話から物語が始まり 時系列で過去に戻り さまざまな要因から自分がいつの間にか 犯罪に巻き込まれるという推理力を掻き立てられる面白い犯罪小説 | ||||
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ストーカーが市役所に電話して相手の住所を突き止め、それがきっかけで地下アイドルが殺害されたストーカー殺人事件かと思いきや、三年後、アイドルおたくの男が事件を再検証するため、関係者を呼び出して驚くべき検証結果を話し始める。 たんなるストーカー殺人かと思いきや、2011年、2017年、2020年といくつかの年代で物語が展開されて、様々な因果が明らかになっていく展開に引き込まれた。 殺害された地下アイドルの馬場ひとみ、市役所やマスコミの視線が気になって辞職に追い込まれた倉多、そして殺人の容疑で逮捕された野上。 事件を追い続けた星谷の執念の調査で、事件当時は解明されなかった事実が次々と判明していく展開が楽しくて一気に読んだ。 ネタばれになるので書かないが、小さな因子の積み重ねが招いた悲劇だと思う。 | ||||
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地下アイドルの刺殺事件をめぐり、アイドル本人、アイドルのファンの男、市役所職員、刑事、犯人として逮捕された男の視点から事件の周辺を描き、最後に真犯人がわかるという仕掛けになっている。犯人の動機と犯罪の仕掛けそのものはちょっとつくりもの感があるけど、気にならなかった。それぞれの視点からの描写が的確かつ丁寧で、事件が重層的に描かれ、また、それぞれの人物に共感できるので、引き込まれて読んだ。 | ||||
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内容は貫井徳郎の乱反射に近いものがありますが、著者は非常に文才のある方なので似たような内容でも読み進めるのは苦ではありません。 真犯人の登場時間が少なすぎたり、殺害されてしまった地下ドルの女の子が不憫すぎて気分が落ちたりもしますが。。。 それでもやっぱり物語のテーマが確立しているのと、先に述べた表現力の賜物で有意義な読書時間を過ごす事が出来ました。 | ||||
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