謀殺のチェス・ゲーム



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初公開日(参考)1976年11月
分類

長編小説

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謀殺のチェス・ゲーム (ハルキ文庫)

1999年05月01日 謀殺のチェス・ゲーム (ハルキ文庫)

両親を失った少年が復讐のために、日本最大の暴力団の組長を狙撃し逃走したことで、全国的なやくざ戦争が始まった。時を同じくして、新戦略専門家・宗像一佐は、レーダーから消えた、最先端の科学を結集した対潜哨戒機の調査を命じられ、事件の背後に、元同僚のゲーム理論家の影を見ていた。暴力団から逃げる少年と元同僚を追う男が交錯するところに見たものとは果たして…長篇本格アクションの金字塔。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

謀殺のチェス・ゲームの総合評価:7.11/10点レビュー 9件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

謀殺のチェス・ゲームの感想

昭和51年に発表された当時の近未来小説。アジアから米軍が撤退し、日本は日米安保条約の見直しと、中国、ソ連との安保条約締結を模索していると言う情勢。そんな中、日本で開発された新兵器がいきなり消息を絶つ。二人の天才が頭脳戦を繰り広げ、チェスの駒の様に人を動かし消えた兵器を奪い合う、と言うのがタイトルにもなっております。もちろん不確定要素がドンドン入り込んで来るので、それに次々手を打っていく頭脳戦の面白さも有るんですが、実際読んで行くと、自らの肉体を駆使して戦う二人の方が魅力的に感じましたね。後半の展開は微妙。

なおひろ
R1UV05YV
No.1:
(2pt)

んー、、、

なぜこの本を手に取ったかというと、
ドラマのライアーゲームを見ていて、あんな頭脳戦を小説で読んでみたいと思い、
ふと立ち寄った書店で裏表紙を読んだら頭脳戦と書いてあったので購入しました。
正直タイトル負けしています。
チェスの要素が私には見出せませんでした。
最後の20ページくらいは面白かったですが、そこにたどり着くまでがしんどかったです。

マビノギオン
ETOPY8N1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(1pt)

つまらなかった

「自衛隊所属、新戦略専門家」を主軸に据え、「最新鋭機の強奪を阻止する」と言う内容。
表題の「謀略のチェス・ゲーム」だが、もっと「知能戦」を主軸にした小説と思っていた。
ところが、中身を読み進めるうち、「ヤっちゃんを襲撃した少年」のプロローグから、「恋人との逃避行」に始まり、何ら作戦を立案できない新戦略専門家。
「チンケな敵」「お粗末なスナイパー」「ヤクザとの抗争」のあけくれが展開されるばかりで、「知的好奇心を満足」させてくれる作品ではない。
ステレオタイプの「バイオレンスもの」でしかなかった。
購入したので、一応最後まで読み通したが、はっきり言って駄作である‥。
はっきりと言おう。800円返して。
謀殺のチェス・ゲーム (ノン・ノベル 52)Amazon書評・レビュー:謀殺のチェス・ゲーム (ノン・ノベル 52)より
4396200528
No.6:
(5pt)

これは…

買った覚えが無いんだよなぁ…
現物も見た覚えが無いんだよなぁ…
当然、読んだ覚えも無いんだよなぁ…
他のものは、昔買ったものでも朧気に覚えてたりするんだけど、これだけは記憶にないんだよなぁ…
謀殺のチェス・ゲーム (角川文庫 緑 446-10)Amazon書評・レビュー:謀殺のチェス・ゲーム (角川文庫 緑 446-10)より
4041446104
No.5:
(5pt)

意外と面白いです

ゲーム理論を絡めた内容になっており、ゲーム理論を学んでいる学生には面白いかもしれません。
謀殺のチェス・ゲーム (角川文庫 緑 446-10)Amazon書評・レビュー:謀殺のチェス・ゲーム (角川文庫 緑 446-10)より
4041446104
No.4:
(5pt)

小説巧者の山田正紀らしいエンタメ作

デビュー作「神狩り」の印象が鮮烈なSF作家山田正紀だが、SF的アイディアの新奇さより、小説作りのうまさが一番の特長と思う。そもそもSFではない本作がその典型で、ヤクザに追われる若いカップルのエピソードを、軍事アクションと組み合わせたのが巧み。本来無関係なカップルが、軍事機密と関わって翻弄されるのだが、最終的には命を救われる形になってハッピーエンド。逆に殺しのプロみたいな男達が命を落とす羽目になるのが、皮肉だった。それも含めて、アクションもさることながら、人間同士の関係が良く描かれていて、とても読みごたえがあった。
 いかにも小説巧者の山田正紀らしいエンタメ作として高く評価したい。
謀殺のチェス・ゲーム (角川文庫 緑 446-10)Amazon書評・レビュー:謀殺のチェス・ゲーム (角川文庫 緑 446-10)より
4041446104
No.3:
(4pt)

人間の命すらもチェスの駒のように扱う男たちの頭脳戦

自衛隊に所属しながらも、軍人というよりは学者のように見える新戦略専門家(ネオストラテジスト)。全てのことを徹底的に分析し、最良の方法を見つけ出す専門家たちに、突然レーダーから消えた、トップシークレットに属する最先端の技術を結集した対潜哨戒機を探索するという密命が下る。新戦略専門家チームのリーダー宗像一佐はソビエトの謀略も考え緊張するが、そこに彼らを心良く思わない自衛隊隊員の暗躍、さらには北海道でおきたヤクザの組長狙撃に端を発する日本全国のヤクザの抗争も複雑に絡み合ってきて・・・。息をつぐ間もないという言葉がぴったりのアクション小説です。
時には人間の命さえもチェスの駒のように扱う新戦略専門家のリーダー宗像、その冷静さと優秀さを強調するためかことさら非情に冷徹に書かれているため、時には不快感も覚えますが、宗像と、彼に対抗する新戦略専門家くずれの男 藤野、先を読んで事に対処しようとする二人の頭脳戦にはとても興奮させられました。
山田正紀の描く、エンターテインメントに徹したおもしろ小説。おすすめの一作です。
謀殺のチェス・ゲーム (角川文庫 緑 446-10)Amazon書評・レビュー:謀殺のチェス・ゲーム (角川文庫 緑 446-10)より
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