(短編集)
まっすぐ進め
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主人公とヒロインが付き合いはじめてから、ヒロインの秘密がわかるまでのお話。短編集です。 恋愛ものですが、日々のちょっとした謎を主人公が鋭く推理していきます。 日常から突然の推理に少し違和感を感じないでもありませんでしたが、予想していたよりもずっと面白かったです。 | ||||
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以下の短編で構成されている連作短編集。 ふたつの時計 ワイン合戦 いるべき場所 晴れた日の傘 まっすぐ進め 20代後半の4人の会話が中心となってストーリーが進んでいく。各短編はその都度完結するが、時間の流れに沿った形で話が繋がって行くので、続けて読んで行くとより一層楽しめる。 ミステリーというより、頭でっかちな恋愛小説という感じ。この作者の他の小説と同様に、些細な事象から勝手な推理を進めて行く主人公は、好き嫌いが分かれるだろう。 この小説では、最後の推理にかなりの違和感があった。推理の内容もそうだが、そこで推理し始めるのか〜とツッコミたくなった。確かにそれまでの4編と同様に推理して完結しないといけないんだろうけど、連作の最終話としては、普通の恋愛小説としてしっとり終わらせても良かったのではないかと、個人的には思った。その点で読後感がイマイチとなり、星4つの評価。 なお、巻末の解説がユニークで一見の価値あり。 | ||||
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日常推理物と言うのでしょうか。自分でも日常目にした謎の言動を推理してみたりして。恋愛小説としてはちょっと出来過ぎだけど。悪くない。 | ||||
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石持先生の作品は、ファンタジー設定の作品が好きな者です。ミステリーも多少読んでますが・・・ 『日常の謎』という言葉に魅かれて購入。 この方の文体は、自分にとってはとても読みやすいので、サクサク読めました。 ただ、今作には引っかかることが何点かありました。 何と言うか・・・確かに『日常の謎』なんですが、日常にそんなこととか、あんなこととかあるのかなぁ、と言うのが一つ。 それから、その謎解きが、他の方のレビューでも挙げられているように、こじつけっぽい。作者の方は、それこそ作品の『神』なわけですから、答えが分かっていて書いています。でも作家さんたちは、そこを「分かって書いてるんじゃないですよ」という体裁を整えるものだと思います。この作品は、その体裁の整え方が拙い。謎解きの主役・川端さんの推理は、申し訳ないけれど『人間の考え方』を逸脱・・・超えてしまっている。だからすごく違和感を覚えました。 あと一つ。言ってしまえば、これが『日常の謎』を解くということなのかもしれませんが、答えが用意されていません。全て川端さんの推理・仮説を述べただけで終わってしまいます。根拠は列挙されますが、前述したとおり非常にこじつけっぽい。だから「じゃあ、ホントの答えはどうなの!?」と、イラッとしました。自分の中では、これが一番引っかかりました。私は、殺人とか、人がひどく痛めつけられる・精神的に追いつめられる、といった話が苦手で、その手のミステリーは余程のことが無いと読めませんが、これなら殺人ミステリーを読んだ方が読後はスッキリするのではないかと思います。 このお話は、川端さんが恋人の高野秋さんを救済する恋愛ストーリーとして読めば、納得できます。二人が恋人になるまでの話や、最後に高野さんの心の澱を取り除くところなど、とても素晴らしいと感じました(謎解きのところは置いといて)。人が人に魅かれる描写は、世に反乱している軽いノリの恋愛小説に見習ってほしいなー、などと不遜にも思ってしまいました。 今度は、ミステリー・謎解きなしで、本格的な恋愛小説を書いていただきたいです。 | ||||
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まず、この作者の他の作品を読んだことは無いです。 恋愛ミステリーといううたい文句につられて購入しました。 ミステリーとして読んで… "不思議な状況"が解けて「なるほど!」と納得するというよりは 「いや、もっと他にいい方法ありそうなもんだけどな…。パっとは思い浮かばないけどさ…。」 と、思うほど、他の方が指摘されているように"こじつけ感"が強い印象です。 謎が解けても何か腑に落ちない気持ちになってしまう作品でした。 恋愛小説として読んで… これは至極個人的な好みの問題ですが、主人公の男性がどうもミステリー脳過ぎるというか、 神のような存在過ぎて、感情移入のカケラも出来なかったので、自分にはイマイチでした。 今度この著者の、他のきちんとしたミステリーを読んでみたいと思えました。 | ||||
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