光の庭



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    初公開日(参考)2016年02月
    分類

    長編小説

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    光の庭

    2016年02月18日 光の庭

    地方に暮らす仲良し五人組は高校卒業と同時にそれぞれの道を歩んだ。大学受験に失敗し、ぶらぶらしながら孤独を感じていた三千花。大学卒業後にライターとなるが挫折して地元に帰ってきた志津。短大を出て母の言いなりで市役所に勤務した麻里奈。奔放な美人で社長と結婚した後も不倫の日々をブログに綴る理恵。20歳でできちゃった結婚をし、三人の子供を育てながらネット中毒となった法子。成人式の数日後、三千花が少年グループに拉致され、バラバラ死体で発見される。16年後、志津は「三千花に何が起こったのか」をテーマにルポを書こうと、口を閉ざしていた友人たちに取材する。そこには女たちの深い闇と絶望が渦巻いていた…。(「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (5pt)

    いい☆

    母が読みたいからと注文しました。
    配送がスムーズで早くに読むことができたようで大変喜んでいました☆
    光の庭Amazon書評・レビュー:光の庭より
    4334910777
    No.2:
    (5pt)

    高校の仲良し5人組の女性たちに何があったのか

    軽い気持ちで読み始めた『光の庭』(吉川トリコ著、光文社)の世界に、たちまちのめり込んでしまいました。

    地方の高校の仲良し5人組の志津、三千花、麻里奈、理恵、法子は、卒業と同時に各々の道を歩んでいきます。18年後の彼女たちは、それぞれに変貌を遂げています。東京の私大卒業後、ライターになったものの、挫折して地元に戻ってきた志津。短大を出て、母の勧めるままに地元の市役所で働いている麻里奈。県内の大学を卒業して社長夫人に収まりながら、匿名で不倫の日々をブログに綴る理恵。20歳でできちゃった結婚し、今や3児の母でありながら、ネット中毒に陥っている法子。

    5人のうち、三千花は18年後を迎えることができませんでした。成人式の数日後、少年グループに暴行された三千花がバラバラ死体で発見されたからです。

    志津は、「三千花に何が起こったのか」をテーマにしたルポルタージュを書こうと、口を閉ざしていた麻里奈、理恵、法子に取材を敢行します。その結果、明らかになっていく彼女たちを巡る深い闇とは・・・。

    彼女たちの高校時代はポケベルとカセット・テープの時代でした。そして、18年後の現在はSNS全盛時代です。この変遷が物語の背景として生かされています。

    麻里奈の志津に対する言葉。「どうして私に会いに来たの?」。

    「突き詰めて考えるのは恐ろしいことだったが、逃れようもなくわかっていることが一つだけあった。三千花が死んだのは女だからだ」。

    志津のiPhone、法子のスマホ、麻里奈のFacebookの画面。「大石三千花さんから友達リクエストが届いています」。

    「私たちはそれぞれのやり方で16年を生きのびた」。

    「『大石三千花』からイベントの招待状が届いたのはその翌日だった」。

    「やはりこれは、開けてはならないパンドラの箱だったのだ」。

    久しぶりに、本当に面白い小説に出会うことができ、得した気分です。
    光の庭Amazon書評・レビュー:光の庭より
    4334910777
    No.1:
    (3pt)

    ホラーと割り切ったほうが……

    女たちのグロテスクな内面を、これでもか、これでもかと、えぐりだした新種のホラー小説、として読み進んでいきました。

    東京でライターをしていたが、たいした芽も出ず、都落ちして、故郷へ帰ってきた志津。
    高校時代、つるんでいた仲間のうち、ひとりは、男たちに凌辱され、殺されていた。
    彼女のことを調べて、本にするべく、旧友たちとコンタクトをとるが……。
    旧友たちは、みな、不幸にさいなまれていた。
    セレブと結婚し、一番幸せなはずの理恵さえも、例外ではない。
    かつての、仲間のきずなは消え、みな、グロテスクでおぞましい自我をぶつけてくる。

    おぞけをふるうような前半のホラー的な雰囲気が、クライマックスのどんでん返しから、がらりと変化します。
    そして、最後は、とってつけたような、未来志向の明るい結末となります。
    うーん、なんでこうしたんだろう。
    どんでん返しの内容なんて、本の初めのほうで、出してしまえばいいのに。
    そうして、女たちの内面を、もっともっと戯画化して、えげつなく描けばよかったのに。
    もしそうしていたら、「そこそこの出来のミステリー」ではなく、「新種のホラーの佳作」という評価が得られたんじゃないか。
    そんな気がします。

    吉川トリコのファン以外には、ちとお勧めしにくい作品でした。
    光の庭Amazon書評・レビュー:光の庭より
    4334910777



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