あわのまにまに



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初公開日(参考)2023年02月
分類

長編小説

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あわのまにまに

2023年02月22日 あわのまにまに

どれだけの秘密が、この家族には眠っているんだろう―― 「好きな人とずっといっしょにいるために」、あのとき、あの人は何をした? 2029年から1979年まで10年刻みでさかのぼりながら明かされる、ある家族たちをとりまく真実。 あの時代、確かにそうやって、わたしたちは生きていた。 隠されていた「わたしたちの秘密」を理解したとき、あなたは平常心でいられるか。 『余命一年、男をかう』で第28回島清恋愛文学賞を受賞した著者が放つ、生き方、愛、家族をめぐる、「ふつう」を揺らがせる逆クロニクル・サスペンス。(「BOOK」データベースより)




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あわのまにまにの総合評価:8.00/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(5pt)

何回も繰り返し読みたい作品

順を追って最後まで読んでいきました。
登場人物みんなのことを少し知れた今、もう一度最初から読み直したいし、後ろから一章ずつ逆順に読んでいきたい。
たぶん、最初読んだ時と違った見方が生まれる気がします。
2回目、3回目と色んな読み方をしてくうちに、もっとここで描かれてるみんなの事を理解したり、心を寄り添わせられたらいいなと思う

全部全部明言してしまったら野暮に思えるような事を、作者の方が書ききってしまわない(けど、あっこれってそういう事か。。と察する)書き方が私は好きでした。
人の心の機微をここまで丁寧にすくい取ることが出来て、かつそれを表現する技術や観察眼を持ってる吉川さんはすごいなぁと単純に思いました。
5章のラスト。。。自分がもし美幸だったらどうしただろう

時代ごとの人物の言葉遣いやものの例え、社会の空気感の描き方も上手というか、本当にこの時代ってこうだったと思いながら読みました。
こういう反応をこの時代だったらしたよなぁとか、この表現大昔の漫画で見た、こういう言葉この頃使ってたらしいよねと。。。時代の描き方が秀逸です。

読めば読むほど味わいが出てくるような。。という気がします。もしかしたら、自分も10年後これをまた読んだら今とはまた違った感じ方をするかも。
この作品と出会えてよかったです。
あわのまにまにAmazon書評・レビュー:あわのまにまにより
4041121566
No.2:
(3pt)

構成は面白いが…

一章ごとに10年遡って語られる家族の物語。語り部も章ごとに変わるので分かりにくくて、自分で家系図書いてしまった。手法は面白いし、謎解きの楽しさもある。いくつか印象に残る台詞もある。けれど、内容はライトノベルかな。
あわのまにまにAmazon書評・レビュー:あわのまにまにより
4041121566
No.1:
(4pt)

珠玉の言葉も見つかるはず

私が吉川トリコさんを知ったのは、ラジオの朗読の番組。「芳野がくる」という作品を聴いていて、ストレートに物語が染み込んできたことをまだ憶えています。さっそく問い合わせてみて、短篇集『C級フルーツパフェ』に収められていると知り、文庫を購入し、自分でも声を出して読んでみたのでした。
この作品もスラスラ読めます。
第一章に登場人物の説明があり、時を遡って第六章まで進むあいだに、何度かこの説明を見返したりしましたが。
第一章の語り手のおばあちゃんが、第六章の語り手。ちょうど家系図を十年刻みで辿っていく仕掛けでした。
ストーリーは言えませんが、五十年という時間が動くのですから、登場人物の死も描かれています。その中に、こんな台詞がありました。
「大事な人が死ぬのって、体の一部をもぎとられるみたいにつらいことだけど、自分の中に神さまが増えるみたいな、そういうことでもあるのかなって思うんだ」
最終ページを閉じる前に、きっと珠玉の言葉をもっと見つけられるでしょう。
ある秘密に、どこで気がついても、最後までドキドキさせてくれるはずです。
あわのまにまにAmazon書評・レビュー:あわのまにまにより
4041121566



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